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高齢者の安全運転

 高齢者が安全に運転できるよう、ちんたら走っている車をつつかないでほしい

 先週27日に、40年目の運転免許更新を行った。その間無事故・無違反である。もちろん、立ち木や他の自動車、電柱など、小さい物損事故は何度も起こしている。事故1回あたりの車修理代が10万円くらい。幸いまだ人にはぶつかっていない。また、違反を検挙されたこともない。昔は平気で飲酒運転を行っていたが、最近はさすがに激減した。スピード違反や信号無視もできなくなった。年取って、スピードについていけなくなったからである。

 いま運転でいちばん難しいのが、通行量の多い交差点の右折である。完全に対向車がいなくなってから曲がればいいのだが、後ろからつつかれる。なんどもぶつけられそうになったし、実際ぶつけられてむちうちになったこともある。カーブの多い山道で、後ろにぴたりとつけられると怖い。後ろの車から降りてきて怒鳴られたこともあった。高速道逆走車の中には、後ろからせかされた人もいると聞く。

 なぜか人は、ハンドルを握ると人格が変わる。急がなくてもいいのに、黄色信号で無理やり交差点に入る。そこではスピードを落とすところを、逆にスピードを上げる。また右折車線の車が、交差点手前で突然右折信号を出す。福井県は、運転マナー全国ワースト5ぐらいの常連である。

 それでも、あと10年は運転したい。福井では、車の運転ができなくなったら、まともに仕事ができないからだ。クライアントのところに半日がかりで行くのでは、予定が立たない。
 そのためにも、交差点で戸惑っている車を後ろからつつかないような、運転マナーのいいドライバーが増えてほしい。あるいは、誰も車の後ろにつかないようにできればいい。機関銃の銃口をバックに取り付けたら逃げていくかも。
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日本の殺人

 人命の軽重から言えば、日本におけるほんとの問題はテロではない

 2000年には世界で年2000件だったテロ事件が、先日の大量殺人事件を含めここ数年は年間15000件にも増えた。被害者はおよそ3万人といわれる。

 もっとも世界で3万人といっても、全死亡者数の0.03%以下にしか過ぎない(ちなみに世界では最も多いのは心臓病である)。テロはどうしてもメディアの扱いが大げさになる。
 一方、日本では自殺者が毎年3万人近くいる。表に出ない人を含めたら、その数倍はいる。3万人という数字は単なる「統計」ではない。その一つ一つに必ず悲惨な背景がある。たとえばその中に、ギャンブル依存がきっかけで死ぬ人が3000人いる。実態はその数倍であろう。

 いくら頑張っても、日本だけで毎年3000人ものテロ殺人を起こすのは不可能である。
 したがって、人命の軽重から言えば日本におけるほんとの問題はテロではない。3万人の自殺であり、毎年3000人の人命を損なっているギャンブルである。

 10人殺せば殺人鬼で、100万人殺せば英雄である。日本で毎年3000人を殺している人は業界の英雄、つまりパチンコ利権の親玉である。

 そしていま日本の障害者は1000万人を超え、施設に入っている重篤者は50万人にもなる。彼らに対する支援策を打ち切るだけで、生活能力のない障害者はバタバタと亡くなっていく。だから、ほんとの英雄になろうと思ったら、政治家にならなければならない。

 さらに、全人類を殺したら「神」になる。いつの日か世界の神になるのは、われわれ日本人であろうか。

女性活躍社会

 子孫を生んで育てるという、世の中の最重要な仕事をできない人が外で働く

 いつの間にか、女性活躍推進法という法律ができた。
 この法律では、国・地方公共団体及び301人以上の大企業は、①自社の女性の活躍状況の把握・課題分析、②そのための行動計画の策定・届出、③自社の女性の活躍に関する情報公開、を行わなければならない。(300人以下の中小企業は努力義務)。

 具体的な課題は、採用者に占める女性比率、勤続年数の男女差、労働時間、管理職に占める女性比率などである。これらについて数値目標を設定する。


 しかしそんなことをしなくても、もともと日本では女性の方が活躍している。こんどの都知事選でも、「厚化粧の大年増」と罵られながら、勝利を確実にしている女性候補がいる。まことに打たれ強い。反対に、昔から男は遊び呆けるだけで、まともに働いてなどいない。もし男が「活躍」しているとしたら、鵜飼である女性が操っているだけである。

 子孫を生んで育てるという、世の中で最重要な仕事は、女性にしかできない。それをできない人が外で働くのである。そもそも女性活躍社会といっても、何について活躍するのか。未来世代を育てる以上に大切な仕事など、あるわけがない。だから女性活躍社会というのは全くの欺瞞である。

 そもそも、現実の世界でほんとに力のあるのは、陰で男を操っている女性である。黒幕だから力は持っていても、責任を取らなくていいのである。

障害者施設テロ

 犯人をナチスになぞらえ完全否定することが、そのままナチスの優勢政策そのものである

 先日神奈川県の障害者施設で、数十人もの殺傷事件があった。19人が死亡し、26人が重軽傷を負ったという、日本最大のテロ事件である。先月フランスの花火会場ダンプカー事件で、80名が死亡したことに加え、刃物でもここまでやれるとは吃驚である。

 犯人は、その施設に勤務していた20代の男性である。以前から障害者の安楽死を主張しており、「税金を無駄遣いする」障害者のない世の中をつくるため、自ら手を下したという。犯行後も、「後悔はしていない」と言っているそうだ。

 ほとんどのメディアや評論家は、犯人が弱者である障害者を、邪魔者のように扱ったことを糾弾している。ある新聞の論説でも、「すべての国民は幸福になる権利があり、抵抗できない弱者を抹殺するという、身勝手で歪んだ論理が通用するわけがない」と論じている。ナチスになぞらえ、人の尊厳を否定するものだとして、ネットでも極刑を求める声が多い。
 もちろん「健全」な社会では、彼のような「邪悪」な思いは封印すべきである。したがって、面と向かって犯人を擁護する人などいない。

            成仏 H27.12.15

 しかし、この犯人の考え方に共感する人は、まったくいないのであろうか。私には、少なくない人々の心底には、わずかでも同調する気持ちがないとは思えない。私自身も(口には出せないが)、心中の1%ぐらいは「よくやった」という感覚があり、どうしてもその思いを払拭できない。
 
