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ギリシャ問題(27年7月6日)

 日本も同じ、まともに働かないで豊かな暮らしのできる世界などない

 EUギリシャが、IMFの2000億円を期限内に返済できず、事実上デフォルト状態となっている。金融支援の条件である緊縮財政を受け入れるかどうかの国民投票では、反対が多数となった。このままではEUの支援が止まる。

 EUは約20ヶ国で、ユーロという共通通貨を使用している。同一通貨を使用することによって、企業は為替の変動が避けられるし、消費者はユーロ圏内なら同じ通貨で買い物ができる。

 しかし、20ヶ国もが同じ通貨を使用しているということは、必ず落ちこぼれが出る。ドイツやベルギー、オランダなど、生産性の高い国と同じレートで競争しなければならないからである。
 したがって、このような問題は常に起こる。いくら金融支援を行っても、返済できるはずがなく、雪だるまに謝金が増える。定期的にデフォルトが発生する。

 1つの国の中での地域格差の場合、税金の配分でその格差を是正する。だが、国家間ではなかなかそういうわけにはいかない。支給するほうの国民が黙っていない。同じ国民ならともかく、同じ先進国である他国に対して、見返りなしの支援は難しい。

 根本的に解消するには、ギリシャが生産性の高い国になることである。或いは、ユーロ圏から離れ、独自の通貨を発行する。当然その独自通貨はユーロに比べ格段に安いから、ユーロを持っている人はギリシャで買い物をする。

 どちらにしても、ギリシャ国民は今の倍以上働く必要がある。まともに働かないで、豊かな暮らしのできる世界などない。
 これは、日本も同じである。
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