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台風への備え

 これだけ波状攻撃を受けるとなれば、気象兵器である可能性は大きい?

 いよいよ大型台風24号が、本土上陸し、わが地域を直撃する。この地域にも避難準備情報が出ている(どこへ行くのか誰もわからないのだが)。
 とりあえず強風対策である。60年前には、隙間だらけの窓に板を打ちつけた覚えがある。当時は締め切っていても風通しが良いので、風速数十メートルもあったら家の中に風が吹き込む。さすがに今は、わがおんぼろ屋敷でも、サッシ窓で密封している。多少のすきま風くらい何とかなる。

 それでも前回の台風21号でめくれ上がった老朽屋根のブルーシートと、玄関前の貧弱なカーポートが飛ばないよう、「対策」をとった。カーポートは紐で引張り、ブルーシートには水を入れたペットボトルを押えとした。みっともないが、貧乏人の台風対策である。

 カーポートぶっ飛び予防策 H30.9.30   シートめくれ上がり防止策 H30.9.30

 もっともたいていの場合、対策したところ以外で被害が発生する。最善の準備だけして、あとはなにかあったら、その都度解決する。
 台風でもたまにいいことがある。里地・里山の太陽光パネルが吹っ飛んで、景観が回復する。
 
 不気味なのは、24号のすぐ後ろに、25号が全く同じコースで追いかけている。これだけ連続波状攻撃を受けると、気象兵器と考えて不思議ではないかも。
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温暖化と台風

 地球の歴史で、いまの大気割合が持続することは奇跡に近い

 今年はもう来ないと思っていた台風が、また「来日」した。24号である。
 最初は西に向かって進んでおり、日本に影響ないと思っていた。いくら強く願っていても、憲法9条と同じ、それで台風を避けられるはずはない。

 今年は、台風が頻発するような気がする。今回のように、日本列島を総なめするような台風が多い。それこそどこかの国が、台風の進路を操っているように見える。
 この異常気象の原因は、80%以上の確率で「温暖化」といわれている。

            台風24号 H30.9.29

 このことについて安井至氏の考えは、中村教授(先端研)を引用した、
 「近年暑い夏が起こりやすいのは、以前と同じ「亜熱帯ジェット気流」が蛇行して同じだけ気温上昇がもたらされても、温暖化が徐々に進行しつつあるため、気温自体は以前に比べてより高くなる。以前にめったに観測されなかった1時間80mm超の豪雨も、今日では珍しくなくなっており、豪雨被害も深刻化している。これは温暖化によって大気下層の水蒸気量が増えていることに関連している」 ということである。

 じつは揺らぎが大きいため、はっきりした温暖化を示すデータはないという。気象庁のデータも、1875年からでしかないそうだ。もしかしたら、温暖化は幻想なのかもしれない。

 それでも、大気中の2酸化炭素濃度が増えているのは確実である。それに合わせて、酸素が減少する。酸素濃度が1~2%減少すれば、われわれの大部分は窒息する。温暖化よりこの方が恐ろしい。なにしろ地球の歴史の上で、いまの大気割合が持続することは奇跡に近いのである。

サマータイム断念

 欧州が身をもって示してくれた政策の失敗を教訓にしない人はアホである
 
 これまで取りざたされていた、2020年のサマータイム導入が見送られるという。
 まずはめでたい。100害あってスズメの涙ほどの利益しかない制度と格闘しなくて済む。人手不足でてんやわんやしている日本で、こんな制度が導入されたら、それこそ沈没する。 

 EUは現在サマータイムを実行しており、3月の最終日曜に時計を1時間進め、10月にそれを戻しているという。その欧州内でも批判が相次いだため、欧州委員会は廃止を提案した。域内の市民を対象にした調査では、8割が廃止を支持している。時間がずれることによる健康上の問題や、目的とした省エネ効果が得られていないからである。
 せっかくEUが身をもって示してくれた、弊害のあるサマータイムを実行したら、それこそアホである。

              多面仏

 ついでに移民政策も同じである。欧州の移民問題が深刻さを増している。生活文化の異なる異民族との、トラブルや犯罪の多発に悩まされ、欧州各国は移民排除に舵を切っている。なにより国民が、移民を縮小する政党を支持するようになった。
 したがって人手不足に苦しむ日本も、安易に移民に頼るべきではない。欧州各国が自らの犠牲で示してくれた、移民の弊害を無視して移民政策を進めるなら、これもバカとしか言いようがない。

            毒花

 さらに消費税も同じことが言える。20%を超える消費税で、欧州各国はにっちもさっちもいかなくなった。日本も、8%への増税影響がまだ残っている。この時期に増税では打撃が多すぎる。簡単に上げてしまったら、10%では済まない。いずれ15~20%になると思うから、財布のひもが固くなる。
 だが日本のほとんどの政治家は、来年の増税は実施するという。いまのところ避けられそうもない。
 だから10%に上げるなら、これ以上絶対上げないことを確約すべきである。つまり憲法に明記する。それなら2%くらい上げても大丈夫である。そして天下の悪法である軽減税率だけは、絶対にやめて頂きたい。


 最後に、ドイツの再生エネ推進の失敗こそ、教訓にすべきである。いつまでも原発事故のバイアスに憑りつかれていたら、日本の未来はない。

伊方原発再稼働容認

 原発を認めない人は、輸血を断つため子供の命さえ犠牲にする宗教信者と同じ

  「破局的噴火」という、なんともアホな理由で運転を停止していた伊方原発の再稼働が、広島高裁の異議審で認められた。四国電力はこの3号機を10月27日に稼働させるという。きわめて小さな一歩である。日本のエネルギー事情にわずかな明かりが灯った。

 そもそも国が消滅するような破局的噴火なら、原発どころではない。むしろそれまでに国力を蓄え、来るべき大噴火に備える態勢を整えておくのが筋ではないのか。原発を廃止したエネルギーロスの中で、途上国並みの対策しか取れない日本が災害に遭えば、その被害はいっそう甚大になる。

              体指を抱け

 同じく北海道でも、活断層の有無というこじつけで泊原発が停止している。厳冬を迎える北海道で、命の柱となる発電所を封印している。最悪の時期に大停電があれば、半端ではない人が亡くなる。それこそ、福島第一事故の比ではない。
 それなのに、いまだに泊原発再稼働に抵抗する輩が絶えない。福島第一の事故のバイアスがいまだに消えていないからで、現実より自らの安心だけを求めようとしている。

 これらはまさに、輸血を断つためには自分の子供の命さえ犠牲にする、ある宗教信者の行動とまったく同じである。もちろんその背景には、日本を弱体化させようとする隣国のシャープパワーが絡む。
 われわれは、そんな人たちと心中するのはまっぴらである。

新潮45休刊

 これで世の中には、毒にも薬にもならない記事と、安倍政権批判の無責任なオピニオン誌がはびこる。まさにゆで蛙社会である

 とうとう新潮社が昨日、月刊誌「新潮45」の休刊を発表した。この雑誌は、8月号に杉田水脈氏が同性愛者について「生産性がない」と記した寄稿文を掲載、さらに10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した特集を組んで批判を浴びた。これを受けた社長が9月21日に、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」があったと認める声明を出していた。

 闇の勢力によって言論の自由がはく奪された瞬間である。名のある執筆者が、新潮45への投稿を拒否したことが原因といわれるし、かなりの脅迫や恫喝があった可能性もある。中国のシャープパワーが力を発揮するのに、慰安婦・沖縄に取り組む杉田氏の記事とそれに対するバッシングは、格好の材料であった。それだけ工作が日本社会に浸透している。
 そうでなければ、P・C(ポリティカル・コレクトネス)を振りかざすモンスタークレーマーが日本に蔓延している。どちらにしても恐怖社会である。