 人は霞だけでは生きていけない。もともと、他の生き物の生命を奪って私たちは生きている。それでも、自分から遠い種の生物を喰らっている人ほど、その罪深さは少ない。植物、細菌(発酵食品)、節足動物、魚類、爬虫類、両生類、ほ乳類(牛、豚)、類人猿・・である。人類の歴史を見れば、敵対する種族の人肉を糧とすることもあった。いざとなれば、最後は自分自身を食う。

 障害者は、この中のどこかに属すると考えるのは生物的・歴史的必然である。しかも自分や肉親からは、やや離れている。今度の犯人は、その思いが膨れ上がって、現実の行動に移っていったのであろう。人間の尊厳などと言うのは、後付けの論理である。

 したがって、このような邪悪を封印するのではなく、なぜこれがいけないのか納得できるまで説明するのが、学者の使命である。それができていないから、邪悪の思いが現実の世界にまで膨らんでしまったのである。
 
 犯人の行動をナチスになぞらえ完全否定することが、そのまま、自分と異なるものを排除しようとするナチスの優勢政策そのものであるということに、気付いてほしい。そもそも人は、大いなる矛盾の中でしか生きられない。

正論を言う人は怖い

 「泡沫候補」の正論は実現したいが、絶対トップにはなって欲しくない

 都知事選挙の「泡沫候補」の政策が面白いと書いた
 たしかに正論であり、そのことに限ればぜひ改革してほしいと思う。彼らが、都知事選を足掛かりにして国会議員になり、一点突破で各政党を飛び回れば、日本も変わることができるのではないか。

 しかし、トップとしてあるいは政党として彼らに力を与えようとは思えない。そうなった場合、彼らがその一点のみに専念することはないからである。

 なぜならあの共産党ですら、たまにまともなことを言う。その一つが消費増税反対である。消費税は、消費する者にとって罰金を払うのと同じであり、デフレ気味のいま絶対に増税すべきではない。
 それでも共産党に投票できないのは、その他の政策が無責任でめちゃくちゃであるからである。とくに歴史認識エネルギー政策が悪い。いくら消費税が廃止されても、日本の根幹が破壊されたら元も子もない。だから共産党がいくら頑張っても、まともな国民は投票しない。

 そこで怖いのは、一点突破の「泡沫候補」である。彼らは、その一点においては素晴らしいのだが、その他は何を考えているかわからない。論点が狭いため、演説はよどみなくさわやかである。あと何回か都知事選があれば、間違って当選してしまうかもしれない。なんといっても、都知事選は自分を売り込む最大のチャンスである。
 彼らは、シングルイシューで議員にはなってもいいが、絶対にトップにはなって欲しくない。

「泡沫候補」の方が正論

 一点突破の政策論争が話題になれば、おもしろく健全な選挙戦になる

 東京都知事の有力3候補の主張をみると、ありきたりの内容か、ガキのサッカーみたいに保育や介護の問題ばかり追いかけている。こんなものは、聞く前から何を言うかわかってしまう。
 しかしこれは、幅広く支持を広げ、当選するためには仕方がない。

 それより、「泡沫候補」と言われている人たちのほうが面白い。彼らは必ずしも当選を目指していない。それより、マスコミが注目する都知事選という場を利用し、自分の主張を広めることを目的としている。

 たとえば立花孝志氏は、「NHKをぶっ潰す」ことを唯一の政策としている。彼は、NHK職員の年収の高さ(1800万円)や集金業務の圧辣さ、集めた放送料の使い道の杜撰さなど5分間の演説にまとめ、NHKの政見放送で述べたという。また、在日朝鮮・韓国人を目の敵にしている「極右」の桜井誠氏は、それに絡めたパチンコ規制を大きな目玉としている。よほどの差別的発言でない限り、NHKはこれらの政見放送を届けなければならない。

 そしてそれらの主張は正論であり、共感する人は多い。もちろん私も大賛成である。NHKの横暴さやパチンコの害毒は、日本の大問題である。彼らが当選しなくても、日本人の多くがこの問題に気づき、政治を動かすことができれば大成功である。

 以前の都知事選では、建築デザイナーがモーターボートを走らせたり、怪しげな発明家と話題性には事欠かなかった。それが進化し、日本の大きな問題点を突く一点突破の政策論争が話題になれば、おもしろく健全な選挙戦になるであろう。

資格者の倫理規定

 脅迫的な倫理規定によって報酬が低く抑えられることがある

 多くの職業資格には、倫理規定がある。
 技術士の試験では、面接のとき必ず技術士法にある倫理事項を質問される。
 技術士の3大義務として
 ①信用失墜行為の禁止
 ②秘密保持義務
 ③公益確保の責務
  の3つである。
  そのほか、
 ④技術士の仕事をするときは登録を受けた部門の名称を表示する
 ⑤常に知識や技能の水準を向上させ、資質向上に努める


 そして中小企業診断士の倫理規定には、つぎのようなことが謳われている。
 ①名誉と信義
 ②自己研鑽と誠実性
 ③品位のある広告宣伝
 ④秘密の保持
 ⑤違法行為幇助の禁止

 ここまでは、どこにでもある常識的事項である。

 じつはこの他に、第3条として⑥「都道府県等に対する協力義務」というのがある。ここに、「会員は、国、都道府県等の公共団体及び本会等から診断業務に関する協力を求められた場合には、正当な理由がない限りこれを拒むことはできない。」とあった。
 ここまでいくと、倫理規定というより、脅迫のようである。倫理規定がやけに重い。

 「協力」というのだから、ボランティアのつもりでやれということであろう。少なくとも、決められた報酬に文句をつけるなということである。だから中小企業診断士の報酬は、公務員に比べ低く抑えられているのである。

断る力の表し方

 誰かやらねばならないなら、直接断らない断り方をするのが、大人の知恵である

 ものごとを断るのは難しい。人が困っているのを見たくないからだ。お金の入る仕事でさえそうなのに、必ず誰か必要なボランティア的な仕事は、もっと断りにくい。頼まれたとき少々お酒が入っていればなおさらである。

 断る力を発揮しようと決心しているのに、いつのまにか、町内自治会長、地域の区長、交通安全推進委員、地区防災対策委員、宝愛会員など、様々なお役目を受けている。そのうえ今年は仕事も忙しい(半年ぐらい継続する仕事が5件もある)。一つ一つは大したことなくても、なにかと時間を取られる。

 そのうえ昨日行われた中学のクラス会では、次期クラス会の幹事役を押し付けられてしまった。
 5年ほど前私が幹事となって20年ぶりくらいに行われたクラス会が、その後毎年のように続いている。5年前の新鮮な懐かしさも、さすがにマンネリになった。幹事役も一回りして、誰もやる人がいなくなった。

