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2018年01月のエントリー一覧

  • 失敗の責任 「続続失敗百選」より⑤

     誰かに責任を取らせるのは、ゼロリスクを求め何も進まないよりはるかに良い 以前は、原発のような巨大技術になると、装置や運用方法についての不具合を改善することはタブーとされていた。複雑なシステムの一部を修正すると、別なところでもっと大きな不具合が発生する可能性があるからである。したがって、このようなシステムではPDCAの継続的改善でなく、決められたことを確実に行うことが要求されてきた。医薬品、医療の世界...

  • 文書主義が現場を殺す 「続続失敗百選」より④

     すべてが文書で示されれば、マニュアルにない事態に対応することができなくなる  いま日本のものづくり現場は何かおかしい。原発事故だけでなく、昨年から、日産や神戸製鋼、三菱マテリアルの検査不正発覚など、異常とも思える不祥事が続いている。 これに関し、中尾政之氏(東大機械科教授)は「続続失敗百選」の中で、「シュラウド事件」と呼ばれる、東電のトラブル隠蔽とその後の経過について述べている。この事件は、現在...

  • 赤報隊事件(NHKスペシャルより)

     ヘイトスピーチやネトウヨを抑えこむと、また「赤報隊」が出現する 27日のNHKスペシャルでは、実録ドラマとして草なぎ剛が主演し、未解決事件のひとつ「赤報隊事件」を取り上げていた。この事件は1987年、朝日新聞阪神支局に目出帽の男が侵入し、持っていた散弾銃で29歳の記者を殺害、42歳の記者に重傷を負わせたものである。その4ヵ月後に、同社名古屋本社の社員寮テレビに散弾銃を発射、1月には朝日東京本社で散弾銃の跡が見...

  • ボーリング限界

     今朝、地域体育協会主催のボーリング大会に参加した。 ここ20年以上、毎回参加しており、200点を目標にしている(もちろん2ゲームで)。今日は10点もオーバーした。1ゲーム目は115点。2回目になるとスタミナを使い果たし、まともに投げられない。       他人のストライクやスペアに拍手するのはいいとして、自分が拍手をもらう機会がない。上達しないので、あまり面白くはない。周囲を見渡しても、同年代がいない。参加...

  • ICANと日本のマスコミ

     報道機関は、つぎつぎと人々の誤った認識にお墨付きを与えている 先日来訪したノーベル平和賞受賞のICAN事務局長が、安倍総理に面会を拒絶されたと騒いで帰って行った。総理の外国訪問に合わせて来日し、無理難題を言ってごねるなど、まるでヤクザの嫌がらせである。ノーベル賞といっても、平和賞と文学賞ほど怪しげなものはない。とくに平和賞は、過去に受賞した人をみれば、どれほど胡散臭いかわかる。 したがって、ICANの尻...

  • 安倍総理の平昌訪問

     平昌へ行くのはあくまで文大統領を威嚇するため。優先順位を間違えてはいけない 安倍総理が、2月9日からの平昌冬季五輪開会式に出席するという報を受け、ネトウヨを中心に反対運動が強まっている。若手自民党議員のほとんども反対しているという。総理官邸にも、多数の反対メールが寄せられているそうだ。国民の8割が反対している。 反対の理由は、「日韓合意が不履行の状態で訪韓すれば、それを認めることになる」、「5輪に...

  • 電脳死 「続続失敗百選」より③

     原発など重要機器は、電気に頼らない「本質安全」を追求することが重要である 中尾氏は、福島第一原発事故拡大の大きな技術的要因は「電脳死」だという。 あの地震と大津波では、司令室の電源が切れ、計器盤が見えなくなった。天井の板が落下し、制御室が大混乱したという話もある。中央操作室からセンサも読めず、装置の動作部、バルブが操作できない。 もちろんすべての電源も入らない。そのため何をするにも、現場へ行って...