              骸骨の霊 H30.7.17

 数あるオピニオン月刊誌の中で、私は新潮45をもっとも評価していた。多様な見方の意見を記載しており、一番面白いからである。里見清一医師の医療現場実態や、中国亡命漫画家の中国批判漫画が掲載されていたこともある。それなりに、タブーを排した本音に触れることができた。佐伯啓志氏の巻末論文や、ビートたけしの学者対談も、読みごたえがあった。

 この問題のきっかけである杉田氏の論文も、「日本を不幸にする朝日新聞」という新潮45の8月号特集のひとつである。その特集では、いたずらに甲状腺がん不安を煽るなど、中国べったり朝日新聞への批判記事を掲載していた。そのことが中国の工作機関である朝日新聞と、その信者の琴線に触れたのではないか。

              タヌキの金玉

 もっとも新潮社の本音は、単に売れないから休刊するだけかもしれない。廃刊への道筋である。オピニオン雑誌が減少していく中で、右寄りの雑誌だけが残っていく。必然的に1誌当たりの売り上げは激減する。新潮45ファンの私でさえ、この本を直接購入したことはない。すべて図書館で借りるだけである。
  
 つまりネットに押され、売れ行きの悪い新潮45の廃刊機会を狙っていたのが真相であろう(そうでなければ、誤報や不適切記事を連発する朝日新聞が休・廃刊しないのに、この雑誌が休刊する意味が解らない)。
 それはそれで問題である。TVや新聞、ネットにはない、まとまった記事を読む機会が減少していくからである。だから廃刊の真の原因は、われわれ本を買わない読者にあったのである。

 ただこれで、世の中には毒にも薬にもならない記事と、安倍政権批判の無責任なオピニオン誌がはびこる。日本は、まさにゆで蛙社会である。

LGBT論争続く

 他人のアホバカ呼ばわり記事を連載する新潮45が、こんなことで叩かれるのはおかしい

 新潮6月号の水田氏の記事に対する反論、擁護論がいまだに渦巻いている。きっかけは、水田氏の「LGBTは生産性がない」という、たった一言であった。いっとき続いた杉田バッシングが治まったかと思ったら、10月号で杉田発言を擁護した特集を出したとたん、また燃え上がった。

 5体不満足の乙武氏が杉田発言にブチ切れ、レスビアンをカミングアウトした同志社大の教授は、「彼女を国会議員として当選させている日本の政治、社会の問題なのだと言いたい」と、息巻いている。10月号をめぐっては、新潮社内部でも揉めているらしい。

            巨大ケルン

 しかしどう考えても、これは現代社会の被害者ビジネスである。
 被害者でもないLGBT(というよりその周り)が、傷ついたと大騒ぎしているだけで、いったい、誰にどんな実害があるのか。強いて言えば、杉田氏をバッシングしている人たちに、「自己満足」という利益があるだけである。

 LGBTに生産性がないのは、生物学的に当たり前のことである。だれも生産性がないことを非難していない。いちばん生産性がないのはわれわれ男性である。いくら頑張っても、子供を産むことができない。「生産性」をあげようとして、女性に手を出せばセクハラだと騒がれ、強姦罪は極刑を要求されるようになった。
 
 他人をアホバカ呼ばわりする記事を連載していた新潮45が、この程度のことで叩かれるのは、いかに日本の論壇が偏向しているかという証拠である。

室堂から浄土山登山

 弥陀ヶ原の紅葉にかこまれ成仏したら、それこそ大往生である

 昨日バスツァーで、室堂から浄土山に登った。出発は朝7時過ぎ、しかも寄せ集めなので、室堂に着いたのは11時40分。それから、5時間の自由行動である。よほど健脚なら、雄山から大汝山まで行ける。だが見たところ、90%は70歳以上の高齢者である。せいぜい雄山往復であろう。これなら室堂から往復で3時間ぐらいか。
 
浄土山へ急登 H30.9.23  極楽浄土と、遠くに槍・穂高 H30.9.23

 われわれはもう少し日和って、隣の浄土山に登った。標高2831と、雄山より170Mほど低いし、雄山を正面から眺めることができる。まもなく成仏する身内がいるので、偵察の必要もあった。

浄土山から剣と立山 H30.9.23  浄土山中腹から雄山 H30.9.23

 浄土山頂からは、槍・穂高だけでなく、白山や富士山までがうっすらと見えた、まさに絶好の登山日和である。しかも3連休の中日で、隣の雄山は大混雑であった。ただこの浄土山は比較的登山客も少ない。登りやすく、景観も雄山に引けを取らないのに登山者が少ないのは、そのまま昇天するような山名が影響しているのかもしれない。

一の越から雄山 H30.9.23  みくりが池から立山(左)と浄土山(右) H30.9.23

 9月の23日ともなると、弥陀ヶ原から上は、かなり紅葉が進んでいる。バスの中からは、その眺めを楽しむこともできた。10月のはじめともなると、もっと見事な紅葉が期待できる。これを観ながら、そのまま浄土へ召される人もいるに違いない。それこそ大往生である。

立山登山

 今日は久しぶりの登山。これから、バスツァーで立山室堂まで行って、自由時間5時間がある。条件が良ければ、雄山と浄土山に登りたい。好天を祈ります。

            北陸高速富山付近 剣・立山・薬師が見える

 8月にはいって今までの2カ月間、登山シーズンに関わらず、一度も山に登らなかった。7.8月の猛暑と9月の連続台風で、とても登山どころではなかったからである。廻りに死にかけている人もいる。そのうえ北海道では大地震もあった。
 
 そういえば、白山では入山届をしない登山者に対し、過料5万円を課すことになったらしい。いよいよ白山も、噴火の兆しが出てきたのかもしれない。白山が噴火すれば、立山も危ない。気象庁によると、立山の弥陀ヶ原では2012年以降、火山ガスの噴出や高温域が確認されているという。これで富士山が噴火したら、日本はお手上げである。

 登山の報告は、明日。

AIとくじ引き

 AIなら、くじ引きのおごそかさに加え、究極の合理性が加わる

 毎年の地区総会では、後任の区長を決めることが最高の難題となる。私の区では、地域の10町内の会長が集まり、そのなかから選任する。区長は、1年間無報酬で各町内への連絡や依頼・取りまとめなど、こまごました業務をする。国会議員と異なり、区長なんか誰もなりたくない。

 以前は、あらかじめこれと思う人に打診していたのだが、打診された人につぎつぎ断られたら、どうしようもない。私のように、頼みごとが苦手な人にとって苦痛である。
 そこでこれまでは、全町内長による選挙で、区長を選出していた。だが、半分ほどいる新任の町会長にとっては、だれに投票していいかわからない。これまで何回も区長をして、見知っている人ばかりが再選される。
            だるま

 そこで今年から、区長の選出を「くじ引き」で行った。考えてみればくじ引きは最も合理的である。そもそも町内会長に選出された時点で、各自は最低限の能力を有している。
 くじ引きは、人間の裁量を超えた偶然が作用する。いわば神様の判定である。