 ただ、つぎの開催日程や場所は、幹事役の私に任されている。こんどは10年後ぐらいでもいい。そのころは、(ボケばかりになって)だれが幹事なのか忘れているであろう。それに間が空けばあくほど、クラス会は盛り上がる。たぶん死んだ人の話題には事欠かない。そもそも、自分が生きている可能性も少ない。こういう引き受け方ならいい。どうせ誰かやらねばならないなら、面と向かって断らない断り方をするのが、大人の知恵である。

ドーピングはなぜいけないのか

 なぜいけないのか知らずに、頭から押さえつけられると、反発しか生まれない

 ドーピング疑惑で、ロシアオリンピック選手のリオオリンピック出場が危ない。陸上競技をはじめ、陽性になった人がわんさかいるだけでなく、悪質な隠ぺい工作を国ぐるみで行っていたことが明らかになったからである。オリンピック出場禁止は、陸上選手だけでなく、ロシアすべての競技にも適用される可能性がある。


 しかしロシアは、カナダとアメリカの政治的陰謀だと反発している。ロシア世論も、ドーピングの内部告発した選手を「裏切り者」呼ばわりしている。それに私を含め普通の人は、ドーピングの怖さを知らない。そんないい薬があるのなら、いちど使ってみたいと思うではないか。運動会のときその薬を飲めば、勝つかもしれない。
 

 格言(白河の清きに魚住みかねてもとの濁りの田沼恋しき)にもあるように、あまり厳しすぎると息苦しくなって、世の中が詰まらなくなってしまう。ロシアの選手に対して、ある程度逃げ道を用意しておいたほうが良いのではないか。そうでないと、窮鼠は何をするかわからない。

 同じことは、覚せい剤や飲酒運転にも言える。
 ほんとに禁止したいのなら、なぜそれがいけないのか、理詰めで教えてほしい。「いけないからいけない」と頭から押さえつけられると、反発しか生まれない。ロシア国民は、ドーピングなんかよりウォッカ中毒で死ぬ。そもそも、すべての薬は毒である。そう思っているからドーピング選手に寛容なのであろう。

暴露記事の功罪

 ゴロツキ週刊誌が最高権力者を決めるのでは、直接トップを選ぶ選挙はありえない

 都知事候補者の鳥越氏のスキャンダルが、週刊誌に暴露された。選挙陣営には大きな打撃である。私も、鳥越氏のようなとんでもない人が、日本の首都である東京の知事になることの方が怖いし、海外にも恥ずかしい。
        
 これはスキャンダル以前の問題である。
 私が経営診断で最も重視するのが、その会社トップの素養である。トップの何を見るか。まず「経営意欲」、つぎにその方向性である「理念」、「方針」、「戦略」、「実行力」、そして「年齢」と「健康状態」である。とくに「意欲」と「健康状態」が、人体では心臓と肝臓に当たる。

 自治体のトップも同じである。
 鳥越氏の場合、自ら立候補したということで、「意欲」だけはありそうに見える(何の意欲かわからないが)。しかしその他の項目は、まるきりなっていない。とくに重要な「年齢と健康」に重大な懸念がある。トップには全くふさわしくない。

 したがって、この報道で、鳥越氏の目がなくなるならそのほうが良い。鳥越氏が都知事にふさわしいなら、これくらいの暴露記事など何でもないはずである。

       バンザイ申

 しかし、それでもこのような暴露記事には大きな問題がある。恐ろしいのは、週刊誌の暴露合戦が始まり、有力候補がつぎつぎ脱落していくことである。書かれていることが事実かどうかは別に、これぐらいのことは誰にでもある。叩いて埃の出ない人は人間ではない。誰も残らなくなって、下手すると極右である桜井誠候補が都知事に選ばれることもあり得る。

 都知事ならまだいい。いくら極右や極左が知事になろうとも、できることは限られている。これがもし、首相公選制だったらどうか。アメリカのように2年かけても、トランプ大統領が生まれる。つまり、ゴロツキ週刊誌が最高権力者を決めてしまうのである。

 いまの日本の選挙では、一部の組織票とあとはイメージだけの人気投票になっている。選挙する人たちの素養が高まらない限り、直接トップを選ぶ選挙はありえない。

凍土壁計画見直し

 大量に放射能が流出すれば、ビョーキの人の心臓が止まり、放射能対策が格段に進む

 福島第一原発の凍土遮水壁について、これまで最終的に100%凍結させる「完全閉合」を目指すとしていた東京電力は、完全に凍結させることは難しいとの見解を明らかにした。・・・20日の福島民報記事より。
 案の定、病的な原発反対者は、それ見たことかと騒いでいる。

 しかし前代未聞、ノーベル賞級の難工事なだけに、最初から難しいのはわかっていた。私が担当の技術者だったら、完璧に成功するなどとは、おこがましくて言えない。東電が最初から自信を持って計画していたなら、大法螺吹きであろう。というより、反原発者の冷たい目が怖かった、というのが真相に近いと思う。相変わらずその場しのぎである。

 もっとも、失敗覚悟で1年以上も工事を続けたのは評価してよい。凍土壁に関する貴重なノウハウが蓄積されたからである。この技術の蓄積は、確実にこれからの土木工事に活かすことができる。

        海地獄 H28.6.17

 そもそも、原発敷地内に凍土壁のような遮蔽物を作る必要など、まったくなかった。いまの程度なら、放射性物質が漏れようが人体に影響などない。凍土壁の建設は、自分の身しか考えない人々を、少しでも安心させようとしただけである。

 したがって凍土壁が破壊され、大量に放射能が漏れたらどうか。そのうち東電は、衝撃的な放射能漏れの事実を発表するかもしれない。神経質な人の心臓が止まり、その後の放射能対策が格段に進む。
 猛毒人種は毒を持って制さなければ、取り返しがつかなくなる。

高原の散策

 18、19日と後立山の麓にある八方尾根と栂池高原を訪問した。昨年と同じ時期でほとんど同じコースである。
 まったく同じでは面白くないので、八方尾根は昨年の最高到達点から約200m前進、栂池高原では、展望台ピストンから今度は1周コースを選択した。栂池高原にはほとんど残雪がなく、満開のニッコウキスゲの中快適な散策を楽しめた。

