FC2ブログ
RSS

2018年08月のエントリー一覧

  • 倒産する企業

     再生した企業もいずれ倒産するし、いい加減な会社でも生き残る場合がある 社会人として産業界に入って50年近くなる。これまで数多くの企業に携わってきた。20年前経営コンサルタントとなってから、地元を中心に数千社の企業を診てきた。 これほど長く企業に関わっていると、いつの間にかなくなる企業が多い。倒産、廃業いずれも、経営状況が思わしくないからである。「私の関わった企業は消滅する」というジンクスをもっている...

  • トップ営業の重要さ

     とにかく顧客に会う。下手な鉄砲を数多く打つことも大事である 小規模製造業の事業主は、営業の苦手な人が多い。 私自身、ちっぽけな会社を経営してきたが、まだまともな営業活動ができない。100人に一人の嫌な相手に当たり、それがトラウマになって、対人恐怖症になったからである。いまでも知らない会社を訪問するときは、一大決心が必要である。 だが、とくに小規模企業にとって、顧客と直接接する営業は、もっとも責任の...

  • 樋口元裁判長のインタビュー

     いくら裁判官でも、先入観の入った目で見ると、何も見えなくなるという最適例であった 8月27日の福井新聞で、福井地裁において4年前、関電大飯原発3,4号機の差し止め判決を出した樋口英明氏のインタビュー記事を読んだ(偏向した新聞は読みたくないのだが、もう一つはさらに偏向している)。 樋口氏はインタビューの記者に対し、①「国民の命と生活を守るのが裁判所の使命。福島第一でどういう場合に過酷事故になるかはっきりし...

  • 自民党総裁選

     「言語明瞭意味不明」を地で行く総理の誕生は御免である 9月20日の自民党総裁選は、安倍晋三現総理と石破茂氏になる。 どちらが日本にとって好ましいかは、その人の立場による。 安倍首相の場合、口下手でもこれまでの実績がある。核保有やエネルギー政策は物足らないが、外交面では図抜けている。 一方の石破氏は言葉の使い方がうまく、聞いている分にはなるほどと納得する。致命的なのは具体性がないことである。 たとえ...

  • 煙草の社会損失

     喫煙は損失以上に経済効果の方が大きい。いまに受動喫煙者の訴訟ビジネスも含まれる 厚生労働省の研究班では、煙草が社会に及ぼす総損失額が、2015年度では約2兆円に上ると報告している。がんの治療費など喫煙者の医療費が1兆4000億円、さらに病気がもとで必要になった介護費用や、たばこが原因で起きる住宅や山林の火災による損失も入っている。 いまや禁煙は、日本人の合言葉になっている。東京都では、厳しい禁煙条例を定め...

  • 炎天下のグランドゴルフ

     日本は、シベリア並みの極寒と赤道直下以上の暑さが同居している 毎年この時期になると、地区のグランドゴルフ大会がある。年寄中心に120名ほど集まる。例年なら8月も終わりになると、秋風が吹き始める。だが今日は、気象庁発表で36度と、依然として酷暑である。 ゲームは、3か所の8ホールを回って、その打数で争う。もちろん少ないほうが勝ちである。すべて3打で72点。優勝者は、66点であった。私は76打で、おそらく全体...

  • アルコール依存

     安くてまずい酒をなくすことで、清酒業界発展とアル中撲滅に大きく貢献できる 若い時から、浴びるほど飲んできたのに、不思議と肝臓の機能は悪くない。悪いのかしれないが、少なくともγ-GDP、ALP、GOTなどの数字は基準内に収まっている。「お前はいつか酒で失敗する」といわれて50年。多くの失敗はしても、まだ致命傷には至っていない。飲酒運転違反にも関わっていない。 厚生労働省の調査によると、日本国内に治療が必要なア...

  • 台風魚雷

     台風の進路を制御できれば、敵対国につぎつぎ送り込む再生可能兵器になる 昨晩10時過ぎから朝5時ごろまで、台風20号の嵐が吹き荒れていた。いまのところ我が家の被害は、雨漏り用のブルーシートがめくれ上がった程度である。だがこの台風は、日本列島の真ん中を直撃し、四国当たりでは大雨になったという。これから国内では相当の被害が報告されるに違いない。 ひとつ前の台風19号は、奄美大島を抜けて朝鮮半島を直撃した。日...

