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日航機墜落事故(27年8月12日)

 悲惨な出来事ではあったが、何かあるたびに「自粛」していては、日本中ビョーキになる

 30年前の今日、日航ジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落し、520名もが亡くなった(4名は大けがで救助)。私の37歳の誕生日であった。もっとも墜落時刻は、12日の18時56分だから、実際に私がニュースで聞いたのは、翌13日の朝である。通勤途中の自家用車の中で、つぎつぎと名前が読み上げられる。なにかあったな、と思ったらやはり大事故であった。

 事故の原因は、尾底部を滑走路にぶつけて中破したときの修理ミスにあったとされる。機体後部圧力隔壁が破壊されて高速の空気が流出、圧力隔壁の後ろにあった集中油圧制御装置と補助エンジンを破壊し、さらに垂直尾翼のボックスビームを破壊した。そのために垂直尾翼構造のほとんどが失われ、舵面制御用の油圧も失われた結果、制御不能になってしまったのである。

 墜落から約20分後に、アメリカ空軍のC-130輸送機が墜落現場を発見し、アメリカ陸軍救難ヘリを現場へ誘導したが、日本側の要請により救助開始寸前に中止を命じられたという。そのとき墜落直後には、かなりの数の乗客が生存しており、翌朝捜索隊が到着する14時間の間につぎつぎ息を引き取ったという証言もある。救難ヘリが救助を行っていれば、あと数名は助かったかもしれないというのは、後知恵であろうか。
 (ひねくれた見方をしなければ)墜落事故は全員死亡が常識なので、2重遭難を防ごうとしたのだと思う。

 このような悲惨な事故があった日なので、8月12日の誕生日を素直に祝うわけにはいかない(最初からうれしくないが)。3月11日が誕生日の人は、もっと大変である。
      天国への花 H27.8.3     稲荷例大祭参加 H27.3.29撮影

 それでも、「自粛」のやりすぎは大きな問題である。
 たとえば昨日の、川内原発の再稼働について、「東北大震災があった、11日という月命日に再稼働するのはけしからん」という人がいた。また、8月9日の「何もない日におめでとう」というディズニーのメッセージは、「長崎が原爆投下された日なのになんということか」と大勢の顰蹙を買っている。
 これに、偉人や共通の知人、さらに親戚縁者の命日まで出せばきりがない。いくらでもイチャモンはつけられる。

 だから、このような特定の日だからといって「自粛」ばかりしていたら、毎日が「自粛日」になってしまう。いつもなにがしか、特別な日である。こんなことばかり気にするから、世の中うつ病とニートばかりになる。
 ケチをつけられたくないのなら、毎日お祓いをすればいい。日本にはそのために神棚がある。
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