 八方池から不帰の峰 H28.7.18 八方尾根 ニッコウキスゲ H28.7.18
 
 ただ、雲の中を歩いただけで、楽しみにしていた後立山連邦の雄大な景観を拝むことはできない。また午前中は下痢に悩まされた。バイキング料理では、控えめにしようと思っても、つい食べ過ぎてしまう。食べたものが血となり肉となる年ではない。山道でまともなトイレは限られているから困る。

 栂池高原展望台から白馬大雪渓 H28.7.19 栂池湿原地帯 浮島付近 H28.7.19

 新幹線ができて、金沢以北の旅行は不便になった。時間待ちの観光客増加が期待外れだったからか、糸魚川駅で大糸線との接続時間が短縮されたのはよかった。

東京都知事選

 だれが担ぐかわからない大年増は、未知数だけにいちばん面白い

 海外はテロやクーデター、国内は役者がそろった東京都知事選と、ニュースが花盛りである。都知事選の役者といっても大根ばかりで、有力3候補もなんとなくピンとこない。後期高齢者はヨレヨレだし、元総務大臣はあまりにも事務官僚的で花がない。なんとなく残ったのは美人の大年増である。

 その大年増にいい風が吹いてきた。自民党都連が「推薦候補以外の候補を応援したら、親族でも除名する」などという、共産党まがいの脅迫文を出したからである。

 ただ、蓮舫や山本太郎などトンデモ議員を当選させる都民だから、どこでどうなるかわからない。台風が吹けばマックの当選もあり得る。もっとも都知事になっても、何ができるわけでもない。その御神輿を誰が担ぐかが問題である。その意味では、だれが担ぐかわからない大年増は、未知数だけにいちばん面白い。たぶん余命も一番長い。


 明日から2日間、避暑高原旅行のためお休みします。
 昨年と同じ後立山の麓です。

日本での外人テロ

 外国人による日本人大量殺傷事件をきっかけに、日本もテロの巣窟になる

 日本人7人が巻き込まれたバングラデシュ銃撃テロの衝撃も冷めぬうち、フランスでは大型トラックが花火見物の群衆に突っ込むテロがあり、80人以上が亡くなった。その騒ぎの最中、トルコでは軍のクーデターが起こり、これも100人以上が亡くなったという。

 いまや、テロやクーデターは日常茶飯事になった。そのうち大きなニュースにならなくなる。現に、シリアやイラクで毎日のように起こっている数十人規模の爆弾テロなど、紙面で見つけるのも難しい。

 もちろんテロの大きな原因は、貧富の格差である。同じ地域に異なる民族、宗教の人たちが共存していることも、テロを誘発する。民族や宗教差別は、格差との相乗作用で、いったんこじれた関係が戻ることは難しい。

               へびお化け

 日本社会も人ごとではない。いまや日本中至る所に、外国人の集積する地域ができつつある。在日韓国・朝鮮人、中国人だけでなく、最近はイスラム圏からの移住も増えている。福井も越前市では、大企業の派遣労働者を中心に、数千人規模のブラジル人社会ができあがった。しかも今の自民党政権は、さらに移民を促進しようとしている。自民党以外の政党はもっとひどい。

 これまで日本でも、オウムの地下鉄サリン事件、小学校への乱入殺傷、繁華街でのナイフ殺傷など、他の国に負けないくらいテロ事件はあった。ただこれはほとんどが、日本人による日本人に対する「テロ」行為であった。
 
 しかしもし、日本にいる外国人によって、日本人が大量に殺傷される事件が発生したらどうか。フランスのように、大型トラックが群衆に突っ込めば、100人ぐらいの殺人テロなど簡単にできる。

 その場合多くの日本人が、テロを起こしたその外国籍の人に対し、鬱積した感情を持つのは避けられないであろう。沖縄では米軍関係者が起こした些細な不祥事でも、針小棒大に取り上げられる。まして数十人以上が大量に犠牲になるテロ事件が起これば、沖縄県民の米軍に対する反発ぐらいではとても済まない。強烈な外国人排斥運動が起こり、それに対抗して当該外国籍の人が、またテロを起こす。泥沼になる。

 はたして「ヘイトスピーチ禁止法案」は、それを未然に防ぐであろうか。そんな子供だましの法律より、移民を制限して国内で働く人の待遇を良くし、生産性を上げたほうがはるかに得策である。

パスワード地獄

 自分の知らないうちに、何かがどんどん流出していく

 コンピューターで物事を処理するようになってから、ほとんどすべて個人特定のためにパスワードを要求されるようになった。銀行カードや各種登録、コンピュータのログインなど、一人で何十ものパスワードを持っている。最近ではそれに加え、マイナンバーも加わった。

 一昔前、自分を証明するのに、住所氏名、せいぜい電話番号だけでよかった。いつのまにか、車のナンバーや社員番号、銀行通帳番号、資格登録番号とつぎつぎと増える。いまはもう、なにがなんだかわけがわからない。パスワード以外にIDなるものもついてくるので、もう収拾がつかない。すべて記憶している人がいたら、お目にかかりたい。

             金が飛んでいく

 そこで私は、パソコン内にパスワードの管理台帳を作った。新しくパスワードが増えるたびに、そこに書き込む。たちまち書き込んだ番号が膨張し、探すのに手間がかかるようになった。廃棄すればいいのだが、捨てるより新しく発生するほうが多い。

 もっとも最近は、その台帳を開くパスワードを忘れる。自分の知らないうちに、何かがどんどん流出しているような気がする。少し前たっぷりあった財布のお金も、いつの間にか空である。

65才以上が1/4

 一億総労働社会を目指さなければ、やっていけない

 2015年国勢調査の抽出速報集計によると、総人口に占める65歳以上人口の割合は26.7%で、初めて総人口の4分の1を超えた。ここ当面増えはしても減ることはない。予想どうりで、いまさら騒ぐことでもない。

 そして、65歳の時点では男女ほぼ半々である。75才以上になると、女性は男性の1.5倍にもなる。つまりまず、我々60代の男性がふるい落とされる。

 さらに2060年には、65才以上が40%になる。そのとき0~14歳が10%ぐらいだから、合わせると半分。15~65才で働かない人もいることから、労働者は、自分以外に一人以上支えなければならない。
 ここまできたら、一億総労働社会を目指さなければ、やっていけない。

①働ける人は棺桶に入るまで働く。老人ホームでも何らかの就労する
②大学進学率をいまの1/10にする。学問のほとんどは大学でなくてもできる。
③食料はできるだけ家庭菜園で賄う
④75歳以上の治療禁止。もちろん胃ろうなどもってのほか