  • バスケ男子の不祥事

     表に出たことは幸運で、大方は弱みを握られてその後の言動を支配される ジャカルタ・アジア大会での男子バスケットボール代表選手4人が、歓楽街であるブロックMでポン引きにつかまり、買春行為をしたという報道があった。 4人は、午後10時過ぎ公式ウエアを着用して選手村から外出。選手村からタクシーで30分ほど離れた繁華街の日本食レストランで食事と飲酒をした。その後路上で女性に声をかけられ、日系人の通訳によって現...

  • AIの導入と生産性向上

     AIやコンピュータによる生産管理は、しくみづくりが整っていなければ失敗する IOTやAIを取り入れようとする企業が増えてきた。それを啓蒙するための、国や自治体の支援制度が充実してきた。現実にそれらの支援制度を活用し、システムを構築する企業もいくつか出ている。 本ブログでも繰り返し書いているように、IOTやAIは、古くて新しい概念である。私が産業界に入るころ50年前から、わけがわからなくても、コンピュータがもて...

  • 財政破たん論者の論旨

     経済専門家が「財政赤字は国家破たん」と大騒ぎするのは、眉に唾をつけて聞くべき 最近また、財政再建論者の声が高まってきた、 中央公論8月号で、小林慶一郎氏(慶応大教授)が「財政破綻という最悪の事態に備えを」というタイトルで、現役世代は将来世代のため消費増税などの緊縮財政を受けろと書いている。このまま赤字国債を発行し続けると財政が破たんする、という。 では財政破たんとはどういうことか。 小林氏によれ...

  • ボランティアの出番

     行政はボランティアをあてにして、政策や復興を計画すべきではない 山口の幼児行方不明事件をたちどころに解決した、「スーパーボランティア」の尾畠春夫さんが、国民に感動を与えている。幼児の命を救ったことに加え、20年以上にも及ぶボランティアの実績を中心とした彼の生き方や言動も絶賛されている。 一切謝礼を受け取らないところは、神様・仏様を超える。生活はわずかな国民年金で充分だという。 他の悪口を一切言わな...

  • 「NOMOSSA」立ち飲み屋

     半年前から気になっていた駅構内の立ち飲み店に寄った 福井駅構内に、今年の4月から「NOMOSSA」という立ち飲み屋ができた。地酒や地ビール、ワインなどいろんなメニューがあり、いい酒が手軽に飲めそうである。気になっていたので、昨日アオッサ図書館の帰りに立ち寄ってみた。 「梵、越前岬、一の谷」の純米酒飲み比べセット(800円)を求めた。使い捨ての小さいビニールカップに、それぞれ冷えた日本酒が入っている。つまみ...

  • ものづくりの優先順位

     なにひとつ気を抜くことができない真面目な経営者ほど、ノイローゼになる 製造業では、古典的にQCDすなわち、品質(Q)、コスト(C)、納期(D)を重要視してきた。もちろん、この3つを外したものづくりはできない。だが、近年はこれに加えて、S・Lが重要視されるようになった。すなわち、安全(S)と法令順守(L)である。 いまや「安全な製品を安全につくる」ことは、企業が存続できる大前提である。 だが、これは簡単そう...

  • ボランティア救出

     普通の人が同じことをやれば迷惑をかけるだけ。われわれは自分のできることをやればいい 一昨日、山口県で行方不明になった2歳の男の子が、3日ぶりに見つかったことで、日本中が胸をなでおろした。78才のボランティア男性(尾畠春夫さん)が救出したという。早朝6時半ごろ、名前を叫びながら斜面を登っていたとき、幼児の声が聞こえ、岩の上に座っている理稀ちゃんを見つけたらしい。探し始めてから、20分ぐらいしか経っていな...