 ただ、くじ引きだといい加減と思われ、区長の威厳が無くなる。そこに少し合理性を加える。つまり、すべての判定をAIで行ったらどうか。町内リーダー選出のAIプログラムくらい、すぐできる。
 AIなら、くじ引きのおごそかさに加え、究極の合理性が加わる。
 そしてこれを議員選挙に持ち込んだら面白い。既得権益者の氾濫が起こる。

暴力的指導と飲酒運転

 まもなく自動運転車が普及すると、「飲酒運転」は死語になる

 本ブログではときどき、教育の場での暴力を容認するようなことを書いている。
 誤解しないでいただきたいが、私は何も暴力を賞賛しているわけではない。スポーツや教育指導の場だけでなく、あらゆるところで暴力はないほうがいいし、原則は禁止すべきだと思っている。

 このことは、飲酒運転にも言える。今現在、「飲酒運転」は絶対悪で、厳罰が当然視されている。最近も飲酒運転ひき逃げの疑いで、タレントの吉沢ひとみさんが逮捕され、激しいバッシングに合っている。暴力的指導も飲酒運転にしろ、社会悪であることはたしかである。そのために命を落とす人もいるのはまちがいない。

            飲酒運転撲滅 H27.7.18  技術士研修会資料より

 ただ私は、「絶対禁止」というPC(ポリティカル・コレクトネス)患者に、反発を覚えるだけである。なにごとも絶対はないし、暴力とは何か明らかでないのに、否定も肯定もできない。単に叩いたり摩ったりが暴力なら、それを好む人もいる。それが宗教だろうが、その自由は憲法で保障されている。

 さらに、暴力や飲酒で救われる人も多い。賛否はあるが戸塚ヨットスクールのように、暴力的と思える指導によって人生を取り戻す人がいる。人里離れた無人島では、やむを得ず飲酒運転しなければならない。たまにある飲酒機会を車の運転ごときで奪われたら、何のために生きてきたのかわからない。

 すなわち飲酒によって、人生を破壊する人もいれば、2倍充実した人生を楽しむ人もいる。飲酒事故では、うつ病での自殺者とのバランスをみなければならない。大気汚染で亡くなる人が毎年700万人といってもピンと来ないのと同じ、これも人は目先のこと(放射能という幽霊)に目が眩んでしまうのである。

 それでも世の中には、頑なに暴力は絶対悪と思っている人は多い。そのことも宗教であるし、自分にとって厭なことと悪とを一緒にしている。さらに世の中の不合理は、生物学的には合理的な場合が多い。真相は誰にもわからない。
 もっとも、まもなく自動運転車が普及すると、「飲酒運転」の言葉は死語になるであろう。

地域振興の両輪

 外部から富を注入するものづくりと、内部循環の商業・サービスは、地域経済の両輪である

 中央が壊滅するしないにかかわらず、地方が自立するにはどうしたらよいのか。
 根本は経済の自立である。福井県の経済新戦略の中にも「ローカル経済を維持する小さな企業を応援する」という項目がある。

 経済活動には、G(グローバル)とL(ローカル)がある(冨山和彦氏)。平時においてグローバルの企業がいくら稼いでも、日本経済全体の30%しかない。雇用はさらにすくない。残り7~80%のローカル経済が活性化して、はじめて日本経済は復活する。また経済力のつかない地域は自立できない。つまり地域のチマチマした企業こそ、しっかり生きていく必要がある。

 どうすればいいのか。
 その地域に外部からお金を注入すること、それに地域内でお金が循環することである。お金は、外部(政府)からお入れてもいいが、それに見合った働きをする必要がある。

            女神様の入り口 H30.4.28

 まず、ものづくり企業の振興である。(外部からお金を注入)
 ものづくり企業とは、単に製造業だけでなく、その地域の外部に価値を提供し、外部地域から通貨を獲得する事業すべてをいう。農業や観光業、場合によってはサービス業を含める。
 自動車やパソコンなど地域では作れないものは数多くある。地域の人は、外部から何かの価値を提供してもらって生活している。それには、対価を支払わなければならない。すなわち、外部から価値を提供してもらうためには、それに見合った別の価値を外部に提供し、対価を蓄えておく必要がある。それができなければ、地域として自立しているとは言えない。

 したがって製造業は、地域に恵みをもたらす源泉であった。日本には、いろんな分野で、世界的競争力を持つ中小企業が多数存在している。地域独特の文化や自然に根ざした資源を活用し、ユニークな商品を作り出している企業もある。温泉や海産物資源などを活かした宿泊サービスを提供し、県外観光客を受け入れている企業も存在する。
 これらのものづくり企業は、地元で生み出した価値を外国や他の地域に提供し、そこから金銭的な恵みを受けている。その恵みは、その企業だけでなく、雇用や仕入れ、消費という形で、地域の経済を潤している。

            金は天下の廻りもの H27.9.26

 つぎに、地域商業の振興である。(お金が循環する産業)
 商業は、地域経済における流通機能の担い手であるだけでなく、その地域の生活文化や伝統を育んできた。産業としての機能や地域内での所得循環の役割も担っている。ものづくりを通して外部から流入したお金は、商取引を通じて地域内に満たされる。商店街として形成されれば、観光資源として、地域外からの観光客、通貨の獲得にも役立つ。
 そして、モノやサービスの交換を通して、人々が集まり、助け合い、楽しみ合う地域商業の振興は、まさに地域コミュニティの回復の鍵を握っている。いわば、商業の再生・活性化こそが、地域経済の活性化を体現する。

 
 すなわち、その地域が独立して成り立つためには、ものづくり事業と流通事業を上手くバランスさせなければならない。これが地域経済を成り立たせている。そのために高齢者を含め、働ける人は死ぬまで働く。ジタバタしながらでも、このことができれば政府の財政赤字などまったく問題ない。

総裁選

 最後の10年。死ぬまでにすべての道筋を見極めておきたい

 明日は自民党の総裁選で、次期総理大臣を選ぶ日である。安倍首相と石破氏、どちらでもいいが、そろそろ日本をまともな国にしたい。

 具体的には、
①9条を中心に、抜本的に憲法を変える
 軍隊の維持はもちろん、消費税10%の凍結も明文化する。

②原発推進と核開発
 国の根幹であるエネルギーの1/3は原子力を確保。また対等な外交を行うためには、核武装は不可欠である。

③男系天皇の万世一系


 最低、この3つは確立したい。少なくとも道筋をつくる。
 これができるなら、だれが首相になってもかまわない。私もあと10年足らずで男子の平均寿命を迎える。死ぬまでに、これらすべての道筋を見極めておきたい。方向性がずれていたら死んでも死に切れない。

安室奈美恵引退

 普通の人が引退宣言したら、ますます仕事がなくなり路頭に迷う

 歌手の安室奈美恵が引退したという。まだ41歳である。同じ歌手でも、美空ひばりや三橋美智也、島倉千代子、田端義夫氏のように、死ぬまで歌っていた人もいる。現役でも、72才の五木ひろしや83才の北島三郎氏など、高齢まで歌う人はたくさんいる。

 41歳の若さで引退するのは、ビジネスとして合理的である。やや陰り気味の人気を盛り返し、引退宣言から1年間、観客動員数やDVD売り上げを大幅に伸ばすことができる。現にラストツァーのDVDが110万枚売れ、アルバムが200万枚売れたという。1年足らずで、数十億円単位で売り上げが伸びる。引退ビジネスである(都はるみのように出たり入ったりする人もいるが)。