 こんどの東京都知事選では、有力3候補がいずれも65歳以上である。頑張っていただきたいが、さすがに痴呆気味でヨレヨレの後期高齢者の人に、そんな重責を託すことはできない。なにごとも程度問題である。

票やアンケートの重さ

 識見があって熟考した人と、何も考えない人とを一緒にするのは、味噌と糞を混ぜるようなものである

 規制委員会が高浜1,2号機の40年超運転を認可したことを受けた福井新聞社のアンケートで、原則通り「40年超は動かすべきでない」は32・7%で、「原発は全て動かすべきでない」の18・2%を含めると、運転延長を否定する割合は5割を超えたという。
 実際に、住民76人が原子力規制委員会に延長を認めないよう求め、名古屋地裁に訴訟まで起こしている。

 またこの新聞では、もんじゅの在り方についてのアンケートも取っており、「すぐ廃炉にすべき」が「29.1%」もあるとして、廃炉を煽っている。
 前にも書いたが、福井新聞は完全に、日本を弱体化させようとする国の手先になってしまった。

 新聞社どころか、裁判所まで狂っている。
 大津地裁では12日、関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止め仮処分を取り消すよう関電が申し立てていた異議を却下している。
 参院選挙終了後に、1票の格差をめぐった訴訟が行なわれている。これも異常である。
 また今回の参院選挙では、沖縄で辺野古移設反対議員が、川内原発の鹿児島では原発再稼働反対議員が当選した。

           神様 仏様 女性様

 なにか世の中がどんどん悪くなっている。英国の国民投票で分かるように、一時のポピュリズムに流され、大局的な見方を失っている。自分さえ安心できればいい。人類はここまでバカだったのか。
 
 これらを見ると、ひとりひとりの票やアンケートは、平等でいいはずがないと思う。ある事柄について、識見があって熟考している人と、その場限り何も考えず答えた人とでは、その重みは1000倍も違う。
 したがって、アンケートを信じたり、1票の格差を是正しては絶対にいけない。アンケートや票の結果をそのまま信じることは、糞を入れた味噌汁をすするようなものである。

在日特権とは

 日本人としての教育を受け、きちんと働いたうえでなら、それなりの「特権」でもいい

 ヘイトスピーチ法案の対象になっているのが、在日特権を排除しようとしている団体である。
 そもそも、在日特権とはなにか。テレビや新聞では、そんなものはない、と言っている。
 そんなはずはない。いくら極右でも、あそこまで熱を上げるのだから、何かあるに違いない。当たり前に与えられた権利は、自覚できない。

 ではどんな「在日特権」なのか。およそ、つぎのことが挙げられている。
 公文書へ通名使用ができる。永住資格が取れる。犯罪防止指紋捺印廃止。所得税・相続税・資産税等税制優遇。生活保護優遇。永住資格所有者の優先帰化。民族学校卒業者の大検免除。外国籍のまま公務員就職。公務員就職の一般職制限撤廃。大学センター試験へ韓国語の導入。朝鮮大学校卒業者の司法試験1次試験免除。などである。

 日本人以上の特権と言えないにしても、他の外国人より優遇されているのは確かである。
 例えば「生活保護優遇」である。厚生労働省によると在日韓国・朝鮮人の生活保護者数が3万人あまりいる。これはじつに20人に1人にもなる。日本人は約100人に1人だから、5倍も多い。これは「特権」なのか、在日の人がそれだけ貧乏なのかわからない。だが医療保障と合わせれば、1000億円になる。乏しい収入から税金をむしられている身からすると、とても納得がいかない。外国人に対する生活保護は、憲法違反だという判決もある。

 さらに大きな問題は、在日外国人が日本の公務員になれることである。韓国で外国人は公務員になれないし、外国人の土地購入も制限されている。弁護士にもなれない。お互いの国同士で異なるのは全く不公平である。安全保障上大問題であるし、公務員という職業が恵まれているから、余計そう感じる。
 特権というより、在日でも日本人と同じ権利を与えようということか。

 しかし、権利があるなら義務も発生する。憲法には、「教育を受ける義務」と「労働の義務」が明記されている。当たり前のことである。少なくとも、日本人としての教育を受け、きちんと働いたうえでなら、それなりの「特権」でもいい。そうでないから騒ぐのであろう。

政治とカネ

 欲ボケ市民のくせに、政治家がカネに汚いのを咎める資格などない

 参院選挙が終わったら、マスコミのネタは東京都知事選に移った。都知事選は毎回、海千山千の候補者が乱立して、話題には事欠かない。

 自民党議員の小池氏や元総務大臣の増田氏の一騎打ちかと思えば、野党側から俳優の石田氏や元官僚の古賀茂明氏、弁護士の宇都宮氏などが出没している。これで役者が揃ったと思ったら今朝、民進党がロートルの鳥越俊太郎氏を推薦したというニュースが入った。これからまた、新たな立候補者が現れるかもしれない。もちろん、何とかマックとかわけのわからない候補も、わんさか出ている。まさに劇場である。
 東京都の知事だから注目されるし、やりがいはあるのだろう。

 だが、これまで都知事が続けて金銭スキャンダルで失脚した。今度の候補者たちも怪しい。なにもないはずがない。もし今後スキャンダルに見舞われなかったとしたら、「これではきりがない」としてマスコミが追及を断念したときである。叩いて埃が出なかったら、人間ではない。

 
 だからもういい加減、暴露合戦など止めるべきである。マスコミの記者だって、真っ白なわけがない。30年前の覗き事件まで出されたらどうする。単なるお神輿に、修行僧みたいな素行を期待する方がおかしい。

 そもそも我々が政治家に1票を投ずるのは、下心があるからである。年金、福祉、経済活性化など、楽してわが身が得することを要求する。最終的にほとんどカネである。
 そんな欲ボケ市民が、政治家がカネに汚いのを咎める資格があるのだろうか。

参院選の結果から

 切羽詰まった日本には、聖徳太子のような独裁者が必要である

 昨日の参院選挙では、大方の予想通り与党が過半数を獲得した。
 信じられないのは、まだ民進党が30議席以上も確保したことである。狂信的な信者で成り立つ共産党や公明党はともかく、まさかあの党がここまで票を獲得するとは思わなかった。これでまた、決まるものも決まらない。

 もっとも、私が20~30代で政治に関心がなかったころ、あまりに自民党が強いので、反抗心から社会党や共産党に投票したことがあった。いまは、世の中の複雑さを知れば知るほど、それらの政党の主張など絵空事にしか聞こえない。

