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いじめによる自殺(27年7月10日)

 さっそく担任バッシングが始まったように、世の中にいじめは絶対に無くならない

 岩手県矢巾町で、13歳の中学生がいじめによる自殺を図った。痛ましい事件である。担任との連絡ノートには、『同級生にいじめを受けている』などと書かれており、悩んでいたという。

 その連絡ノートの担任のコメントが、あまりにひどいと問題になっている。死亡前、「もう死にたい」「死ぬ場所も決めている」との内容をノートに書き込んでいたのに、2重丸を付けたり、「研修楽しみましょうね」など、木で鼻を括る頓珍漢な返答をしたことが、マスコミに流れてしまったからである。教師という、恵まれた職業に対するやっかみもあるに違いない。
 たしかにこの担任教師は、ひたすら面倒から逃げるという姿勢が見え見えであった。学校の対応にも問題があったと思う。

 しかし、いくら担任を責めても、そんなものは後知恵ではないか。この担任の立場になって、「適切」な対応のできる人が、世の中にどれだけいることか。いじめ相手に手を出し、逆切れされる場合もある。連絡ノートにこのようなことを書いても、自殺までいくのはほんの一部である。あえて言えば彼女は、無能で教師という職業に適していないだけである。いま一番苦しんでいるのは、(世間のいじめに遭っている)この担任ではないか。
 
 そうはいっても、このような悲惨なことは無くす必要がある。根本は小さいときから、いじめに負けないだけの、打たれ強い人に育てることである。いつもこのような事件が起こるたび、加害者や担任、学校ばかりに目を向け、いじめに負けない人をつくることが、疎かになっている。
 さっそく担任バッシングが始まったように、世の中にいじめは絶対に無くならない。

 そしていま一番恐れるのは、この事件が報道されたあげく、日本中の連絡ノートに、「死にたい」などと言う書き込みが、いっせいに増えることである。オオカミ少年が増えると、ほんとの「被害者」が救えなくなる。
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