            たそがれのうば桜 H28.4.09

 すなわち、いくら「国民的人気」の安室奈美恵でも、国民すべてが彼女のファンではなかった。ファンが300万人いたとしても、日本にはまだ12300万人いる。引退宣言することで、安室奈美恵を知らない残り98%の国民に、彼女の存在を植え付けることができる。認知できれば必ず、一定の割合でファンがつき、売上につながる。

 じつは私自身も、昨年紅白の引退表明で騒ぎが大きくなるまで、安室奈美恵を知らなかった。よく似たジャンルの、宇多田ヒカルや浜崎あゆみとの区別がつかない。顔写真を見ても判別できないし、歌もわからない。そんなじじいが、引退騒ぎがあってはじめて、安室奈美恵の存在を認識できたのである。



 そこで私も、これに倣って引退宣言をしようか。1年後にはすべての仕事を辞める。
 それで知名度が上がり、おいしい仕事が入るかどうか。どうも私の場合は、ますます閑古鳥が鳴くような気がする。それに、歌手とは違って印税収入の見込みなどまったくない。路頭に迷うだけである。

敬老の日

 超高齢社会でほんとに「敬老」が必要なのか。大いに疑問である

 今日は敬老の日。当宝永地区の敬老会招待は、75才以上が対象である。ざっと3~4割、1000人以上いる。もちろん、参加するのはせいぜい200人。その他の対象者は、高齢者と思っていないか、衰弱して参加がおぼつかない人である。
 参加しても、なにかいいことあるわけではない。高齢婦人の合唱や幼児の演技など、学芸会レベルの催事で、ふつうなら逃げ出したくなる。それに記念品のタオル1本。
 だから、この敬老会に参加するお年寄りは、まことに貴重な存在である。

 総務省が発表した推計人口によると、現時点で65歳以上の高齢者は3557万人。総人口の28%を占めるという。ちなみに70才以上は20%である。また、65才高齢者のうち女性は2000万人をこえ、高齢者のうち56%を占める。
 超臨界の我が地域では、65才以上は全体の6~7割、2000人を超す。子供の声がほとんど聞こえず、街に活気がない。店舗もどんどん消滅している。

            朝顔 枯れた H25.9.04

 深刻なのは、100才以上がどんどん増えていることである。すでに日本全体で7万人近くいる。
 我が家にも、あと数年で100才に手が届く高齢者がいる(現在98才と6か月)。昨年までは、自分が高齢と思わないので敬老会に参加しなかったが、今年は参加したくてもできなくなってしまった。冬の豪雪と極寒、そして夏の極暑に負け、まともに歩けない。心臓が悪いので、「もうすぐ死ぬ」といい続けて40年。それでもこのまま、100才の大台を超えるような気がする。入院でもすれば、植物になってあと10年は生きる。その時は私も超高齢者。
 超高齢社会では、ほんとに「敬老」が必要なのか。大いに疑問である。

コンテストで犯罪抑止

 正式に認められる仕組みがあれば、下半身露出のようないかがわしい事件は無くなる

 埼玉県の樹木畑で、62才の男が近所の50歳の女性に対し、一物を披露して逮捕された。猥褻物チン列罪である。これまでも下半身を露出する事件が後を絶たず、地元の新聞でもときどき掲載される。「犯人」は、自分のモノによほど自信があるのであろう。私にはとてもできない。

 なぜこんな変態じみた「事件」がつぎつぎ発生するのか。
 ある動物行動学者(竹内氏、正論7月号)によると、チンパンジーのオスは、求愛活動で自分の一物をメスに披露し優劣を判別してもらうのだそうだ。人間様といっても、チンパンジーと遺伝子の差はほとんどない。サルの本能が残っている「偉大な」持ち主は、つい本能に逆らえなかったのである。
 ではどうしたらいいか。

            関門海峡で洗う H25.5.29

 そのことを評価する、正規のシステムをつくるのである。
 どんな人も、なにかしらいいところはある。その長所を賞賛されることで、自信がつき人生が楽しくなる。大声大会しかり、筋肉美コンクール然りである。最近は、美尻コンテストまである。したがってこの際、男子の一物の優越性を判定するコンクールを行ったらどうか。通常時と非常時、それぞれのチャンピオンを決める。オリンピック種目は無理としても、国体あたりで採用できないか(ダメか)。

 何も荒唐無稽な話ではない。伝統的に各地では、男根を敬う行事が堂々と行われていた。いまでも共同浴場では、(心の中で)優劣を競い合っている。もちろん成績優秀者は、普段そのことを披露する必要はない。むしろ見せてはいけない。ボクシングやプロレス選手が、一般人相手にその技を発揮できないのと同じである。

 それでも、正式に認められる仕組みがあれば、下半身露出のようないかがわしい事件は激減する。成績優秀者は評判になり、見せてほしいと頼まれる(私は見たくないが)。拝観料をもらえるなら、無料では見せたくなくなる。それにたいていの人は、コンクール上位者の展示物にひるんで自信を喪失し、非公式の場で披露しようと思わなくなる。

 パワハラ、セクハラいずれも気持ちの問題である。見たい人に喜んでもらえるなら、それをとやかく言う筋合いはない。汚らわしいものとして隠すから、猥褻になるのである。

パワハラ社会

 むかしのことがいくらでも蒸し返されるなら防ぎようがない。恐怖社会の到来である

 重量挙げ協会の三宅会長が、女子選手にパワハラ行為をしていたことが表ざたになった。何でも3年前の出来事を蒸し返したということである。また、福岡の運送会社の元社員は、頭を丸刈りにされるなどした上で、その様子をブログで公開されパワハラを受けたとして、慰謝料を求めている。
 いずれの世界も、つぎつぎとパワハラが表面化してきた。しかも忘れたころに訴えられる。

 これからは、気に入らない人はすべて、パワハラの加害者として祭り上げられる。恐ろしい時代がきた。PC(ポリティカル・コレクトネス)社会が進むと、些細なことや昔のことでもどんどん取り上げられるようになる。

              2つの玉

 さらに、東京都教育委員会は、20年前に勤務していた高校の女子生徒と性的な関係を持ったことで、59歳の男性教諭を懲戒免職処分にしたという。今年2月に、件の「女子生徒」から当時を振り返る電話があったことから、男性教諭がビビッて校長に相談したらしい。

 これもどう見ても、昔の女子生徒が、かっての出来事をネタに強請ろうとしたとしか思えない。20年も前のことで、懲戒免職になるのなら、すべての教員は、戦々恐々としているに違いない。むかし「解決済み」だったことが、いくらでも蒸し返されるとしたら、こんな怖いことはない。まさに恐怖社会の到来である。

大阪逃亡犯

 これからあと半世紀、逃亡生活を続けていけたら英雄になる

 大阪の富田林暑から樋田淳也容疑者が逃走して、1か月ほど経過した。これから容疑者はなにをしようとしているのか。普通に考えれば、あれだけ面が割れた状態で、狭い日本にいつまでも隠れていけるはずはない。また名前を隠して潜んでいても、そんな生活が楽しいとはとても思えない。

 逆に刑務所に入りたがる人もいる。不況になって働き口が無くなると、わざと窃盗して逮捕される。生活保護申請できないのか、面倒臭いのかわからないが、刑務所生活の方がいいらしい。3食昼寝付きで、病気になったら医者にかかれるし、最後も看取ってもらえる。老い先短い高齢者に多い。

            雪隠詰め H30.6.16

 しかし樋田容疑者はまだ若い。若い人にとっては、いくら逃げ回っていても、娑婆のほうが刑務所よりいいのだろう。入ったことがないのでよくわからないが、刑務所で毎日、単調な決まりきった生活しかできないのは地獄である。私は毎月1~2回、横断歩道での交通整理を行う。その単調な1時間は、責め苦である。とても1日は耐えられない。

