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2017年10月のエントリー一覧

  • 統計の信頼性

     数字や統計は慎重に見ないと、たいてい騙される 世の中には、いろんなデータ(事実)がある。重要なのはそのデータが本当かどうか、因果関係を調べるなら、どれくらいの確率で再現できるかが問われる。 たとえば、①牛乳が通風を防ぐ 尿酸値が10年来、9~11もあった。完全に通風の領域である。それが昨年から6~7の正常値に収まるようになった。これは毎日30分の運動を続けていたことが功を奏した、とばかり思っていた。 とこ...

  • 製造業復活の障害

     日本が国力を増すためには、原発と高速増殖炉の推進が不可欠である 円安傾向が続き、近隣アジア諸国との賃金格差が縮まっている。20年前進出した中国は、日本人の1/10の人件費であった。その後日本の労働者の賃金が下落を続けた一方、中国は年率10%の賃上げを続けている。今ではほとんど差がなくなってきた。生産コストも逆転しつつある。 したがって、中国に進出した企業のいくつかは、日本に戻ろうとしている。中国企業が...

  • 国宝展と京の料理

     古臭いブランドの9条に頼って破滅しようとするのは、日本も京都も同じ 昨日、京都国立博物館の国宝特別展覧会を見学した。 本展覧会では、絵画・書跡・彫刻・工芸・考古の各分野から、歴史と美を兼ね備えた国宝210点を大きく4期に分けて展示。昨日は、土器や土偶、釈迦如来立像、餓鬼草紙、俵屋宗達筆の風神雷神図屏風、長谷川久蔵筆の桜図壁貼付など100点以上が展示してあった。            雨が降って肌寒い天気...

  • 減退した記憶力

     脳内に沈殿した記憶を呼び起こすには、お酒をほどほど飲むことである 年取るにつれ、記憶が目に見えて減退していく。記憶力というより、「記憶を呼び出す力」である。話していて、なかなか言葉が出てこない。頭に浮かんだイメージを口走ると、「あれのこれをどうした」となって、わけがわからない。 したがってここ数年、人前で話す講演は、ほとんど断っている。言葉が出なくて立ち往生することが、しばしばあったからだ。そう...

  • 日本企業のゆくえ② 分化された企業

     「分化」には、メリットもあればデメリットもある。最適な方法を採用するだけ(太田肇氏の著書より) 中野剛志氏が、企業や政策の在り方からイノベーションを説く一方で、企業内の個人一人一人のやる気を考えることで、企業の盛衰を論ずる人もいる。 太田肇氏(同志社大教授)は、「なぜ日本企業は勝てなくなったのか」において、「分化」「未分化」という、耳慣れない概念を提案している。 太田氏の云う「分化」とは、「個人...

  • いつ終わる一票格差訴訟

     一票格差の限度を憲法に明記すれば、たちの悪い訴訟の悪循環は終わる 選挙が終わると決まって、怪しげな弁護団による「一票格差での選挙無効訴訟」がはじまる。その中心である升永弁護士は、「国会議員の多数決が、国民の多数意見と一致することが保証されておらず、憲法違反だ。無効選挙で選ばれた議員や総理大臣は無資格者であり、法律を作ることも違憲だ」と述べている。 彼らが、悪平等の典型である一票の平等に、これほど...

  • 山尾議員の政治能力を活用する

     自分のことを棚に上げ他人を追及できる人は、中・韓国に対抗できる貴重な人材である 今回の衆院選では、選挙前に「不祥事」を起こした議員たちの当落が話題になった。 そのなかで、山尾志桜里氏と豊田真由子氏の二人が対比されている。二人とも、東大法学部という、日本では最高難易度の大学を卒業し、その後の経歴も申し分ない。常人にとっては、雲上人である。しかも(好みはあるとしても)それなりの美人である。 2人とも...

  • 日本企業のゆくえ① イノベーション

     短期主義より長期主義、グローバリゼーションからクローズドシステムへ(中野剛志氏の著書より)  日本の大企業の凋落が目立つ。もちろんそれぞれの企業は、必死に再生を目指している。 では、日本の企業は根本的にどうすればいいのか。 中野剛志氏は「真説・企業論」のなかで、日本経済の低迷について、グローバリゼーションやオープンイノベーションなど、これまで巷で言われていたことを疑問視し、独自の視点で分析してい...

  • いよいよ憲法改正

     必要な改正ができることで、はじめて日本は世界と対等の競争ができる 一晩中、強風が吹き荒れた。これだけ長時間、台風らしい台風に巡り合ったことは、記憶にはない。朝、家の周りを見わたしたら、カーポートの屋根が一部吹き飛び、雨トイが落下するなど、風景が一変していた。台風の端っこでさえこれだから、中心が通過した地域は、相当な被害を受けたに違いない。          記録的な台風が首都圏を襲うなかで、衆院...

  • 投票と商品サービス

     若い人だけに求められ、年寄が嫌がるサービスを見つけた事業者は繁盛する 今日は衆院の投票日である。前回の参院選から、選挙権が18歳からに引き下げられた。だが、依然として若者の投票率が低い。その参院選では、10代が46%、20代が36%、30代が45%だという。一番高いのは60代の70%で、70歳以上も60%ある。とくに20代の投票率は他の年代に比べ、ずっと最低で推移している。 そこで、「投票にいくと割引サービス」という取...