 その絵空事しか言わない、口のうまい政党の主張に、妙に納得してしまう人がいる。わずかな数でも、その「利権」に群がる人がいる。「最大多数の最大幸福」という、本来の政治がめちゃくちゃになっている。

 たとえば、
 核燃料、トリチウムなど「核汚染物質」の処分が、原発推進のネックになっている。じつは原発施設以外にも放射性廃棄物は山ほどあるし、放射性廃棄物よりもっと危険な廃棄物もごまんとある。

 具体的に福島第一では、廃炉の冷却水の放射性物質を取り除いたあとのトリチウム(3重水素)の処分ができない。反対者がいるためで、これが復興の妨げになっている。トリチウムといっても、原子核に中性子が2つあるだけで、水と同じ性質をもつ。半減期12年でヘリウムに代わるときにβ線を出すが、ほとんど害はない。むしろ抗菌効果がある。それでも日本では、わずかの放射線で騒ぐ人がいる。
 復興を妨げながら、復興が遅いと文句を垂れる。海外の原子炉ではどんどん放出しているし、この程度の放射線より風呂で溺れるリスクの方がはるかに大きいのに。

 「保育園落ちた死ね」という勢力と、「子供の声がうるさいから保育園建設反対」の人たちとの、醜い争いもあちこちで発生している。

 まさにこれが民主主義の弊害である。自分のこととなると、ほんのわずかのリスクさえ煙たがる。
 あちらこちらで、民主主義のエゴが闊歩し、決まるものも決まらない。日本はどんどん泥沼に入り込んでいる。こうなると、民主主義は腐ったおからである。人々の勝手な言い分を尊重するあまり、奈落に落ち込んでいくのは真っ平御免である。

            ぼろ着の継体天皇 H28.1.1

 ここに、優秀な独裁者がいると違う。すっぱりと決断して、やることは進める。
 どんな独裁者がいいか。安倍総理は独裁者になれそうもない。
 佐伯啓思氏は、「民主主義」ではなく、「民本主義」がいいという。民のための独裁である。ヒトラーは評判がよくないから、聖徳太子がいい。切羽詰まった日本には、聖徳太子のような独裁者が、絶対に必要である。

選挙のたび弁護士不信

 くだらないことに労力ばかり費やすから、弁護士不信が増幅する

 参院の投票に行った。最近の選挙は仕組みがわかりにくい。とくに比例区である。
 まだ全国区はあるのか。どのように区分けするのか。記名は政党名なのか候補者名なのか。そもそも比例区は誰が立候補しているのか。「ドント方式」なるものもわからない。
 昨日の福井新聞では、比例区の候補者が2名だけ記載してあった。入れたくない人だけ推薦しているので、参考にならない。

 投票所に入るのにも勇気がいる。静まり返った会場で、大勢の立会人の注視する中を歩かねばならない。そこには会いたくない人もいる。だから期日前投票が多くなる。BGM(演歌がいい)ぐらい流せば、もっと気楽に入れるのに。

      血の池地獄 H28.6.17

 さらに、投票が終わったと思ったら、またぞろ1票の格差問題が出てくる。
 今回、福井選挙区は議員1人当たりの有権者数が全国で最も少ないそうだ。最多の埼玉選挙区との「1票の格差」が、まだ3倍あるという。これで上等である。

 それなのに、まだ不満だという人がいる。東京の弁護士グループである。例の升永弁護士が張りきっている。違憲として提訴する構えだという。せっかく「合区」をつくり定数「10増10減」を強行、前回より格差は縮小したのに。これではきりがない。1票の格差が縮まると、経済格差が広がる。弁護士はそれだけ薄情なのか。
 こんな人たちがいるから、毎回選挙のたびに、弁護士不信が増幅するのである。

参院選挙の争点?

 憲法という字面に支配されている日本は、ロボット独裁の恐怖の世界である

 明日参院選挙でマスコミは、必死に「改憲勢力」が2/3に迫ると脅かしている。改憲勢力といっても、同床異夢である。いまのGHQご用達憲法を、根本的に変えようとする政党など見当たらない。

 野党は、「立憲主義」を盾にとって、憲法解釈の融通性や憲法改正の阻止を訴えている。
 そもそも、「国家権力は憲法によって拘束されるべき」という立憲主義など、いったい誰が決めたのか。正当な手続きなしに、誰かが勝手に決めたものを守る必要などさらさらない。

           似非学者

 国民の最高規範は憲法である。その憲法に立憲主義など謳っていない。もし憲法が立憲主義を規定していたら、それこそとんでもない独裁である。ヒトラーの独裁より、一段とたちが悪い。まさに、字面が人間を支配することになるからである。

 したがって、立憲主義や変わらない憲法を頂いている日本は、字面というロボットに支配された、暗黒の恐怖世界である。憲法=ルールは必要に応じ変えることで、人間が作ったものだということが証明できる。でなければ、我々はルールを守ることなどできない。

環境適応だけでは生きられない

 おかしな企業は、それに見合った環境に飛び込んでいくしかない

 企業は「環境適応業」だという。これはダーウィンの進化論を企業に合わせたものである。生物は、環境に合わせて進化し変化てきたから、30億年以上生き残ることができた。同じように、経営環境の変化についていけない企業は消滅する。近所の商店街では、むかし繁盛していた「八百屋」、「魚屋」、「貸本屋」など、ことごとく無くなってしまった。
 
 ところが生物学者の中には、進化論を信じない人がいる。池田清彦氏は、まず生物の変異が先にあって、その変異した生物が、その環境にあった地域に移動していったのだという。

 たとえば、クジラとカバは親戚である。むかしあるカバが、突然変異で足が無くなってしまった。そんな大きな足のない動物が生きていくためには、海に入るしかない。海に入ったら、今度は大きい方が有利である。口をあければ、魚のエサが入ってくるし、自由に動ける。次第にシロナガスクジラのように大きくなっていったという(後半は進化論のような気がするが)。

 企業も、おかしなことになってしまったら、それに見合った環境に飛び込んでいくのがいい。日本の環境に合わなくなったら、ジタバタするより、日本以外で生きられる環境を探す。そのほうが手っ取り早い。働かない社員が増えてしまったら、働かない国民の多い国へ引っ越す。相対的に、その企業は働き者ばかりになる(その代わり、その国と心中する覚悟が必要)。
 
