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自衛隊は人殺しか

 横並び意識が多様性を損なう。選挙戦だからこそ、中途半端な妥協をしてはいけない

 共産党の藤野保史政策委員長は、26日のNHK討論番組で、防衛費は「人を殺すための予算」と発言し、共産・社民党以外から猛烈に叩かれている。参院選挙で共闘する民進党の岡田代表さえ、「不適切だ」と非難していた。あまりにも世論の反発が大きいとみて、藤野氏は責任を取って辞任した。事実上の更迭である。

 ただこの発言は、いつも共産党が言っていることを強調しただけである。何しろ安保法案を「戦争法案」、自衛隊を「暴力装置」と言って憚らない政党である。
 したがって、簡単に撤回し謝っても、ほんとに悪いと思っているとは思えない。それに政策委員長ぐらい辞めても、責任を取ったことにはならない。

         いざ決戦

 それなら、むしろ開き直ったほうがいいのではないか。共産党が他の政党と同じことを言っていたのでは、選挙時の選択肢が無くなってしまう。もっとわかりやすく、この論点を徹底的に詰めたほうが良い。

 たとえば一部ではあるが、藤野氏の発言を容認する声がある。「その趣旨自体が間違っているわけではなく、むしろきちんと説明し、理解を得ることの方が重要だと私は思います。・・(弁護士猪野亨のブログより)」。もっともいまのところ、その「趣旨」はいくら探してもわからない。せいぜい、「集団的自衛権の行使と海外での戦闘行為によって「敵」を殲滅するための防衛予算ではなく・・(同ブログより)」ということらしいが、その前提そのものが間違っている。

 それはともかく、これは自民党の「沖縄2紙を潰せ」、「放射脳」発言のときと同じである。発言の内容が正しいかどうか関係なく、「不適切」の一言で退場させられる。桝添東京都知事のときもそうだった。

 これでは日本人の横並び意識が多様性を損ない、日本はつまらない人間ばかりの国になってしまう。
 選挙戦だからこそ、中途半端な妥協をしてはいけない。
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歯科治療

 歯医者というのはよほどのことがない限り行かないほうがいい

 昨日、歯の治療にいつもの歯医者に行った。腕のいい歯医者と、丁寧に治療してくれる中年の歯科衛生士、若い無愛想な受付嬢、3名のこじんまりしたところである。歯に何か細工する医者の治療の後、助手の女性が歯石を取ってくれる。それは、いつも必ずベテラン風の中年女性である。

 ところが治療台に座ったところ、例の受付嬢が後ろに立っているのに気が付いて、ぞっとした。いつもぶっきら棒に、治療費支払いと予約をするだけで、これまで彼女が治療しているのを見たことがない。・・もしかしたら、私が初めてかも。老人だから歯の一本や二本損傷しても、それほど文句を言われることはないと思ったのか。

 ただ彼女が治療を担当するにしても、愛想悪いのは口だけであろう。普通、無愛想な人ほど丁寧に治療する。それに歯石を取るだけとはいえ、治療をするのだから、歯科衛生士の資格ぐらいは持っている。そうでなければ、まさか彼女に口の中をいじられることはない。最悪の場合でも若い女性だから、後頭部でチチの感触が得られる。そう思って安心しようとした。

 そのまさかが起こる。
 つっけんどんに、「口を開いてください」といったかと思うと、いきなり回転ルータと吸着器を口の中に押し込み、無造作にガリガリ始める。歯茎の痛いところにぶち当たっても、お構いなしである。顔の位置を変えるときも、手のひらを頬にあてたと思ったら、力ずくで横向きにされる。ひっぱたかれる感じである。唇と歯茎の間を広げる詰め物するときも、無理やり唇をひん剥き捲かれる。
 人の口を、痛みを感じる体の一部として扱ってくれない。木工細工をしているようだ。みごとにチチの気配も殺している。

 5~6分も我慢していただろうか。そろそろ文句をつけよう、と思ったところで終了した。
 乱暴だが早かった。いつものベテラン女性は、丁寧で痛くないが、時間は3倍以上かかる。
 どっちがいいかよくわからない。つくづく感じたのは、歯医者というのはよほどのことがない限り行かないほうがいい、ということである。

最新版ISO9001の審査から

 解釈自由の簡易版を作れば、もっとわかりやすい経営管理システムができる

 昨日、ISO9001(2015年版)構築を支援している企業の、第一段階審査が終了した。第一段階審査というのは、ISO9001のしくみができているかどうかを見るもので、数か月後に、その運用状況(おもに記録)を第2段階審査で確認できれば、認証される。