  • リスク不感症 「続続失敗百選」より②

     これまで大した事故が起こらなかったのだから今度も大丈夫と言う感覚 多くの失敗要因のなかで、中尾氏が最も重視していたのが「リスク不感症」である。これまで大した事故が起こらなかったのだから今度も大丈夫、と言う感覚である。これは、誰の心にもある。 折しも昨日突然、本白根山で噴火が起こり、スキー客がいるところに無数の噴石が降り注いだ(ヘリコプターの窓枠や不時着などで騒ぐのがバカバカしい)。隣の白根山とは...

  • 「まさか」の失敗 「続続失敗百選」より①

     「まさか」の失敗も簡単な対策で防げるため、ナレッジマネジメントは重要である 久しぶり、300ページクラスの本を読んだ。中尾政之氏の「続続失敗百選」である。この本では、これまでの「失敗百選」、「続失敗百選」とは異なった観点からの失敗を取り上げている。 つまりこれまでの失敗本で取り上げていたのは、おもにヒューマンエラー(人のちょっとしたミスで起こる事故)であった。一方この著書では、非常に確率が低くても...

  • 訃報に寄せて

     西部邁氏の死は残念だが悲しくない。蓮ちゃんの死は悲しみしか起こらない 評論家の西部邁氏が、多摩川に入り死去した。78才で、自殺だと見られている。警視庁と消防が救出したが、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認されたという。 西部氏は保守の論客とされ、ときおりテレビで話す内容はまさに正論で、いつも感心して聞いていた。日本が取るべき道は、アメリカを離れ、強力な軍備を有する完全な独立国家として生きていくこ...

  • 出版物と読書

     コンサルサービスと同じで、無料では読むほうも気合が入らない 出版物の販売高が、ピークの半分近くにまで下がっているという。ネット・スマホの普及で、速報性を売りにした週刊誌は厳しくなり、漫画もネットで読むほうが手軽である。文春のごとく、スキャンダルで好調な雑誌は例外で、書籍全体の発行部数は長期低落している。もちろん新聞の発行部数も同じである。 いまや国民の大半はスマホとにらめっこで、新聞や週刊誌どこ...

  • 親の年収と学校の成績

     年収の高い親は知能程度が高く、それが遺伝しただけである 親の年収が高いほど、子どもの学校成績が良いという調査結果が文科省から出されている。調査対象すべての科目で、該当するそうだ。 専門家によると、年収の高い家の子供のほうが学習環境が整っているからだという。塾などの直接の教育投資以外にも、親が本を読むよう勧めていたり、朝食をきちんと取るなどの生活態度がいいからである。もちろんそれらの影響を否定はで...

  • スマホと人の多機能性

     多機能と単機能では、どちらがいいか スマホがここまで普及したのは、なんといってもその多機能性にある。通信機能を拡張し、カメラ、ネット検索の充実、ゲーム、音声や画像の配信、時計、懐中電灯、音声発信、ワープロ、計算機など、あらゆる機能を盛り込んできた。機能を連動するなど、それぞれの価値をどんどん高めている。 多機能機械が重宝されるのは、比較的安価に、一人1台保有できるからである。人は同時にいくつも機...

  • 自動運転車の実現

     飲酒運転が可能になれば、確実な地方創世によって日本経済は大復活する 自動運転乗用車の技術開発が進んでいる。米国では、(事故を含めて)テスラ車が実績を積み重ねている。 もちろん自動運転には、高額な装備がいる。だが技術的には、日本でも充分運行可能である。むしろ安全性は、普通のドライバーより高い。通行車両の多い交差点での右折など、人間はたいてい一か八かの決断で動く。自動運転では、ソフトの改良を積みかさ...

  • フグの肝臓

     人間は毒をうまく取り入れることで、75億もの個体を地球上に増やしてきた 愛知県のスーパーが、フグの切り身をその内臓と一緒に販売していたというニュースがあった。購入した客から「フグの肝臓が入っている」と保健所に連絡があり、確認したところ、ヨリトフグの肝臓が含まれていたらしい。食品衛生法では全てのフグの肝臓は販売・提供が禁止されているという。 当局では「商品を見つけたら絶対に食べず、返品して欲しい」と...