 世界は多様である。日本でダメな企業でも、必要とされている国は必ずある。飛び出す元気があるうちの決断である。

テロの原因

 「せっかく援助をしてきたのに」というのは、与える方の視点にしか過ぎない

 バングラデシュのテロ事件について、黒岩揺光氏がブログでおもしろい考察を行っていた。
 日本人の多くは「せっかく援助してあげたのに、なぜその国の人に殺されるのか」と思っているが、これは大きな勘違いかもしれないということである。

 バングラデシュのような国では、国民の大半が貧乏である。周りがみな貧乏だと、自分が貧乏でもみじめだとは思わない。そういうところへ、国連やJICA、NGOなど豊かな人たちが、大勢入っていったらどうなるか。黒岩氏によると、国連の職員の月給は7~80万円。JICA、NGOの人たちでもそれに近い。我々から見ても高いのに、貧困住民から見たら雲の上の人である。

 したがって、このような援助機関が入るほど、そこに超格差社会ができあがる。現地の人たちが逆立ちしても届かないような生活を、彼らは援助に名を借りて行っている。一握りの雲の上にあった富裕層が、次第に身近な怨嗟の対象になってくる。そのような人たちが、自分たちが入れないようなレストランで、女性をはべらして飲食していたらどうか。中には現地の女性に不埒な行為をする人もいるだろう。
 現地の人にとって見れば、次第に鬱積した思いに捕らわれる。

 もともとテロの温床は、貧富の格差である。最貧国への援助はそれを解消しようとするはずが、現実には格差を持ち込んでしまっている。「人類みな平等」、「同一労働同一賃金」などいう平等思想がいきわたり、しかも富裕層の情報が拡散すればするほど、怨嗟の思いは強くなる。

 すなわち、「たくさんの援助をしてきたのに、なぜ殺されたのか」という考えは、与える方の視点にしか過ぎない。いわば「プロダクトアウト」である。
 援助を受ける方は単純ではない。上から目線での援助は迷惑かもしれない。場合によっては、「援助をしたから狙われる」という発想転換、さらには「マーケットイン」の考えが必要なのである。

               恐竜王国
 ただこの黒岩氏のブログに対し、
 ≪お門違いもいいところだ。こいつは被害者の遺族の前で同じことが言えるのか? 安全な場所でネット上に駄文をたれるよりか、発展途上国のために尽くした人々の方が何千倍も美しいわ。≫
 という感情的な反論があるのは確かである。

 しかし今後、同じような被害に遭わないためには、タブーを排除したうえで、テロの真因をきちんと議論することの方が重要なのではないか。どんな場合でも、原因を見極めるのは並みたいていのことではない。

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水の不思議

 水素結合によって、あらゆる生命現象が生まれた

 以前書いた沖大幹氏(東大教授)「水の未来」は、水についてのマクロの話であった。こんどはなぜ水がそのような現象を起こすのか、ミクロの話である。

 水の分子(H2O)は、水素原子の-電子がひとつ、酸素原子との間で共有されている。そのため水素原子で、酸素原子とくっついていない反対側は、プラスの電荷となる。酸素原子の、水素原子とくっついていない方はマイナスの電荷となる。
 そのため、水は分子自身が+と-の極性を持つことになる。この分子同士が惹かれあい、結合し集合している。この分子同士の結合を「水素結合」という。

 
 この水素結合は、水の特異な性質を生み出している。
 例えば、水の比熱は他の物質に比べ異常に大きく、沸点と融点がきわめて高い。分子間結合のおかげで、分子がすぐ動き出さないからである。

 つまり水素結合がなければ、常温で水は気体である。生物はみな干からびてしまう。
 高い比熱は恒温動物の温度変化を和らげ、常温で体液の役割を果たしてくれる。
 さらに、水素結合によって表面張力がうまれるため、毛管現象によって体内の血液をいきわたらせ、木々の先端まで水が到達する。


 また、常圧での水の固体(氷)は液体の場合より分子間の隙間が大きい。そのため、氷は水に浮く。比重は4℃のとき最大になる。

 たとえば、気温が低下した時には湖の表面だけが凍って、その近くの4℃の水は、湖の底に沈む。つまり表面は氷でふたをして、冷たい部分は底に溜まる。中間で魚のいるところは、ある程度一定の温度に保たれる。もちろん、オットセイや北極クマが氷の上で生きられるのも、その水の性質のおかげである。

 すなわち、これら水の特異な性質のおかげで、われわれ生命体が存在することができるのである。

地方紙の悪あがき

 まともな人が論理的に考えれば、ここまで偏向はできない

 ここ数年、福井新聞が何かおかしい。とくに政治欄が異常である。
 昨年2月の全面を使った反原発の意見広告掲載、安保法改正のときのヒステリックな反対記事、高浜原発20年延長を認可したときの記事など、あきらかに「反安保」、「反原発」のイデオロギーを前面に出している。社説にも反安保・反原発の論説が目立つ。

 いつのまにか、「フクナワ」というネットサイトもできた。福井新聞とあの沖縄タイムスとの合作ページで、「原発と基地のニュースサイト」とある。このサイトでは一応、「福井県と沖縄県の自治体の動向や住民の思いなど、両紙の掲載記事を中心に地域の今をつぶさに伝えていく。」ということになっている。「つぶさ」には違いないが、「反基地」「反原発」の見方しかしていない。
 たとえば、今日のトップニュースは、沖縄米軍人の酒気帯び運転であった。「たかが」若気の至りの酒気帯び運転が、集団いじめの対象になるのは、どう考えても異常である。一方で反基地運動家の不法行為は、絶対に取り上げない。

          怪しい

 周知のように、沖縄では沖縄タイムスと琉球新報の2大地方紙が寡占状態である。福井でも、福井新聞と部数は少ないが日刊福井がある。日刊福井は、福井新聞に輪をかけた偏向報道で、新聞しか見ない高齢者は、確実にこれらの影響を受ける。現に我が家の年寄は、新聞とテレビ解説者の報道しか信用しない。
 
 なぜ地方紙は、ここまで偏向するようになったのか。
 イデオロギーにしては、あまりにも理不尽である。まともな人が論理的に考えれば、ここまで偏向はできない。
 おそらく、反権力の立場でしか生き延びるすべがないと思ったからであろう。さらにそれに付け込んだ、中国と北朝鮮の対日工作が進んできたとも考えられる。それが混じると宗教になる。