 私の最初に支援した2015年版ということで、午前中の3時間と最後のミーティングに参列した。2015年版といっても、日本語の規格書ができたのが昨年11月から今年にかけてである。したがって、審査する人も慣れていない。白髪頭でベテラン風のコンサルがついていたら、若い審査員もやりにくい。
 気まずい雰囲気の審査が終了し、第一段階は無事通過した。

            モー 結構  

 ところで、ISO9001や14001の支援を行う場合には、規格の解釈が重要である。本来なら、経営力向上のためにどうするか考えるところだが、どのように規格に合わせるかが最大関心事になってしまう。スムースに審査に合格したいので、支援される方も同じである。だから、ついテクニックに走る。

 これは、あまりにもISOの要求事項が細部にわたっているからである。版を重ねるごとに、文書化の要求は少なくなっても、要求事項は少しずつ増えている。箸の上げ下ろしや抽象的なことを要求されても、形だけの適合になってしまう。ムダの権化である。

 したがって、簡易版のISO9001を作ったらどうか。ISO14001の簡易版はいくつかあっても、ISO9001はない。解釈自由の簡易版を作れば、もっとわかりやすい経営管理システムができる。要求事項はいまの半分以下、1/10くらいでもいいのではないか。あるいは、いくつかのシリーズに分ける。

 それには、それを評価する仕組みが必要である。私が作っても、だれも振り向いてくれない。やはり権威ある規格協会などが中心になって作るべきであろう。

EU離脱の影響は?

 企業経営者にとって大事なのは、これをどのようにチャンスとして活かせるかである

 イギリスで行われたEUからの離脱を争う国民投票は、予想に反して離脱派が勝利した。これから英国は、離脱手続きを進める。規定では、「欧州理事会における全加盟国の延長合意がない限り、脱退通知から2年以内にリスボン条約の適用が停止される」と示されている。すなわちこのままでは、2018年6月に正式に離脱となる。

 これを受けて、世間は大騒ぎである。いったい世界はどうなるのか。リーマンショック以上という人もいる。英国とEU間の交易が縮小し、英国に投資した日本企業の目論見が外れた。円高も進む。結果的に消費増税延期は大正解であったのだが。

            金が飛んでいく

 しかしこんなことは、みなが大変だと思うから大変なのである。みなが内向きになると、モノが売れなくなり経済が停滞する。企業は大赤字になり、失業者も増える。

 だから、大変だと思わなければいい。今回は大方の予想が外れただけで、予想通りだったら大変ではない。少なくとも英国民の半分以上は、この方がよいと信じていた。だから、EU離脱で幸せになる人もたくさんいる。損する人ばかりではない。それに離脱には少なくとも2年間は猶予がある。

 企業経営者にとって大事なのは、これをどのようにチャンスとして活かせるかである。円高に向かうなら、打つ手はいくらでもある。いくら大変だといっても、だれも助けてはくれない。

防災訓練

 訓練というより、いまいる人が生きているか死んでいるかの確認の場である

 今日、地域の『防災訓練』を行った。
 8時のサイレンと同時に、町内の一時避難所に集まる。人数だけ集計して「訓練」は終了。本来はそのまま、小学校に移って各種訓練を行う予定であったが、今回も雨のため中止になった。福井震災のあった日ということで、梅雨期の真最中にやるのだから、雨に遭うのは仕方がない。

 これでは訓練というより、町内の顔見世である。近所に住んでいるといっても、数か月或いは年に一度くらいしか顔を見ることがない。生きているか死んでいるかの確認の場である。といっても、町内人口のうち1/4ぐらいしか集まらないのだから、それもおぼつかない。

 そして、とっておきの「防災避難セット」のお披露目である。
 ハンマーやつるはしの入った「レスキューキット」に「担架」そして、組み立て式の荷車である。お寺の縁の下に保管してあったのを、引っ張り出した。

             避難キット H28.6.26

 じつはこれも、いざという時まず使えない。なぜなら、地震や水害があったとき、真っ先に潰れそうなのが、これを保管しているお寺である。潰れかかった古い建物の下から、危険を冒して避難キットを引っ張り出すわけにもいかない。