  • ブランド力を高める

     お金持ちを増やして買い物をさせることは合理的だが、貧乏人の祟りが怖い 日本製品で、世界トップクラスのレクサスやフーガでも、ドイツのベンツやBMWの、半値程度で売られている。また、ワインの2倍手間がかかる日本酒が、ワインの半分以下の値段しかついていない。ひとえにブランド力がないからである。 そのブランド力を高めるためには、日本人が日本のいい製品を高い値段で買わなければならないと書いた。 その足を引っ張...

  • 憂鬱なPSA検査

     数か月ごと恐怖の生検宣告を受ける覚悟するほうが体に悪い 今日はPSA検査日であった。前立腺がんの予備検査で、2010年4月から年に2~3回行っている。今回は14.3と、前回よりやや下がった(それでも充分高い)。次回の数値如何で、生体検査を受けると言われた。 最初2010年4月の3.26から、翌年9月には6.53。この時には生体検査を受けた。肛門から太い案内棒と針を刺して検査用の臓器片を採取。あのときの痛さと恐怖、その後1カ...

  • セクハラ・暴力への処分

     処罰をやりすぎると、溜まったマグマによる強烈な反動が来る 13日に両国国技館で行われた土俵祭は、異例の立行司が不在で行われた。現役最高位の立行司・第40代式守伊之助が、セクハラ問題で謹慎中のためである。今朝の新聞報道によると、式守伊之助氏は3場所出場停止後、辞職することになった。 また日本水泳連盟は、小関選手の「暴行事件」を受け、2月にグアムで実施する予定だった競泳の代表合宿を中止したという。 なぜ...

  • 大雪

     これほどの大雪でも、センター試験で遅刻した人はほとんどいない 久しぶりの大雪である。屋根や車はすっぽり雪をかぶった。12時の時点で、福井市の積雪は69㎝になった。富山市(49㎝)や金沢市(51㎝)より20㎝も多い。気温が低いので、道路はアイスバーンである。明日までに、まだ数十㎝積もるのかと思うとぞっとする。 見上げると、いまにも軒先が崩れそうである。我が家で築50年以上経つ部屋の天井が、ミシミシきしみ始めた...

  • 5年目のアベノミクス

     インフレとデフレのどちらがいいかは、日本が主体的に生きるかどうかの問題 アベノミクスが正味5年を経過した。景気は「いざなぎ景気」を超えて戦後2番目の長さで、日経平均株価は2倍を超えた。人手不足で、新卒の就職率は完璧である。 だが依然として賃金や物価が上昇せず、2%のインフレ目標は遠い。成長率が低迷し、日銀も政権も、何とか物価を上げようともがいている。好景気でもデフレ、というおかしな現象が発生してい...

  • 老害退相の原発ゼロ

     国民の無知とバイアス・不安に付け込み、勝手な思いを実現させようとする老害の極みである 昨日、小泉・細川元総理は、稼働している原発を直ちに停止し、2050年までに全ての電力を自然エネルギーでまかなうことなどを盛り込んだ法案を、記者会見で発表した。 小泉氏はこの会見で、「安倍政権では原発ゼロを進めるのは難しい。原発ゼロは国民多数の賛同を得て実現する。」、「原発ゼロの国民のエネルギーは高まっている。必ず日...

  • 地域マスコミの偏向

     私がこのような記事を書かなくなったら、あちらに飛んでいる証拠 福井新聞の左傾化にはうんざりする。 今朝の朝刊社説は、「沖縄米軍ヘリ不時着」であった。とにかく現政府のやることに反対するだけ。見出しさえ見れば、本文は見なくてもわかる。無責任を通り越し、理屈もなにもあったものではない。いつから、こんなおかしな新聞になってしまったのか(もっとも福井は、日刊福井のほうがひどいが)。 以下は私の妄想である(...

  • 三橋貴明氏の逮捕

     これで大人しくなったら、彼はそこまでの人物だったのである 評論家の三橋貴明氏が、妻に対する傷害の疑いで警視庁に逮捕された。自宅で妻を転倒させ、腕にかみついたり、顔を平手で殴り1週間のけがを負わせたという。妻が110番通報して発覚した。有名人だから、この程度で逮捕、報道されたのであろう。平手で殴ったり噛みつくくらいなら、誰でも経験する(私もやられた)。  三橋氏は、中小企業診断士の立場からユニークで...