  • 阿波踊り内紛

     地域の権力争いなんかで、阿波踊りイベントは絶対に無くしてはいけない 4日間続いた徳島の阿波踊りが終了した。期間中の人出は、これまでで一番少ない108万人だったそうだ。わざわざこんなことを書くのは、昨年からこの踊りの主催者である観光協会や徳島新聞の内紛がマスコミに取り上げられ、どのような開催になるか危ぶまれていたからである。 報道によれば、累積赤字4億円の責任をとって観光協会が解散し、代わった徳島市と...

  • 敗戦の日

     1000万人の特攻隊員がいれば、2度と戦争に負けることはない 73年前の今日、天皇陛下の玉音放送で、日本の敗戦が国民に周知された。実質的に大東亜戦争が終了した日である。あの戦争で、日本人だけで300万人が亡くなった。 その一部ではあるが、自ら命を投げ出した人がいる。そのなかで1万人近くは、20才前後の特攻隊員であった。かれらは自分の死が、わずかでも国家を救うための礎になると信じていた。見方によって、彼らほど...

  • 自民党総裁選

     帯に短し襷(たすき)に長しで、すべて優れている人はだれもいない 9月に行われる自民党総裁選には、大方の予想通り、安倍現総裁と石破茂氏が立候補する。どちらの候補が適しているか。誰がいいかということより、なにをするかが問題である。 まず2人とも、明日の8月15日に靖国参拝しない。それに関しては、評価はゼロである。 外交面では、文句なく現総理である。就任以来すでに6年。歴代総理の中でも2番目に長い。そのうえ...

  • 日航ジャンボ機墜落

     輸送効率をあげて乗客を増やしていくと、いったん事故が起これば破滅的になる 昨日8月12日は、私の誕生日であると同時に、日航機の大事故のあった日である。単独機として世界最悪の520人の犠牲者が発生し、その中には坂本九氏など多くの著名人も含まれていた。墜落したのは、12日の午後6時過ぎ。ニュース発表は、翌13日の朝であった。 そのとき私は、通勤途上の車の中で、つぎつぎ読み上げられている乗客の名前を聞いていた。...

  • 理想的な死に方

     人はどうやって死ぬか、真剣に考える必要がある 今日は、ついに70才の誕生日である。生まれてこのかた、ここまで生き恥を晒すとは思わなかった(上には上がいるのだが)。これから、どうやって死ぬか、真剣に考える必要がある。 それに関して、台風12号に襲われた先月28日、富士山で安全誘導員の業務委託を受けた71才の男性が、低体温症で亡くなった。亡くなった人は民間警備会社に勤めており、静岡県の委託を受けて富士山で安...

  • お前も死ぬぞ

     死を覚悟しているつもりでも、つい日常に取り紛れて死ぬことを忘れてしまう お寺の掲示板や壁の張り紙を見て、「なるほど」と思ったことがある。たいていの人がなんとなく思っていたことを、うまい言葉で表現している。本や講演会などより、筆で書いた大きな文字はインパクトがある。 これまででは、 「世の中にうまい話はない」 「役に立たなくていいです。・・・」 の2つが気に入っている。 とくに、「世の中にうまい話...

  • 誰の過ちなのか

     唯一の被爆国である日本だけが、世界で一国、核兵器を使用する権利を持つ 8月の敗戦日近くになると、どうしても広島・長崎の原爆被害を思い起こす。広島の資料館で見た、当時の悲惨な光景は忘れられない。そして平和記念公園の慰霊碑の前に刻まれた文言が、なんともおぞましい。そこには、「安らかにお眠り下さい。過ちは二度と繰り返しませんから」とある。これをみると、どうしようもない怒りが込み上げる。 この「過ち」と...

  • 東京医大不正入試

     多額の教育投資を受けながら、医師の道を全うしない人をふるい落とすほうが合理的 文科省の私立大支援事業を巡る、局長の不正入試汚職事件が、思わぬ展開を見せている。 不正の舞台となった東京医科大の入学試験で、男女差別を行っていたということが報道され騒ぎになった。女子受験生は、一律入試の点数を減点され、男子受験生が有利になるような操作をしていたという。そのため本来ならこの大学では、半数以上が女子学生にな...