 ほんとに災害が起こったらどうなるのか。
 良寛様の教えに従うのが一番いい。

ものづくり地域戦略

 「良い設計」を生み出さなければ、「効率よくゴミをつくる」ことになってしまう

 昨日、藤本隆宏氏(東大教授)の講演「現場発のものづくり地域戦略」を聴いた。氏のものづくりについての持論は、「現場は設計情報の流れる場所で、ものづくりとは『よい設計の良い流れ』で顧客満足、利益獲得、雇用確保を実現することを指す。製造業にもサービス業にも有用し、そのよう現場を国内に残すことが地域の成長戦略につながる」というものである。

 藤本氏の著作何冊か読んだことがあり、生で話を聴くのを楽しみにしていた。
 講演では、つぎのことを強調していた。

①潮目を見る
 いくら良い現場でも、売れるものを作らなければ意味がない。経営者は世界を見渡して、何が売れるかを常に考えておく必要がある。こんどのイギリスEU離脱は、どのような潮目をもたらすのであろうか。

②日本企業はハンデを負った戦いを強いられてきた
 日本の製造業は、大リーガー養成ギプスで鍛えられているようなものである。すなわち、欧米からの円高攻撃や、アジア諸国との人件費20分の1の低賃金と闘って鍛えられてきた。ここまで生き残ってきた企業は、そのハンデが無くなると強くなる。


 たしかに今の日本で求められているのは、「良い設計」である。人々が求めているもの、必要なものをつくらなければ、いくら良い現場でも意味はない。トヨタのように、「効率よくゴミをつくる」ことになってしまう。


 しかし、「何が売れるか」、「わが社は何を作ったらいいのか」を正確に示すほど難しいことはない。講演で藤本氏は、いくつかの事例を取り上げていたが、すべて後知恵である。うまくいった例だけを挙げても、あまり参考にはならない。
 やはりこれは永遠のテーマなのであろう。

ご近所迷惑な隣人

 懲役9年の判決こそが、裁判官の温情だったのである

 千葉県で先月、ご近所迷惑な隣人を殺してしまった人の判決があった。千葉地裁の懲役9年の判決に対し、加害者に同情的な意見が相次いでいる。

 「被害者」は、たびたび「加害者」宅に押し掛け、理不尽なことで言いがかりをつけていたという。殺人が起こったとき、「加害者」は鎌を持った「被害者」に詰め寄られ、いわれのない賠償金を要求されていた。もみ合いになり、「被害者」が頭を打って気絶している間に、池に頭を突っ込んで窒息死させたという。
 この「被害者」は、近隣住民や親戚に対しても、しばしば脅迫まがいのことをしていた。そこでこのまま死なせたほうが、世のため人のためになると考え、殺人に及んでしまったそうである。

 したがって、近隣住民からは1000人もの罪状軽減の嘆願書が届き、被害者親族の一人も加害者に同情している。ネットのコメントでも、ほとんどすべてが、懲役9年は重すぎるとしている。

 たしかにこの状況がほんとなら、加害者に同情すべき点は多い。執行猶予、或いは正当防衛の無罪でもいいと思う。むしろ「被害者」をモンスターにした、警察や福祉機関などが責められるべきであろう。

          哀

 しかし、「加害者」の立場に立ってみたらどうか。いくら相手が悪人であろうと、人ひとり殺してしまったのである。もし無罪になっても、平常の暮らしができるはずがない。
 悪名高いマスコミも押し寄せるであろうし、モンスター退治の「英雄」として、あちこち講演して歩くわけにはいかない。ほんの一部でも、心無い人からは殺人者呼ばわりされるであろう。とくに彼の親族が、肩身の狭い思いをするのは見たくない。

 そう考えたら、逆に懲役9年の判決こそが、裁判官の温情だったのではないか。9年といっても実際の刑期はもっと短くなる。ほとぼりが冷めたころ出れば、世間の騒ぎも治まっている。懲役といっても、見方によれば極楽である。すべての裁判官が無能というわけではなかった。
  あるいは、このような人たちの施設として、竜宮城を作ったらどうか。

5段階評価(一部修正)


評価基準やルールは常に見直さなければ、腐ってしまう

 

以前、5段階評価を行った。

 

最も重要な人から、①いなければいけない人、②いたほうがいい人、③いてもいなくてもいい人、④いないほうがいい人、⑤いてはいけない人、と分類する。その中で、「組織ルールの対応」の内容を一部変更した。評価基準ルールは常に見直さなければ、腐ってしまう。

 

 

年代別

(子孫繁栄のために)

組織ルールの対応

自分が間違ったとき

他人の間違いに対し

会議や会話のとき

会員として

①いなければいけない人

25歳以下

(子孫を増やす)

新しくルールを作る人

間違いを反省し是正する人(賢人)