 もっとも、新聞を信用するのは、ネット社会から隔離された高齢者しかいない。したがって、このような地方紙が生き残れるのはあとわずかである。

会社の寿命

 長寿命企業と短命で終わる会社との違いは、人の育成

 先週の金曜日、ある会社の設立20周年記念パーティに出席した。普通日本の会社は、10年経つと70%に減り、20年経つと50%になる。つまりこの会社は、2倍の生存競争を打ち勝ってきたわけである。

 この会社の社長とは30年ほど前、眼鏡関連企業の取引の中で知り合った。同じ年の同じ日に生まれたということで意気投合。20年前の同じ時期に、私も同じような部品工場を設立し、地域の同業としてライバルの関係であった。その後、私の方は6~7年で廃業したのに、この会社はいま20人近い従業員を抱える企業に育っている。

 なにが違ったのか。営業面での経営姿勢について、以前書いたことがある。
 さらに、その違いの根本がある。
 それは、人に仕事を任せられたかどうかである。

 当時、現場の技術者であった私は、主要な工程を一人でこなしていた。微妙な匙加減などが必要な作業で、人に任せられないと思ったからである。無理な姿勢と緊張を強いられる作業で、それを含む10~15時間もの労働を毎日続け、肉体はボロボロに壊れかけた。1日おきに針治療を行い、整形外科医に通っても、腰や背中、足の痛みは治まる気配がない。仕事のストレスで毎日2箱近い煙草を吸うため、咳も止まらない。
 会社どころか、このままでは命が危ない。あと数年は持たないと思った。まさに、お金より命である。
 
 一方この会社の社長は、営業は行っても、主要な工程は従業員に任せていた。多少不具合があっても、辛抱強く社員が育つのを見届けていた。経営者の鏡である。20人そこそこの会社にもかかわらず、今でも社長はあまり現場作業を行わない。
 いまの経営内容から見て、後継者の問題さえクリアすれば、あと10年は大丈夫である。

 気がかりなことがある。
 生まれた年月日が同じとしたら、同じ日に死ぬのかもしれない。それだけは御免こうむりたい。

バングラデシュのテロ

 テロ被害に遭った人たちの家族は、もうこの世で失うものがない

 バングラデシュの首都ダッカで、武装集団がレストランを襲撃し人質を取った事件では、日本人7人をはじめ20人近くが犠牲になった。これまでもほとんど毎週のように、世界のどこかでテロ事件が発生。とうとう多くの日本人が巻き込まれることになってしまった。

 バングラデシュでは近年、イスラム過激思想の影響を受けた事件が相次いで発生しているという。去年10月には日本人男性が殺害された。今回も、過激派組織「イスラム国」を名乗る犯行声明が出ているという。
 「イスラム国」つまりISという、何とも厄介な鬼っ子を世界は作り出してしまった。

 ただISが関係しなくても、日本でも無差別テロは起こっている。包丁やナイフで5人、7人と殺傷した事件もあったし、車でつぎつぎ人を撥ねる殺人が後を絶たない。これらも無差別テロそのものである。日本では、銃保持についての規制が厳しいため、数十人という規模での大量殺人が起こっていないだけである。

 なぜ、これらのテロ事件が頻発するのか。
 ISや日本の無差別殺人、いずれも根本原因は「格差」と「情報化」である。グローバル経済の側面として、世界中に格差と差別、それに伴う相対的貧困が定着してしまった。しかも、ネットの普及で自分がいかに貧困か、すぐわかる。その「底辺」でうごめく人たちにとって、失うものなどない。

 したがって無差別テロに対する根本対策は、「格差」をなくすことである。
 みなが豊かになるのは不可能であるから、物理的に簡単にできるのは、みなが貧乏になることである。豊かな人を奈落の底へ落とせば、「格差」がなくなり、テロは無くなる。意識するしないは別として、テロを起こす人々はそう考えている。

 それでもほんとに豊かな人は、テロ被害になど遭いはしない。テロに遭うのは、中途半端に豊かな人である。だからどうせテロを起こすなら、世界の富裕層上位1%の人を狙うべきである。ほんとに豊かな人を、どのように引きづり降ろすのか。そこにテロの英知を結集しなければならない。

 そして、失うものがない人はまだいる。それは、テロ被害に遭った人たちの家族である。もちろん今回の日本人被害者の家族も例外ではない。そうなった場合、私なら決死隊を編成してISの本部を叩く。そのために、あらゆる手段を講ずる。失うものがない者の強みである。

炎天下のイモ堀り

 4月2日に植えたジャガイモの採取である。

 昨年度は、7月11日だから、だいぶ早い。60歳から80歳までの高齢者が約20人。8時半から12時半までの4時間。スコップで掘り起こしたイモを乾かし、拾って歩く。蒸し暑いなかでの作業はさすがにつらい。

 大草原 H28.7.02 必死の草刈り H28.7.02

 今年は、前もって草刈りをしていなかったので、一段と作業量が多い。草は、あらかじめ牛かヤギに食わせたい。人間にとってはお邪魔な草でも、ヤギの数頭ぐらいは養えるであろう。

 炎天下の収穫 H28.7.02 40㌔の収穫 H28.7.02

 高齢者ばかりだから、一所懸命作業している人など一人もいない。年季が入っているだけに、自分の体調は心得ている。35度近くの炎天下の重労働でも、一人の落伍者もいなかった。まったく、効率とは程遠い作業である。

 それでも、一人当たり少なくとも40㎏の収穫はあった。

脱原発は狂気

 精神病院の塀の内側で、お互い相手をけなし合っているようなもの

 大手電力9社の株主総会が先月28日一斉に開かれ、株主が提案していた「脱原発」を促進する議案はすべて否決された。

 これに対する「放射脳」患者の反発は大きい。病が慢性化し毒素が全身に回っている。もう治る見込みが無くなってきたのではないか。
 典型的なのがYAHOOに掲載された、つぎのようなコメントである。

≪一度も事故しちゃいけない原発で、一度事故起こしたんだから、どんなに優位性があっても使っちゃいけない。こんな普通のことがなぜみんな理解できないのか理解できない。≫

 こんな考え方こそおかしい。明らかに、バイアスにかかっている。
 普通に考えれば、一度起こした事故は飛躍のチャンスである。
 失敗を評価し、許容する姿勢がないと、その社会は必ず衰退・消滅していってしまう。世界で増え続ける人口を養うエネルギーを充足するのは、並大抵のことではない。同じようなことは、ダライラマも言っている。ものごとは俯瞰的に見るべきである。

           びっくり妄言

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