  • 化かし合いの顛末

     夢のような景色を見せておいて、一夜明けたらドロンと消滅する 明日は衆院選挙日である。思った通り今朝の福井新聞社説では、チクチクと与党攻撃を行っている。選挙前日にまで、なりふり構わず体制崩壊を扇動するなど、もはや地方紙が中国の工作機関であることを隠そうともしない。 一方で、赤いキツネと緑のタヌキの化かし合いが終盤を迎えている。当初は破竹の勢いであったタヌキが失速。目下、赤いキツネが優勢になっている...

  • 大手製造業の凋落

     本腰を入れて再発防止策をやるかどうかに、再起がかかっている 神戸製鋼所における、アルミ・銅製品の品質データ改ざんが発覚し、企業イメージを損なう大問題になっている。納入先は500社に及び、素材産業だけに影響の広がりは甚大となる。自動車ドア、H2Aロケットや国産ジェット機の部品、自衛隊装備品など、幅広く使われ、アメリカ自動車メーカーや、航空機大手も影響調査を始めたという。 この問題発覚の前には、日産でも不...

  • ベーシックインカムの致命点

     不労所得者が増えることで、日本の供給力が無くなり壊滅する 選挙公約では、いろんな党が耳当たりのいいことを訴える。とくにリベラル・左翼政党は、「庶民」のためいくらでもお金を遣おうとする。年金増額、生活保護漏れの縮小、医療・介護・保育・教育サービスの拡充などである。ベーシックインカムを唱えるところまで現れた。 たしかに今の日本では、所得における相対的貧困率は、OECD諸国で中位なのに、税や社会保障で修正...

  • 日本国憲法の神髄

     「国際協調主義」こそ日本国憲法の神髄であり、9条はそのための手段である 「ほんとうの憲法」(篠田英明氏著)の内容は、憲法の歴史や欧州や英米における考え方の流れなど多岐にわたっている。難しいが、無理やりポイントと思われることを以下に示す(読むのが面倒な人は、最後の7~8行だけ目を通してください)。①日本国憲法の3大原理は「国民主権、基本的人権、平和主義」と言われている。だが前文を注意深く読むと、「国...

  • 最高裁判官の国民審査

     裁判官が具体的な判決行動を示さなければ、国民審査は意味がない 22日の衆院選と同時に、最高裁裁判官の国民審査が行われる。最高裁判官は、国のルールを解釈する最高決定機関で、ある意味最高権力者である。 我々が審査を行うためには、各々の裁判官が、これからどのような判決を下そうとするのかを、理解していなければならない。そこで報道各社は、先日審査対象の裁判官7人に共通アンケートを行った(10月12日朝日新聞デジ...

  • 憲法9条改正

     どんなものも、できてしまえばそれが聖典になる。100%満足するものなどない 突然の衆院解散から、急激な野党再編が起こっている。あらためて、政治家の政策の方向性が問われる。なかでもっとも重要なのが、日本国憲法の見直しであろう。 そもそも議員の仕事は、ルールを見直すことである。 今年5月に安倍首相は、憲法9条改正についての試案を出した。憲法9条に自衛隊の存在を明記するという改正案である。これは多くの国民...

  • 北朝鮮の脅威とは

     ほんとの脅威は、日本向けの核武装をしたまま、南北朝鮮が統一することである 世間では、北朝鮮の脅威が叫ばれている。ミサイル発射を行い、核実験を繰り返す頻度が高くなった。技術は確実に進歩し、すでにICBMによって米国本土を襲える水爆が完成したとの見かたもある。日本全土をカバーする、中距離ミサイルは数十発以上配備されている。これらが一度に日本を襲ったら、いまの防衛システムではとても防ぎきれない。 このよう...

  • IOFT2017展示会報告

     小規模の加工事業者が、多数の顧客とコミュニュケーションできる場でもある 昨日まで3日間、東京ビッグサイトのIOFT国際メガネ展に参加した。 会場は、JR大井町(宿泊したところ)から、りんかい線で10分。「国際展示場」駅で下車する。そこからが長い。まずビッグサイトまで速足で10分。今年のIOFT展は、増設された最奥端で開催されているから、建物に入ってさらに10分以上歩かなければならない。よく似た展示会が同時開催さ...

  • 加計学園問題の真相

     学園誘致と規制突破しようとする人たちが、総理のお友達を利用したのである 今回の衆院解散はモリカケ隠しだとして、野党やマスコミはいまだこの問題にこだわっている。今治市に対しても、加計学園を誘致することに懐疑的な人たちもいる。大学誘致の経済性においての疑問も根強い。 ただ過疎の地方都市に大学ができれば、相当の経済効果が見込めるのは間違いない。どれほど活性化するか、簡単にフェルミ推定を行ってみよう。 ...