具体的適切な解決策を提示する人

他人に話すように仕向ける人

会の維持・改善に努めるひと

②いたほうがいい人

2540

(子孫を育てる)

ルールを改善する人

間違えて、謝ってばかりいる人(善人)

的外れな解決策を提示する人

発言の内容が面白い人

あまり発言せず、きちんと会費を払う人

③いてもいなくてもいい人

4060

(子孫を見守る)

ルールどおり仕事する人

間違いを起こさない人(見習い)

無関心な人

たまに話しても、面白くない人

催促しないと会費を払わない人

④いないほうがいい人

6080

(子孫のお世話になる)

ルールを守らない人

自分の間違いがわからない人(愚人)

解決策を持っているのに提示しない人

ほとんどしゃべらない人

文句ばかり言う人

⑤いてはいけない人

80歳以上

(子孫の足を引っ張る)

ルールを変えようとしない人

間違いを認めない人(悪人)

非難・批判ばかりする人

自分のことばかり話す人

脱退を勧誘する人

 

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合法詐欺

 高齢者が死ぬまで騙し続けることが、詐欺氏の責任である

 「90才になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がいる。いつまで生きてるつもりだよ」という、麻生大臣の発言があった。まさにそのとおりである。日本経済を円滑にするには、高齢者がどんどん消費する。そのための商品やサービスを伸ばす必要がある。そうでなければ、若者の働く場が無くなってしまう。

 ただややこしいのは、高齢者に対しての「合法詐欺」というのが、最近増えていることである。今年の「消費者白書」でも、高齢者が巻き込まれる詐欺的なトラブルについて注意を促しているという。その一般的な手口として、一人暮らしの高齢者宅に行って、世間話やちょっとした家事の手伝いをする。それを重ねていくうちに、信用されるようになる。そこから、次第に高額商品の販売に結び付く。

 このように、あの手この手で高齢者を信用させ、高額な商品を売りつけようとする手口は昔からたくさんある。保険や投資信託など、ほとんどそのたぐいである。あらゆる商品・サービスの売買は、多少なりとも「詐欺」の要素を持っている。

 その高齢者が、お金を山ほど持っているのならいい。鼠小僧のような所得移転の意味もあるからだ。問題は中途半端にお金を持っている高齢者である。そんな人ほど「被害」に遭いやすいし、根こそぎやられる。

 しかしこの場合でも、高齢者が喜んでいるのは間違いない。鼻の下の長い男がキャバレーでふんだくられるのと同じである。問題は、ぼったくりとの境界がどこにあるか難しいことである。

 したがって高齢者相手の商売を行ったときは、高齢者が死ぬまで面倒をみる。最後まで騙し続けるべきである。それが、合法詐欺氏の責任である。

高浜原発の運転延長

 原発と米軍基地に反対する人は、中国と北朝鮮が行っている対日工作の手先である

≪原子力規制委員会は、20日の定例会で、運転開始から40年経過した関西電力高浜原発1、2号機の、20年にわたる運転期間の延長を認可した。ただ、審査で大きな課題となっていた電気ケーブルの難燃化対策や原子炉建屋の大規模工事などが課題となっており、再稼働は早くても3年半先になる見通しである。20日毎日新聞より要約≫

 あまりにも遅い。遅すぎる。そのうえ、こんなチンタラした進行にさえ、ぐずぐず反対する人がいる。
 人間でも40年はまだまだ盛り。20年延長したとしても、やっと還暦である。原子炉も、働ける間は働いでもらわなければ困る。こんなものはたいてい、使いこんだ方が安全である。いくら新しくても事故は起きる。

 圧力容器が中性子線で劣化するといっても、もともと安全率を何倍にもとっている。いくら古くても、突然爆発することなどない。それに爆発しても大したことない。あの3.11の過酷事故でさえ、だれ一人亡くなっていない。いい加減に「放射脳」を卒業したらどうだ。

 それよりも、使える原発を数十基も遊ばせておく方が大問題である。そのために日本の国力と人命が、刻一刻と失われている。もし通常通り原発が稼働していれば、国内の自殺者や大気汚染での死者は、数万人単位で減少していた。経済力も格段に上がっていた。アベノミクス停滞の2大要因は、消費増税と原発停止であることは、はっきりしている。

 すなわち原発に反対する人は、日本人がたくさん死に、さらに経済が衰退することを望んでいるとしか思えない。これでは完全に、中国と北朝鮮が行っている対日工作の手先である。

