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ジャガイモ掘り(27年7月11日)

 人間の飽くなき欲望と、社会主義と自由経済との効率性の違いを、まざまざと見せつけられてしまった

 久しぶりの「農作業」。今日は「宝永を愛する会」で借りている坂井市の農場で、人海戦術でのジャガイモ堀りを行った。60歳から80歳までの高齢者が約20人。8時半から13時半までの5時間。炎天下での作業はさすがにつらい。よく誰も熱中症で倒れなかったものと思う。

 もっとも、一所懸命作業している人など一人もいない。人生の年季が入っているだけに、それぞれ自分の体調は心得ている。そうでなかったら、伊達にここまで生きてはいない。

 スコップで掘り起こしたジャガイモを、土を払って並べる。昨日までの長雨で土が湿っており、白く腐敗したイモが続々出てくる。青く変色したものも多く、3割ぐらいは使い物にならない。
 そのあと、拾い集めて袋詰め。腰をかがめたり、集荷場まで運ぶのが苦労である。その後、これまでの出席率に応じて分配する。私は、5キロ入りの袋を5個、25キロ貰った。5時間の「重労働」の成果である。

 のんびり芋ほり H27.7.11 最後のひと堀り H27.7.11  20人の半日労働の収穫 H27.7.11

 ところで、 
 午後1時過ぎになって、畑にはまだ取り残したイモが点々と残っていた。これを始末するには、あと1~2時間はかかる。真夏の暑さと疲労とで、皆うんざりしていた。

 ところが、その後15分もしないうちに、きれいに片付いてしまった。畑の中には何も残っていない。
 なぜか。
 
 取り残したイモは、集めた人が自由に持って帰っていいことにしたからである。あちこちに散らばっているため、とても集めきれないだろうと思っていたイモが、どんどん片付いていく。私はそんな元気はなかったし、その作業を行った人は全体の2割もいない。恐るべきパワーアップである。なかには、全体の分配分以上に採取した人もいた。
 人間の飽くなき欲望と、社会主義と自由経済との効率性の違いを、まざまざと見せつけられてしまった。まさか、あの腐ったイモまで・・・。
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