 もっとも容疑者が、これから何十年も逃げ回れるとは思えない。海外脱出して一旗揚げても、だいたいばれる。半世紀も逃亡生活を続けていけたら、大したものである。そのころは娑婆にも飽きる。80才になれば、自ら窃盗で逮捕され堂々と刑務所に入る。そこまでいったら英雄になるであろう。

台風・ハリケーンと総裁選

 もし石破氏が総裁選に勝ったら、それこそ戦後最大の台風である

 北半球では、2つの強烈な台風・ハリケーンが沿岸国を襲おうとしている。太平洋では、905hPaで最大風速55Mの台風22号が、15日にはフィリピンに達する。一方の大西洋ではカテゴリー5の巨大ハリケーンが、アメリカ東海岸を襲おうとしている。台風22号の最大風速もすごいが、ハリケーンは61Mを超えるという。どちらも上陸したら、ただでは済まない。

 これらは90%以上の確率で、温暖化ガスによる異常気象である。EUを除いて、火力発電への抵抗が無くなった世界では、これから自然災害は極大化する。100年に一度の洪水は、5年に一度くらいに激増した。まもなく毎年、最高記録を更新する台風が発生する。

              いた象

 ただ日本に限っては、今年はもう台風の気配はない。
 その代わり、トップマネジメントを競う戦いが始まった。
自民党の総裁選である。本来なら、国を2分する戦いである。それなのに、安倍首相は余裕でロシアを訪問し、石破氏だけが地方行脚を続けている。

 石破氏は大阪市の街頭演説で、「総裁選は党員だけのものではない。外交、社会保障をどうするか、今ほど国民に訴えねばならない時はないが、私と安倍さんが一緒に演説する機会はほとんどない。」と述べたという。(9.12YAHOO毎日ニュースより)
 どう見ても負け犬の遠吠えである。あらゆる情報によると、もう勝負はついている。

 もし、石破氏が総裁選に勝ったら、それこそ戦後最大の台風である。その可能性がないわけではない。それに人の命、一寸先は闇である。

初めての2割診療

 治療費合計が、支払った保険料を超えないようにしたい

 2001年の9.11テロから17年経った。当時私は、勤めていた会社を辞め、コンサルタント独立したばかりであった。もちろんまともな収入などない。TVで放映されるツインタワービルの衝撃映像を繰り返し見て、自分の人生がどうなるか不安に思っていた。またその後しばらく、高層ビルと航空機を見るたび、テロに遭うのではないかと、気が気でなかった。

 それでも当時まだ52才。あと10~15年働けるだけのエネルギーと健康は有していた。ほとんど病院に行くこともなかった。

 それがいつのまにか、70才になった。健康保険の受給者負担分が2割になる。2割になっても、できるだけ使わないつもりである。これまでも、40代で受けた蓄膿と盲腸手術以外、治療費が支払った保険料を超えたことはない。これからもできるだけ病院のお世話にはなりたくない。

            いま墓の中に H30.6.04

 残念ながら、そううまくはいかなかった。
 持病の蕁麻疹が治らないので、また皮膚科でオロバタジンをもらうことにした。最近、一粒で4~5日持つようになったが、薬が切れるとヤバイ。痛いのも辛いが、痒いのを我慢するのも限度がある。

 患者のほとんどいない皮膚科で、診察時間30秒。それでも診察料710円払った。スタッフ3人いるので、患者1日10人なら厳しい経営かもしれない。客がいなくて待ち時間が少ないのは、患者にとってはありがたいが、いつ無くなるか心配である。
 隣の薬局でも730円払った。合わせて1440円だから、診療代と薬価代合わせて7200円。まだまだ支払った保険料には届かない。

銀行経営

 融資先がないなら、自ら融資先を作るのが銀行ビジネスの王道である

 銀行経営が窮地に立たされているという。今年の3月期決算では、銀行全体の6割以上49社が減益か赤字となった。最終損益合計は前期比8.4%減の9824億円と、2年連続のマイナスであった。来年3月期も52社が減益を見込んでいる。

 預金金利に1~2%上乗せして貸し出し、利ザヤで儲けるというビジネスモデルが成り立たなくなってきたからである。何しろ企業の内部留保が400兆円を超え、借りてくれる企業が少なくなった。日銀の大規模金融緩和による低金利の影響もあるが、預金金利が低いので貸出金利との差はむかしと大きく違うわけではない。

 これから景気が後退すれば不良債権が増えるし、逆に景気拡大が続けば企業の内部留保が増す。だから銀行不況は構造的となった。簡単には回復しない。裏技を使わない限り、すべての銀行が生き残ることは難しい。

 したがって、これからは銀行の人材が溢れてくる。日経によると、転職相談をしている行員が数千人、転職サイトに登録している銀行員は19%増と、他の業種に対して明らかに多い。現在、全国の銀行の職員数は約30万人、その他の金融機関を含めたらその倍はある。したがって、おそらく10万人単位での余剰人員を抱えている。

              ゾンビ

 ではこれから、銀行はどうしたらいいのか。
 銀行などどうなってもいいが、そこには「優秀な」人たちが大勢いる。日本の活力を増すためには彼らを活用しない手はない。むしろ経済全体にとっては、チャンスである。
 銀行自身はどう考えているのか。今月共同通信が行った地銀66社へのアンケートでは、8割が「コンサル力強化」を収益拡大策としている。すなわち銀行は、融資する顧客を待つ姿勢から、顧客のビジネスモデルを提供する事業への転換をはかるのだという。

 だがそれでは弱いし信用できない。銀行のコンサルでは、企業でなく銀行のためのコンサルになる可能性が高い。つまり銀行は、企業の内部留保を失わせ、刹那的投機目的の借金体質に変貌させるコンサルをしかねない。バブルの再来である。


 そこでこの際踏み込んで、銀行員がそのビジネスモデルを直接手掛けてしまったらどうか。その舞台は腐るほどある。後継者不足で困っている事業所を買い取るのである。そのときは、これまでの出向とか余剰人員のはけ口でなく、いちばん優秀な人材を送る。優秀な人材を、銀行のような「虚業」に貼り付けておくのは国家的損失である。

 これまでの銀行ビジネスは、安全な優良企業や住宅ローンに傾注しがちであった。その手の顧客ほど利ザヤは薄い。高利の融資先がなくては行き詰る。それなら、その融資する顧客を自ら創造するのである(ドラッカー)。融資先を作るというビジネスモデルをつくるのは、何のことはない、銀行の王道に戻るだけである。
 政府が借金するより、企業が投資のために借金する方が、はるかに活力ある社会が生まれる。

人命よりも反原発

 人命を蔑にして反原発を声高に叫ぶ放射脳信者を放置するわけにはいかない

 6日未明の地震で、北海道295万世帯で起きた大停電から、半日で1/3、2日後にはほぼ復旧したという。東電社員だった竹内純子氏の著書を読むと、電力会社の社員は電力の安定供給に、本能といってもいいほど力を注いでいる。電力が供給できなければ、そのまま国民の命にかかわることを、肌で感じているからである。

 それでもいま北海道は、ピークの需要に発電能力が追い付かず、ぎりぎりの綱渡りが続いている。使っていなかった旧式の火力発電機を引っ張り出し、無理やり稼働させている。もちろん旧型火力発電機は効率が悪く、遠慮なく大気汚染物質や温室効果ガスをまき散らしている。これで、数千人単位で死者が増える
 またこの状態で、少しでも供給異常が発生すると、今度は長期の大停電となる。厳寒の北海道では、不便だけでは済まない。これはなにも北海道電力だけでなく、日本全体の問題である。