上海ディズニーランドから

 中国が衣食足りるまでは、日本の防衛力強化が必要。いま集団自衛権の破棄は愚策である

 上海に中国最初のディズニーランドがオープンした。東京ディズニーランドの1.8倍の広さを誇り、初年度1200万人もの入場者を見込んでいるという。入場料も8500円(平日は6300円)と、中国人の平均所得から見て、決して安くない。円安(1ドル110円として)の影響もあり、東京ディズニーランド(7400円)より高い。

 その中国で人が集まるところ、必ず指摘されるのがマナーの悪さである。上海ディズニーランドでも、大声で話したり、割り込み、ゴミ捨て、たん吐き、立小便(雲子)などが指摘されている。たしかにニュース映像では、そんな行為がちらほら見られた。女性同士が、ものすごい剣幕で喧嘩するのも、中国人の特徴である。

           猫に小判

 しかし実際は、そこまでひどくないのではないか。ニュースでは、わざと中国人のそんな場面ばかり撮影している。植え込みに入っている人や割り込みの映像など、ちらほらである。そんな人を無理やり探して撮っているような気がする。日本人の優越感を満たすため、中国人が礼儀正しくてはニュースにならないのであろう。

 それにマナーの悪い人は日本にもいるし、昔はもっとひどかった。私が20代のころ、吸いかけの煙草を、火のついたまま路上に捨てるのは当たり前であった。むしろ捨てた吸殻の火を靴裏でもみ消すことが、礼儀正しいと見られていた。

 衣食足りて礼節を知る。
 このまま経済発展が続けば、必ず中国は「礼儀正しい」国になる。南シナ海や尖閣へのちょっかいも治まる。

 日本はそれまでの間、侵略されないよう防衛力を高めておく必要がある。まだ今の時点では、米軍撤退や集団自衛権の破棄など、とんでもないことである。
 そしてもし、中国の経済発展が止まれば、「礼節」が後退する。そこで日本は、ただちに憲法改正である。

黒川温泉と別府温泉

 それぞれ、少人数と大人数用に極端に特化している。中途半端では生き残れない
 
 2泊3日の北部九州旅行は、当初のメンバーは9人。会社旅行で黒川温泉と別府温泉に行って、ゆったりと温泉旅行を楽しむつもりであった。九州地震の影響で、観光客が激減したと聞いたからである。

 ところが急な変更があり、1日目はてんやわんやになった。
 まず数日前に突然、川崎へ行く用事ができた。ある補助金の面接審査である。そのため面接終了後、羽田発15時45分の便で福岡空港に17時40分着、そこからレンタカーで移動することにした。順調でも黒川温泉に20時着である。これだけでも充分せわしい。

 それなのに、夕方福岡空港に着いた途端、同行者の家族が危篤だという情報が入る。急遽、彼の帰りの手配やJR駅までの送迎でバタバタ。我々がやっと黒川温泉に着いたのは、午後9時過ぎになった。宿の従業員は丁寧に迎えてくれたが、コース料理だから、調理と配膳担当者の勤務時間はだいぶオーバーしたに違いない。「被災地応援ツアー」のつもりが、とんだ「迷惑ツアー」になってしまった。(その後、危篤のご家族は持ち直したとのこと)

       恐竜王国

 簡単に、宿泊したところの説明をしよう。(途中の由布院で、カバに食われた)

≪黒川温泉≫
 タイミングよく、団体向けから少人数向けへの転換が成功。ここ10数年で、飛躍的に有名になった温泉地である。
 渓谷の両側に20数軒のこぢんまりとした旅館が建ち並ぶ。川の流れに沿うところは、北陸山中温泉をやや小ぶりにした感じである。歓楽的要素や派手な看板がない、統一的で落ち着いた雰囲気の街並を形成している。

 すべての旅館に露天風呂があり、旅行者は「入湯手形」を購入すれば3か所まで入浴できる。この方式が全国の温泉に広まった。この温泉地では半分近くの旅館が、手形入浴用の浴槽を宿泊者用と分けている。

 そもそも温泉の原点である風呂にこだわり、その数が多い。
 われわれが宿泊した旅館「優彩」は、2~3人用客室が50ほどあり、この地では大型になる。それでも銭湯ぐらいの大きさで趣向を凝らした入浴場が、10か所もある。大きなものは、20mプール並みで、景観も素晴らしい。時間による男女入れ替わりなので、1泊ですべての風呂に入れる。これだけあると、入浴手形で外湯に出かける前に茹で上がる。これも一種の囲い込みか。