  • GAFAの弱点はあるか

     富と情報を集中させているGAFAの牙城は、どのように規制できるのか 先日、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)が、現代の大航海時代の覇者であると書いた。そのGAFAといっても、すべて前途洋々としているわけではない。週刊東洋経済(30.5/19号)では、「フェイスブック解体」の特集を組んで、GAFAの問題点を指摘していた。 この特集によると、GAFA各企業の問題は以下のとおりである。≪フェイスブック(FB)≫...

  • 産業革命以前の未来(AIの進展)

     医師、弁護士、税理士、通訳などの知的エリートこそが、AIに取って代わられる AIやブロックチェーンなど、世界ではこれまでとは次元の異なる技術革新が進展している。野口悠紀雄氏は、「産業革命以前の未来へ」という著書の中で、その実態と日本の置かれた状況を論じている。①大航海時代のフロンティアはイギリスを中心とした欧州だが、大航海は鄭和も行っていた②産業革命以降、アメリカでは垂直統合によって事業の拡大化が進め...

  • 中国と日本の弁護士

     日本の弁護士は、無理に「弱者」を探しだし利権を拡大することで、生き残りをはかろうとしている 珍しくNHKで、中国当局を批判した番組を観ることができた。7月のNHKスペシャル「消えた弁護士たちー中国“法治”の光と影」である。中国の数少ない「人権派」弁護士たちが、つぎつぎと拘束され、あるいは資格をはく奪されている。 番組では、当局の立ち退き要求に苦しむ住民を弁護し拘束された弁護士の妻や、応援する弁護士への圧...

  • 福井フェニックスまつり

     どうでもいい加減さが、これからもフェニックス祭りを長続きさせる 花火大会を皮切りに、恒例の福井フェニックス祭りが行われている。そのメインイベントは、今年県内外の39チームが出場するYOSAKOIイッチョライ踊りである。各チームが工夫を凝らし、音響車を先頭にしたパレードで演舞を披露する。昨夕、久しぶりにひと目だけでも観ようと駅前に出かけた。 この踊りは20年ほど前、既に全国的なブームになっていた「YOSAKOI」に...

  • 酷暑の妄想

     温暖化では、異常気象による災害に加え、人の天敵である細菌との戦いもはじまる 7月の西日本豪雨に引き続いて、この暑さである。全国では40℃超えが続出している。温暖化の影響であることは、9割以上の確率で間違いない。気温が上昇すると、海水の蒸発が増えた分必ず雨や雪となる。余分な雨水は災害となり、確実に多数の人命が失われる。西日本豪雨では200名以上が亡くなった。さらにこのところの猛暑では、毎日10名以上が熱中症...

  • 護憲ムラの憲法教信者

     変わらない憲法、変えられないルールは、ヒトラーの独裁体制より恐ろしい 政調会長や防衛大臣を辞め、息をひそめていた稲田朋美議員の消息を、ようやく知ることができた。保守系団体の日本会議東京支部の会合に出席し、ツィッターに「法曹界にありながら『憲法教』という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっている」と投稿し、メンバーの弁護士に感謝したという。すぐ削除したのは不満だが、何もしないよりいい。野党...

  • 北朝鮮と日本の核

     自民党の総裁選では、日本独自の核武装を目指す人が首相になって欲しい アメリカの国務長官が公聴会で、「北朝鮮は、核物質生産を継続している」と証言した。またそのあと、「米朝会談後にも北はまだICBMをつくっている」という報道もあった。米朝の首脳会談で「完全な非核化」に合意しても、北朝鮮が核関連活動を続けている可能性は大きい。 つまりいくら金正恩が核放棄の約束をしても、現場がすんなり受け入れるはずはない。...

  • 兼業による労働市場の活性化

     すべての人が100才まで働く覚悟をしなければ日本はやっていけない 働き方改革法案が通るまでもなく、世の中は時短が進んでいる。前にも書いたが、今後時短が進むと日本全体では、毎年8.3兆円の残業代が消滅する。もちろん労働時間も減る。これは正規労働者200万人分である。ただでさえ人手不足の日本で、これだけ労働力が減少すればサービスレベルの低下は避けられない。日本で供給力が不足すると、(海外への支払いが増え)財...

≪前のページ≪   1ページ/1ページ   ≫次のページ≫