              悪霊の憑いた放射脳患者のお祓い

 この大きな要因は、(前回指摘しなかったが)北海道で最大の電源である泊原発(207万kW)が停止しているからである。10万年前の活断層のことで揉めており、人命軽視の規制委が再稼働を許可しないからだ。だから、もともと電力供給は綱渡りだった。これでつま先立ちの薄皮一枚になる。
 人の命を思うなら、四の五の言わず早急に、泊原発を稼働すべきである(長々とできない理由を書いた記事もあった。日本はこのように、屁理屈をこねる小頭のいい人が多いから沈没するのである)。

 そもそもこれまで、原発運転の歴史のなかで、地震だけで致命的な損傷に至った例は皆無である。大規模施設だから、何もないはずないが、肝心の原子炉圧力容器や格納容器は、びくともしない。もしあったとしても、人命に影響を及ぼすほどの放射能物質が漏れるとはとても思えない。福島第一事故のときでさえ、直接放射線で亡くなった人はいない。
 そして今回の地震で、泊原発の問題点が明らかになり、さらに大事故発生の可能性は小さくなった


 それでも執拗に原発の再稼働に反対する輩は多い。マスコミ内の工作員はもちろんのこと、いくら宗教の自由は保障されているとはいえ、人命を疎かにする「反原発教」の放射脳信者をこのまま放置しておくわけにはいかない。今回の大停電で、そのことがいっそう明白になった。

廃業の増大は悪か

 起業した人が廃業するのはカーボンニュートラルのようなもの

 昨日、中小企業診断士協会の資格更新研修に参加した。
 じつは昨晩、長岡のとある温泉で、かって所属していた山岳会のOB会があった。お世話になった方もいるので、ぜひ参加したかった。みな高齢なのでたぶんこれが最後かもしれない。会の活動も終焉である。残念だが、研修終了時刻から間に合いそうもないので欠席した。
 4~5年前には、最後のつもりで駆け付けた。あの時は研修の方をずらした。

              飲むイヌ

 ところで、研修の中身も高齢化と事業承継がテーマであった。日本では、60才以上高齢の経営者のうち40%は、後継者がいないか、廃業を予定している。しかも廃業を検討している企業のうち60%が黒字である。これらの企業は、必ず無形の資産を持っており、それを潰してしまうのは惜しい。このような涎の出そうな企業は、それなりの人が引き継ぐ仕組みが必要である。



 しかし、個別の内容はすべて異なる。
 黒字の企業でも、たまたまアベノミクスが当たっただけで、そのビジネスモデルが普遍的かどうかは怪しい。パチンコ出玉がある程度溜まったところで、潮時を探しているようなものである。欲にかけて、もうひと頑張りすると、スッポンポンになりかねない。

 また、日本社会は本格的な少子化を迎え、構造的な人手不足がはじまっている。サービスを受けるだけの高齢者が増えるあと30年、この状態は変わらない。廃業した会社から流れた人材を活用することができれば、むしろ廃業の増大はチャンスである。むしろ人口減少時代にあって、いま開業率が廃業率を上回っているのが異常である。2016年度は2%も多かった。もしかしたら、最後のあだ花か。

 さらに、私のような個人事業主は、仕事の内容が属人そのものなので、代表者が辞めたら事業もストップする。一匹狼の士業や機械設計者などには、このような事業所が多い。これらを承継するのは、クローンをつくってもできない。
 個人事業主に限らず、起業した人が廃業するのは仕方がない。カーボンならぬ事業ニュートラルと思えばいい。また廃業しても、何らかの仕事は続けるべきである。

サマータイム

 サマータイムは百害あってスズメの涙ほどの利益しかない

 政府は、東京五輪・パラリンピックの猛暑対策として、サマータイム制度の導入について検討を行っている。
 サマータイムは、経産省によると、つぎのように説明されている。
 「昼の明るい時間が長い期間(例えば4月~10月)、全国の時刻を標準時より1時間進める制度。起床・就寝、労働時間はこれまでどおりで、明るい夕方の時間が1時間増え、その時間を有効に活用できる。夕方の照明や朝の冷房用電力等が節約される。」

 すなわち、サマータイムのメリットは、①経済活性化、②余暇の充実、③照明の節約である。朝早く活動して、夕方以降の余暇時間が増えれば、多少の経済効果はあるかもしれない。もちろん、オリンピックで酷暑の時間をさけようという狙いもある。
 だがこれらは、ただ時間をずらすだけで解決できる。
 すなわち、サマータイムのメリットと言っても、納得できるものはひとつもない。

             湯布院
 
 サマータイムはデメリットの方が多い。
 例えば10年前、日本睡眠学会は反対する声明を発表している。サマータイム導入で早起きになる一方で「早寝」にはなりにくく、睡眠時間が短くなって健康被害につながるという。

 また産業界では、多くの不都合が指摘されている。
 食品業界では、賞味期限の廃棄ルールの変更や、そのためのシステムの変更が必要になる。軽減税率やらなんやら、わけのわからない仕組みが増え、世の中は大混乱に陥る。

 もちろん悪影響はあらゆる社会・産業に及ぶ。あちこちで遅刻やカン違いが発生する。なにしろ高齢者は変化に弱い。
 さらにサマータイムが導入されると、深刻な「2020年問題」が発生する。コンピューターシステムの改良、修復には多大な工数を要する。貴重な管理者やIT技術者をサマータイムのために貼り付けることは、日本経済の大損失である。

 それこそ、サマータイムは百害あってスズメの涙ほどの利益しかない。こんなものが採用されたら、天下の悪法、日本の恥さらしである。逆転思考の私でも、サマータイムだけは乗り気になれない。

スポーツ指導と暴力

 本物のパワハラに比べたら、スポーツ界の暴力などハエが止まったようなもの

 体操界をめぐる暴力とパワハラ問題が、連日ワイドショーを盛り上げている。体操の宮川紗江選手のコーチ暴力に始まった騒動が、塚原女子強化本部長とその夫の光男副会長のパワハラ問題に発展した。同じような事件が最近、アメフトやレスリング、ボクシングなどで相次いで発覚している。
 つい先日のプライムニュースで、これらの問題について取り上げていた。

 この番組で、すべての参加者が異口同音に主張していたのはやはり、「指導に暴力は絶対にいけない」ということであった。指導者は理論的な言葉で説明すべきであって、手を出すのはもってのほかだという。

            あっぱれ H28.12.5

 しかし世の中には、言葉や文字で表現できない「暗黙知」が山ほどある。多くの指導者は、その言葉にならない知恵を、如何に選手に伝えるかに苦労している。しかもたいていの指導者は、言葉での表現力に乏しい。

 速水コーチも、5日の会見の一部を聞いた限り、かなり口下手である。思っていることの半分も表現できていない。公開された、速水コーチが宮川選手をひっぱたいた動画はまさにそのものである(私はできないからやれる人を尊敬する)。なにもしないコーチより、100倍まともである。
 世間には、このTV番組に参加しているコメンテーターのような、口車のうまい人はいない。言葉で説明できない人は、体で教えるしかない。なかにはそれを求める人もいる。LGBTSMの人権と多様性は大事にしたい。そのことを宗教だというなら、その自由は憲法で保証されているはずだ。