  • 差別と恫喝

     差別問題の本質は、「相手にとって厭なことをするな」と言うことである 大晦日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!」で浜田雅功さんが、エディー・マーフィー主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」を真似て、黒塗り顔、縮れ毛で登場したことが、ニューヨークタイムスやBBCで取り上げられるなど、物議を醸している。 黒人作家で日本在住13年のバイエ ・マクニールさんは、浜ちゃんブラックフ...

  • 元号改め

     少なくとも私が生きている間、和暦と西暦の換算は容易にできる 昨年は平成29年で西暦2017年と、ややこしい年であった。29と2017とでは、下一桁が同じ奇数で大きさが近く、感覚的にも似ている。そのため、「平成27年」としばしば勘違いした。あるいは「西暦2019年」と間違える。ボケたせいか、年末まで慣れなかったのが悲しい。もし平成29年が西暦2027年だったら、もっとミスが続出したであろう。 幸い今年は、平成30年で、西暦...

  • 電子マネー

     高齢者は電子マネーなど遣わず、1000円単位決済する店で買い物する  コンビニやスーパーで買い物すると、1円単位での支払いに難儀する。支払いのたび財布をひっくり返し、1円玉を数える。少しでも足らなかったら、お釣りをもらう羽目になって、財布が1円玉で膨らんでしまう。ポケットに入らない。 食券販売機を利用するときも、いちいち財布の「小銭事情」を考慮しなければならない。少しまちがうと10円玉が溜まる。タクシー...

  • 無知なおっさん

     ほとんどの国民はバカなのだから、それを前提にものごとを決めるしかない 年末「朝まで生テレビ」での、村本大輔氏(漫才師)の発言が、ネトウヨの間で波紋を広げている。 村本氏はこの番組で、憲法9条を「読んだことない」と言った上で、「戦力、交戦権は、放棄した方がいい」、「なぜ中国や北朝鮮が日本を攻撃するという発想になるのか」と疑問を述べた。尖閣についても、「もともと、中国から取ったんでしょ?」と言い、さ...

  • 少年期のトラウマ

     それなりの犠牲を払っても、大きな獲物を得られるかどうかは天命である 小学生のころ、点数を溜めると景品を貰えるキャラメル菓子があった。月、火星、水星、木星、金星、土星、太陽の7種類があって、それぞれ1点~50点の点数を持ち、500点集めると安価な玩具、1500点集めると天体望遠鏡が貰える。あるいは、月から太陽までの7枚すべてそろえても、1500点とみなされる。 当時私は、1~2年かけてようやく1200点ほど集めた。こ...

  • 日本力向上の3要素

     日本人が優秀なら、人口減少に対処できるし「反原発」を唱えたりしない この先日本はどうなるであろうか。いつまでも繁栄する国であってほしい。そのためには何が必要か。基本は人間の質と量、そして充分なエネルギー確保ができること。この3である。これらは、日本が先進国として繁栄できる条件である。①人の質 真に日本や世界人類のことを思い、知恵を出す人を増やすことである。万世一系体制のなかで、文明を共有している日...

  • 年初めの覚悟

     ここまで甘やかし、肥大化させたのであるから、並みの覚悟では済まない 金正恩委員長は新年の辞で、米本土を攻撃できる核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルの実戦配備を宣言。「米本土は核打撃圏にある」とし、「核のボタンは私の事務室の机の上にある」と強調したという。 対話路線から中途半端な経済制裁、言葉の応酬など、武力攻撃の気配だけ見せているうち、とんでもない化け物を育て上げてしまった。まさにゴジラである。...

  • 元旦

    あけましておめでとうございます      今年もよろしくお願いします        このブログも、なんだかんだと、今年の3月で5年になります。 5年続けてこの程度なので、そろそろ潮時でしょう。それなりの年齢にもなります。怖いのは、始めるより辞めるのが難しいこと。 以前のような馬力は出なくても、チビチビ仕事は続けます。年を取っても、経営コンサルタントという仕事は、できることが増えています。ただ、格安の...

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