 宿泊旅館 H28.6.17  温泉地獄 H28.6.17  カバ地獄 H28.6.17

≪別府温泉≫
 箱根温泉郷と1、2を争う日本有数の温泉地で、年間宿泊者数は、400万人を超える。もちろん、旅館数も120軒余りある(アウトサイダーを入れると200軒)。ピークの1967年には、939軒もあったという。そしてこの別府温泉郷には、8カ所の温泉地がある。

 我々が泊まったのは、観海寺温泉の杉乃井ホテルである。大型リゾートホテルと、室内温水プール、ボウリング場、劇場や大展望露天風呂などレジャー施設がある。ホテルそのものがひとつの街で、この温泉地にはこのホテルしかない。客室も、5~6人用が多く、展望風呂は500人くらい入れる。昨夜宿泊した黒川温泉とは、まるで対照的である。

 お客を囲い込むという目的なら、北陸の大型旅館もびっくりである。関連施設の規模では、加賀屋のはるか上を行く。なにしろ、部屋から大浴場や食事場所に移動するのに、送迎バスがある。子供と家族連れ向きの、大量生産型旅館である。だから、部屋や施設は立派でも、大人同士ではなんとなく落ち着かない。

 海地獄 H28.6.17  血の池地獄 H28.6.17  巨大囲い込み地獄 H28.6.18

 不思議なのはいずれの温泉施設も、これだけ入浴場がありながら、外からはまったく入浴シーンを見ることができなかったことである(見たくない人のほうが多いのだが)。露天風呂の中から外は見えても、外からは見えない。この点では、どの温泉施設も素晴らしいノウハウを蓄えている。

        牛首地獄 H28.6.18

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JTB情報流出と温泉旅行

 行先不明になる義援金より、特定の地域や産業に注入する「散財」のほうが、はるかに効果的である

 JTBの顧客情報800万人分が流出したという。信用にからむため、会社にとってみれば大変である。
 
 しかし情報流出によって、誰がどんなことで困るのであろうか。考えられるのは、JTBを利用して不倫旅行をした人か、桝添氏のように公的資金を使って芸者遊びをした人ぐらいか。

 そもそもネットでつながるコンピューターに、どんなものでも情報を入力した段階で、流出は約束されている。マイナンバーも、間違いなく流出している。
 だから情報は、流出しても困らないように鍛え上げる。いじめと同じ、「被害」を受ける人の考え方の問題である。
 どうしても流出して困る情報があるのなら、自分の記憶の中だけに納めておくべきである。

           黒川温泉

 つぎのような旅行情報ならいくら流出しても構わない。

 明日から2泊3日で、黒川温泉と別府温泉を訪問する。3.11のときは、泥掻きボランティアを兼ねて、福島~宮城を旅行した。今回は現地の経済を潤すための、散財ツアーである。誰に届くかわからない100万円の義援金より、自分の好きな産業に注入できる10万円の「散財」のほうが、はるかに効果的である。

 といっても、「旅の恥はかき捨て」のような、破廉恥行動はできない。せいぜい「高級旅館」に宿泊し、ひたすら現地の高級酒を飲むだけである。飲み放題ではない。

 福岡空港からレンタカーで、1泊目は黒川温泉の「優彩」、2泊目は別府温泉(観海寺)「杉乃井ホテル・HANA館」の予定

 よって、6月16日(木)6月17日(金)6月18日(土)の3日間は、ブログをお休みします

恐怖のPSA検査

 検査すれば必ずがんを見つけるし、がんを誘発する場合もある

 今日、定期のPSA検査を受けた。これは、前立腺異常を示す指標のひとつである。7~8年前から年に3回ほど受けている。

 ここで異常値が出ると、5年前の生研検査を繰り返さなければならない。尻の穴に太い棒を入れられ、そこから、組織採取棒が伸びて、前立腺を弄り回す。すると1か月は、排尿時以外にも血が溢れ、不便でしょうがない(変なところから血が垂れる)。検査だけでもひどい目に遭う。

 前立腺は、甲状腺と同じように、「がんもどき」ができやすい場所である。がんができたとしても、数十年動かない。あるいはそのまま消滅する。したがって最近、あまりPSA検査はしないほうが良い、といわれるようになった。検査すれば、必ずがんを見つけるからである。がんを誘発する場合もある。