 そもそも、世の中のパワハラや暴力指導は、スポーツ界だけではない。物理的な暴力より怖いのは、ブラック組織のパワハラである。これに比べたら、スポーツ界の暴力などハエが止まったようなものである。

 その万年ブラック組織の代表が大学やマスコミ界である。番組コメンテーターの一人松原隆一郎氏(東大名誉教授)こそ、他人ごとみたいなコメントより、自らの組織のブラックぶりを披露して欲しかった。

台風のつぎは大地震と停電

 これから災害が頻発することは明らかで、インフラ整備は分散化に向かうほうがいい

 台風21号の被害が明らかになったと思ったら、今度は北海道で震度6強の大地震が発生した。台風は「来るぞ来るぞ」という覚悟の上での災害であるが、地震の場合はほとんどいきなりである。まさか北海道にこれだけの大地震が来るとは思っていなかっただろうし、しかも深夜3時である。

 問題なのは、295万戸という北海道全域での停電が発生したことである。おそらく本邦はじめての大規模停電である。電気がないと、テレビやラジオはもちろんパソコンも使えないから、まともな情報が入らない。電灯や一部の水道は使えず、冷蔵・冷凍庫の中身はまもなく腐る。停電が長引けば、日本の食糧生産の22%を占める北海道の農産物がピンチになる。
 すなわち電気は、現代人の命である。

            機関車 H29.12.19

 大規模停電の原因は、北海道最大の苫東厚真発電所が停止したからである。この発電所は、3基の石炭火力発電機165万kWで、北海道半分の電力を賄っているという。この発電所が止まると、他の発電所だけでは需給のバランスが取れず、すべて自動的に停止する。それならエリアごとにブロックするなど、対策が取れなかったのかと思うが、後の祭りである。

 もちろん、供給責任が身についている電力会社は、必死で復旧する。順次、通電は開始されるはずである。
 また、復旧に時間がかかると思われていた関西空港の国内線が、明日中に再開されるという。思った以上にハイスピードの復旧である。


 ただこれからは、地震や噴火、台風・洪水の発生度は格段に増す。これだけ災害が起こると、インフラ整備のあり方を考える必要がある。発電所や空港にしても、1箇所集中の弊害は大きい。居住地域とは逆である。とくに電力供給は、5~10万kW程度の発電機を地域分散させたほうがいい。これくらい小規模だと、都会に原発を置くこともできる。当然トリウム原発の開発は、最重要課題である。

台風による損傷

 関空は他の企業の見本となるBCP策定を行っていたか、真価が問われる

 昨日の嵐が過ぎ、福井は晴天の青空が広がっている。秋の爽やかさが広がって、気持ちのいい朝である。幸い、私の周辺では目立った被害がなかった。風速2~30メートルでも、応急処置のブルーシートは何とか持ちこたえたようである。


 だが各地の情報が入るにつれ、台風が上陸した地域の被害が明らかになってきた。関空周辺や、駐車場の自動車火災、自動車や家屋の屋根が紙細工のように浮き上がり、仮設スタンドや看板が吹っ飛んでいる。

 とくに、関西空港の被害状況は深刻である。本州との唯一の陸上通路である道路橋にタンカーがぶち当たった。橋の床版を破壊するとともに、橋桁上の支承が支えていた床版を大きくずらし、左右道路の間にある線路まで破壊した可能性がある。橋桁も怪しい。幸い、2車線のうちのひとつは無事なようだ。 また、関空の滑走路も3メートルの高潮の影響で水没してしまった。
 被害の全容は明らかでないが、専門家?によっては、復旧に最低半年はかかるという。

              にらみ H28.12.5

 これは単に飛行場が一つ使えなくなったというだけではない。西日本の玄関口である関空がダウンすると、外国との交流がスムースにいかなくなる。海外からの観光客数が激減することはもちろん、物流にも影響が及ぶ。日本の経済成長もダウンする。

 したがって、如何に迅速にこの復旧を行えるかで、日本の実力が問われる。無責任な専門家の言うように、半年もかかるようでは日本の未来は危うい。一方で1日とまでいかなくても、数日~1週間で回復できたら世界は驚く。日本に触手を伸ばしていた中国などの侵略国家にも、バリアをかけることができる。

 そこで関空が、これまでどのようなBCPをとっていたのか、真価が問われるし、興味深いところである。その迅速な復旧を見守りたいと思う。さぞかしわれわれ中小企業の見本となるしくみをつくっていたに違いない。

台風直撃時系列

 福井の暴風圏内は14時から17時の3時間だった。こんどは雨である

 今年一番強い台風が、福井を直撃した。今朝の段階では勢力は、945hPaで最大風速45M。今朝8時に四国沖200キロの海上にあったのが、予報では18時に福井を過ぎ能登半島にまで達する。この約600キロを10時間。時速50キロである。たぶん福井を通過している時点では時速60キロ以上になる。福井の西側を通るので、風圧は増大する。

 前回20号のときは、風圧で雨漏り補強のブルーシートがめくれあがってしまった。それで今朝は、大急ぎでペットボトルの錘を載せた。もともとペンキが剥げて悲惨なトタン屋根が、いっそうボロッちく見える。こんなものが、風速50Mに耐えるかどうか。そもそも屋根が持たないかも。
 朝8時くらいから、すでに台風の予兆の風が吹いている。

 台風21号直撃     悲惨な応急処置 H30.9.04

 台風は14時に神戸に上陸。このあたりから福井も影響がでてくる。客先で打ち合わせを行っていると、突然暴風が襲ってきた。さらに15時半を過ぎたあたりから、一段と風雨が激しくなる。16時ごろ最接近するはずだから、そろそろピークである。進行速度は、時速65キロにまで上がってきたらしい。

 道路上では、ずぶ濡れで必死の形相で歩いている人を何人も見かけた。我が家の貧弱なカーポートが、めくれ上がらんばかりに震えている。このポートは、今冬豪雪でやっと持ちこたえたツワモノである。これなら日本中の太陽光パネルの何パーセントかは、吹き飛んだに違いない。朝準備したブルーシートの上のペットボトルは、何とか錘の役割を果たしていた。

 右往左往していると、17時過ぎには風が治まった。台風の中心は金沢沖あたりに抜けたのだろう。ときどき吹き戻しがあるが、もうひどい風は吹かない。それにしても早かった。思ったほど大したことなかったのは、幸いであった。25年前の秋台風では、そこら中の看板が空中散歩していた。
 だがこんどは雨の心配である。最近の台風は、風より雨である。

革新的サービスの革新性

 自社の強みや独自性をしっかり認識し高めていくことが肝心である

 いま、平成29年度補正予算による「ものづくり補助金」の2次公募が行われている。9月10日が申請の締め切りである。この補助金申請の事業レベルは、年々高くなっており、とくに今回の2次募集はきついと噂されている。

 この補助金は、基本的に企業の設備投資に対する支援である。趣旨は、「生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための中小企業・小規模事業者の設備投資等を支援」するものである。
 したがって、導入しようとする設備によって、その企業や業界に「革新的」な成果をもたらすことを計画しなければならない。

                妖怪変化

 したがって、その革新の程度が問題になる。申請したそれぞれの事業内容を比較し、革新程度が小さければ単なる改善だと見なされるし、ずば抜けて大きければ胡散臭く実現性が低いと思われる。