  • 自衛隊パレード

     こんな貧弱な装備では、中国や北朝鮮の侵略に太刀打ちできない 昨日(10月9日)、市内大通りの自衛隊パレードを見学した。 午前10時から開始予定。15分ほど前に会場に行くと、すでに大勢の市民が集まっている。一部で「極左」と「極右」の人たちが横断幕を掲げていた。どちらも10数人程度。圧倒的多数は、私のようなノンポリの興味本位か、軍事オタクであろう。 それにしても暑い。こんな炎天下に長時間いたら、誰かひっくり...

  • 日産社のリコール

     正論かどうかは2のつぎ、企業としてのイメージダウンは最小にしなければならない 日産の無資格検査問題について、西川広人社長は記者会見の場で、「検査は確実に行われており、安全に使っていただける」と強調していた。あくまで「手続き」に問題があったという主張である。たしかに検査で品質が向上するわけではないので、社長の言い分は正論である。 それに製品の最終検査といっても、すべての品質特性を検査するわけではな...

  • 赤いキツネと緑のタヌキ

     キツネとタヌキの化かし比べに、どれだけ有権者が騙されるであろうか 希望の党の党首のことを、「緑のタヌキ」に例えた人がいる。うまいことをいう。 鳴り物入りで東京都知事に当選し、都民の期待を集めたと思ったら、築地移転をグダグダにしてミソをつけた。また今年の都議選では、自民党のブラックボックス政治を批判して大勝したのに、自分が特大のブラックボックスとなってしまった。さらに今回の、希望の党設立時には、二...

  • 首相はだれになる

     この選挙で首相が変わることがあれば、すべてが「リセット」される こんどの衆院選挙で自民党が過半数を割れば、安倍総理は首相を辞めると言明した。解散時点では、誰もがまさかそんなことはないだろうと考えていたが、とんでもない。火事場の馬鹿力で、野党再編がバタバタと成し遂げられ、あっという間に新たな政治勢力が編成された。とくに「希望の党(緑のタヌキ)」と「立憲民主党(赤いキツネ)」が、飛躍する可能性がある...

  • 柏崎原発再稼働なるか

     反原発のマスコミ論調が、ますます原発の安全性を損ない、人々を不安に陥れている 柏崎刈羽原子力発電所6・7号機再稼働の前提である安全審査で、原子力規制委員会が事実上の合格証「審査書案」をまとめた(10月4日ニュース)。東電の原発が合格内定するのは初めてで、福島第1と同じ沸騰水型の合格も初めてだという。ただこれから、一般の意見公募や地元の同意がある。新潟県の米山隆一知事も慎重な姿勢で、いつ再稼働するかは...

  • 赤字財政が国を富ます

     経済成長を求めるなら、政府の財政赤字は増やしていく必要がある 来年度の政府予算はまた100兆円を超え、日本政府の国債発行残高は1100兆円以上になる。こんどの消費増税も赤字解消には遣われない。このことを深刻にとらえ、警鐘を鳴らす人は多い。少なくとも元利払いを除く政策経費は、税収だけで賄う必要がある、と警告する。いまだに専門家と称する人の半分以上は、財政再建が必要だと唱えている。 だがその必要はまったく...

  • 経営計画は必要か

     肝心なのは、自分がきちんと納得できることである あたらしく事業を始めるとき、金融など支援機関から、必ず経営計画を作成してくれといわれる。創業者はもちろん、これまで事業をやってきた人にとっても、計画を作るのは厄介である。私が製造会社を立ち上げたときも、まともな経営計画などなかった。 なぜ経営計画が必要なのか。 計画なしに事業を進めてしまうと、事業者は必ず以下のような罠に陥る。事業者が陥りやすい罠 ...

  • 日産の検査問題

     品質は工程でつくる。余計な検査を定めた運輸省の規制の見直しが必要 日産自動車で、認定されていない検査員が完成車検査を行っていたという事実が発覚した。自動車メーカーは、あらかじめ認定した従業員が出荷前に「完成検査」を行う。これは道路運送車両法や関連の実施要領などで定められている。それに対し日産では、認定されていない「補助検査員」が一部の検査を行っていたという。 つまり運輸省規制によって、認定された...

  • 多難な廃炉工程

     世間やマスコミの原発叩きこそが貴重な人材を失わせ、廃炉を困難にしている 政府は、福島第1原発の廃炉に向けた中長期の工程表を改定し、核燃料取り出し開始時期を3年遅らせたという。溶け落ちた核燃料の回収を着手する号機と具体的な方法の決定も1年遅れとした。それでも30~40年で終える予定の、全体工程目標は維持したそうだ。 もちろん反原発派は、「それ見たことか」とせせら笑っている。 以前から彼らは、廃炉方法に...

  • 中庸の美

     右寄りと思われていた自民党が相対変質し、一気にリベラル化してしまった 昨日あたりから、肌寒さが身に染みる。パソコンの前に座ると肩や腰が冷える。フリースと毛布を引っ張り出した。ほんのひと月前までは、シャツ一枚で暑くて仕事にならなかったのが、ウソのようである。この2~3か月は衣服で調節できるが、それを過ぎると炬燵やストーブが必要になる。 車の場合はもっと極端である。季節に関係なく冷房または暖房をつかう...

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