 だからほんとは受けたくない。止めるにも勇気がいる。

外国人差別は本当か

 記事を書く人こそ、日本人の中でも、よほど恵まれた待遇を受けている

≪太平洋戦争終盤期に日本軍と行動を共にし、米軍に捕らえられた民間の朝鮮人捕虜が、戦時動員に基づく慰安婦や強制労働の被害について米軍の尋問に答えた調書が、米国立公文書館で発見された。朝鮮人慰安婦について「志願か親による身売り」との認識を示す一方、日本への労務動員については「連合国の捕虜より待遇が悪い」などと述べていた。朝鮮の人々が感じた日本の植民地支配の過酷さを包括的に伝える内容で、論議を呼びそうだ。6月10日毎日新聞より≫

 この記事をみる限り、戦時中の朝鮮人慰安婦を日本軍が強制連行したのではないという証拠が、一つ増えただけである。

 それなのに無理に曲解し、「朝鮮の人々が感じた日本の植民地支配の過酷さを包括的に伝える内容」と伝えるあたりは、如何にも毎日新聞らしい。

 そもそもあの当時、すべて日本国民の生活ぶりはお粗末であった。一人当たりGDPが連合国の数分の一しかなく、そのうえ戦時中はGDPのほとんどを、軍事費に捧げていたからである。朝鮮人や台湾人も日本人であり、日本での生活が、連合国の捕虜より待遇が悪いのは当たり前である。連合軍の捕虜になるのは、日本人にとっては天国であった。ホームレスが、刑務所に入るのと同じである。
 だからあの当時、本土の日本人が連合軍の捕虜になったとしても、「日本人は、連合軍の捕虜より待遇が悪い」と言うはずである。

            おかめたこ
 戦時中だけではない。
 いまでも日本には、日本人がアジアの外国人労働者に対し、差別的な待遇をしていることにしたい人が大勢いる。そのため、外国人研修生への差別待遇の記事が頻繁に出る。
 これもたいてい誤解である。むしろ外国人研修生の方が、零細企業の従業員より恵まれている。
 
 これらの記事を書く人こそ、よほど日本人離れした待遇を受けているに違いない。

中国軍侵入

 これを放置しておくと、必ず日本はチベットになる

 先日、中国軍艦が、尖閣諸島の接続水域を侵犯したという。海上護衛艦は、接続水域に入る前から状況を察知し、無線で警告を発信していた。それでも中国艦の針路は変わらず、そのまま進行したという。
 もちろん政府は、中国側に対し厳重に抗議した。

 これに対し中国国防省は、「尖閣諸島は中国固有の領土だ。中国軍艦が自国の管轄する海域を航行するのは合法であり、他国にとやかく言う権利はない」と主張している。さらに、「日本は海上自衛隊による不法行為を棚に上げ、中国側の正常な航行をとやかく言っている。これは泥棒が他人を泥棒呼ばわりする行為だ」とものたまわる。

 予想通りである。
 中国は、1㍉づつ着実に触手を伸ばしている。ラチエットのように、不可逆的である。放置しておくと、必ず日本はチベットのようになる。残虐な中国軍は、住民の1/3を大虐殺する。
 米軍はいつまでもあてにならない。

 いよいよ、「じじいの決死隊」の出番である。

原発汚染土の処理方法

 海に埋め立てて竜宮城をつくり、楽園の島にする

≪東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土の再利用について、環境省は7日の有識者検討会で、一定の条件と対策の下であれば放射性物質の濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下の土を公共工事に使えるとの方針を示し、了承された。6月7日毎日新聞より≫
 「汚染度」を、50㎝のコンクリートで囲うことで、その近くで生活する人の年間被ばく線量を0.01㎜SV以下に抑えられるという。

 もちろん、「放射脳患者」の反発は必須である。YAHOOのコメント欄は反対一色である(あまりにも予想通りなのがおかしい)。下手に住民がいるところへ持っていけば、強烈な反対運動が起こって、暴動になる。

         悪霊の憑いた放射脳患者のお祓い

 そこで、この土を海に埋め立て、「放射脳患者」以外の楽園の島にしたらどうか。
 数千~数万ベクレル程度なら、コンクリートで覆わなくていい。そのまま埋めて突き固める。そこに、放射性廃棄物を燃やした灰コンクリートで竜宮城を立てる。世紀の美酒や大麻、乙姫様を配置すれば、天下の楽園ができる。もちろん治外法権である。

 そこに高齢者を送り込めば、余命が短くなって一石三鳥となる。もっとも、細菌が死ぬので病気は少なくなるし、適度な放射線のおかげで長生きしてしまうリスクのほうが大きい。もしかしたら、「放射脳患者」の治療もできるのではないか。