 では、どの程度の「革新性」が必要なのか。
 今回は「革新的サービス」の革新性について述べる(「ものづくり技術」については、前回述べた)。この「革新的サービス」は、おもに商業・サービス業に適用される。もちろん製造業でもいいが、「中小サービス事業者のための具体的手法」に、革新的に適合していなければならない。

 たとえば、つぎのような場合はどうか。
①理髪業界専用に開発された革新的な散髪機械を導入し、理髪店が散髪コストを下げる
②水産加工業者が最新鋭冷凍設備を導入し、冷凍商品を開発する
③特殊な設備を導入し、自社の技術を組み合わせて地震予知サービスをする

 このなかで①と②は、単に設備をつくったメーカーの技術に依存しているだけである。同業者が同じ設備を導入すれば、差別化にはならない。導入する設備が如何に高機能であるか、得々と記述している申請書がたくさんある。これでは単に設備メーカーの宣伝である。その企業独自の工夫が見受けられず、同業者と差をつけるには弱い。

 そこで①の場合なら、その機械技術を使った新しいサービスができないか考えてみる。たとえば髪を整える技術を活用して、異業種である盆栽の剪定サービスを行う。または高速散髪の機械に独自の工夫を加え、新しい髪型を形成するサービスを行う。独自の工夫で、毛がほとんどない人がふさふさに見える髪型ができれば、まちがいなく当事者である審査員にアピールできる。ペットあるいは動物園のライオンの毛づくろいに適用できるかもしれない。

 ②の場合は、その冷凍食品が革新的なものかどうかが問題となる。その地域にしかないもの、またはその企業独自の加工技術と組み合わせて、これまでニーズがあってもできなかったものなら、革新性があるとされるであろう。パッケージや売り方の工夫に独自性があってもいい。

 つまり、その高度な設備を活用して、もともと自社が得意としていた加工技術、あるいは独自の製品をブラッシュアップする。その段階で独自の工夫を盛り込み、業界内で卓越した技術や製品・サービスを生み出す。
 このことがしっかり計画に落とし込めれば、造詣のある審査員にはアピールできるはずである。

                  微妙なバランス

 逆にあまりに革新的すぎると実現性が危ぶまれる。③の例はやや大げさだが、これまで世の中になかった製品やサービスを生み出すなら、その実現性の裏付けをしっかりと証明する必要がある。そのことを申請書の中で説得できれば大きなポイントになるが、説得できなければ、単なるハッタリである。


 申請書を作成するということは、企業にとって経営戦略を策定することである。自社の強みを認識し、設備投資によってさらにその強みを伸ばしていく。これがものづくり補助金事業のコンセプトである。
 お金を貰いながら経営計画を立てることができる補助金制度は、きちんとした経営計画を立てるチャンスである。うまく活用したい。

過酷な四季

 日本人は一年中、自然にいじめられている。日本の四季は、死期を早める

 ようやく暑い夏が終わると思ったら、台風がつぎつぎ日本を襲ってくる。まさに魚雷の波状攻撃である。こんどの21号は、風速80M。今年最大の台風らしい。この風速だと、「頑丈な家屋も全壊し、車が小型ミサイルばりに飛ぶ」という。こんなものが来週には最接近する。しかも予想進路は、ちょうど我が家の真上である。

 日本の四季は、冬は厳寒と豪雪、春は花粉症、夏は酷暑、秋は台風である。日本人は一年中、自然にいじめられている。四季を風流だという人もいるが、ここまで翻弄されると、とてもそんな気分にはなれない。  

 台風21号 H30.9.1予想     朝顔 枯れた H25.9.04

 しかも高齢になるほど、身体への打撃は大きい。
 我が家に住み着いている98才の老人も、今冬の豪雪では一歩も外に出られず、寒さで凍えていた。低温のため動作が緩慢になって、だんだん口数も少なくなる。布団に籠った冬眠状態で、老衰死一歩手前まで行った。青息吐息の状態からしばし、暖かい春が来て、ようやく息を吹き返した。その代わりひどい花粉症になり、体中の孔という孔、鼻・目・口から、体液がズルズルと溢れ出す。エネルギーを使うので、鼻をかむ頻度も少なくなる。家の床には異様な液体が点々とつづく。

 春半ばに、やっと花粉症も一段落。ようやく体が動きだし、一人で外出し始めたかと思ったら、こんどは、7~8月の猛暑である。これもきつい。わが家でいちばん風通しの良い涼しい部屋に陣取って居るのに、毎日ぐったりと寝転んでいた。こうなると、汗と鼻水の区別がなくなる。とても春のように、自転車でカラオケに行く元気はない。食も細くなり干乾びて、しなびた朝顔の葉のようになってしまった。こんどこそ潮時と思ったら、近ごろ気温が低下すると、すこしづつ蘇生してきた。

 毎年これを繰り返しながら、だんだん生命反応が失われていく。この超大型台風、そしてこんどの冬は超えられるであろうか。日本の四季は、死期を早めるのである。

体操宮川選手への体罰

 立小便で死刑になるような、ばかばかしいことはこれかぎりにしたい

 日本体操協会が、体操の宮川選手のコーチを体罰の疑いで追放したことに対し、宮川選手が記者会見で反論。それについて本部長やら協会がコメントし、またややこしいことになっている。
 会見で宮川選手は、「コーチから受けた体罰はパワハラと感じていない。むしろ塚原強化本部長から、(本部長のいる)朝日クラブに来ないとオリンピックに出られない、と恫喝に近いパワハラを受けた」と述べた。件の塚原(千恵子)本部長は「宮川選手の言っていることはウソかカン違い」と、反論している。

 若くて初々しい宮川選手にはOBや世間から大きな同情が集まっている。あまり美人でないのも好感が持てる。一方の塚原夫妻への風当たりは強い。いかにも悪代官と強欲やり手婆の風貌だからであろう。世間は見てくれで判断するから、最初から勝負はついている。だが真相はヤブの中である。

              罰ゲーム

 ところで事の発端は、宮川選手のコーチである速水氏が、宮川選手に体罰を加えたとされたことである。立たせたり叩いたりするのは、客観的には体罰かもしれない。体罰厳禁主義に凝り固まっているポリティカル・コレクトネス患者にとっては、涎の出そうな案件である。さっそく速水コーチに対し、無期限追放という。信じられない処罰が下されてしまった。

 だが体罰といっても、その前提と内容は千差万別である。人が崖から飛び降りようとしているときは、暴力を使ってでも止める。刃物や拳銃を振り回す危険な行為や、子供を殺そうとしている輩には、言葉での説得が利くとは思えない。体罰がいちばんである。そこまでいかなくても、体罰を欲する趣味の人もいる。LGBTと同じで差別はいけない。
 だから、すべての体罰はいけないと言って、味噌も糞も一緒くたにするのは、思考能力のないぼんくらである。
 それに速水コーチの体罰や暴言が、周囲に人がいる中で行われたなら、迷惑したのは周囲の人である。マゾ気味の宮川選手ではない。普通は、近くで怒鳴り声を聞いて気分がいいはずはない。これでまた話はややこしくなる。

 それでもこの「事件」をきっかけに、これまで有無を言わさず、「体罰は悪」と決めつけていたポリティカル・コレクトネス患者には、再考を求めたい。宮川選手の「私はコーチの体罰は、パワハラと思っていない」という発言を聞いて、極端からの揺り戻しがはじまるのではないか。いくらなんでも、立小便で死刑になるような、ばかばかしいことはこれきりにしたい。

 体罰イコール悪という、0か1かの単純な思考回路は、すべてにゼロリスクを求める放射脳患者の脳構造とまったく同じなのである。