 候補地は、尖閣諸島か竹島、北方領土あたりがベストである。沖ノ鳥島でもいい。これらの島の周囲に「汚染土を」運び領土を広げる。軍事基地にすれば、一石四鳥となる。兵隊はもちろん、「じじいの決死隊」である。

下呂市長の「醜態」

 そのうち、市長が韓国で購入した茶碗や韓国海苔にまで、疑惑の目が届くであろう

 下呂市の服部秀洋市長が、先月韓国を訪問したとき、現地通訳に女性の接待を求めたことが問題となっている。この件で辞職を求める声も出ている。どう考えても、美談ではない。

 しかし、言動だけで辞職するのなら、もしコトに及んでいたなら、死刑になるのであろうか。
 どうも、ハニートラップの匂いがプンプンする。

 韓国では、旅行者に対し至る所で、「夜の女性」のあっせんを行っている。さすがに路上での勧誘に乗る人は少ない。だが酒の席や2次会など、いいムードになったとき(隣に座った絶世の美女)に誘われると、断るのが非常に難しい。韓国へ旅行した人なら実感できるはずだ。
 私のように強い意志を持った人は少ない。たいてい溺れこんで、弱みを握られてしまう。

 その場合、力がある人なら公にせず、しっぽだけをつかんでおけばいい。ちらちらと小出しにして、自国に有利な条件を引き出したほうが得策だからである。なにかと韓国に有利な裁定をする桝添知事も、その口ではないか。
 下呂市長の場合も、本当に売春まで進んでいたら、公にはしなかった。ここまでと思ったから、日本人を貶めようとする作戦に切り替えたのであろう。まんまと引っかかってしまった。

 一つ「悪事」が表ざたになると、つぎつぎと不祥事は出る。叩いて埃の出ない人はいない。市長が朝ビール一杯飲んだことさえ、大げさに取り上げられることになった。そのうち、市長が韓国で購入した茶碗や韓国海苔にまで、疑惑の目が届くであろう。

水の未来

 災害対策では、ある程度の被害発生を見込むのが、現実的に最良である

 以前に、沖大幹氏(東大教授)の著書「水危機本当の話」で興味を持ったので、氏の最新著書である「水の未来」を読んだ。まだ我々は、水についてよく知らない。

 この本で興味をひかれたのは、つぎのところである。

①水が足りないとは
 水が足りないというのは、貧困や無政府状態からであって、ほんとに飲み水が足りないというのは、非常時を除いていちばん最後である。そもそも、飲み水がないところには人は住まない。

②水の国際価格はない
 水は安いので、貯めたり運ぶには不経済なローカル資源である。そのため、地域ごとに偏在している水そのものを融通し合うのは現実的ではない

③水は安い
 大まかに水道水は100円/トン、農業用水は5円/トンである。タンカーやパイプラインでの運送費も、およそ100円/トンぐらいである。したがって、いくら安くとも運搬手段で水道水を運ぶと価格が2倍になり、農業用水を運ぶと20倍に跳ね上がる。
 ちなみに、海水淡水化による水の価格も、水道水とほぼ同じである。ダム建設による貯水コストは農業用水とほぼ同じ、5円/トンぐらいである。

④ウォーターフットプリントの標準化
 ライフサイクルアセスメントに基づいて、ISO14046として発行された。ここでは、水の使用量だけでなく、質の変化も対象とすることができる。

       雪の徳山ダム水面 H26.12.02

⑤仮想水貿易が紛争をなくす
 昔から、水源地を巡る争いは絶えなかった。水を運んで作物をつくるより、水が豊富な地域でできた作物を運ぶ方が合理的であり、貿易が進むと水のための紛争が無くなる。

⑥日本の仮想水の輸入
 日本は、仮想水として国内で使う以上の水を、食料という形で輸入している。しかしそれは、ほとんど先進国で水が豊かな地域である。貧しい国からカネにあかせて買いあさっているわけではない。アメリカのように、化石地下水を使うところでも、輸入量の10%以下である。

⑦現代の飢饉は水や穀物不足ではない
 21世紀になって餓死者が出るような国は、干ばつなど食料生産ができないとき、外から食料を買えない貧しい国である。しかもそういう国では、援助食糧の分配もできない。

⑧環境負荷の錯誤
 牛は、トウモロコシの芯や大豆の搾りかす牧草など、人間が食べられないものを栄養価の高い肉に代えてくれる。また、ベジタリアンの方が食料生産に広い面積を取ることもあり、必ずしも環境にやさしいわけではない。


 そのほか、この本では地球温暖化に関する記述が半分以上あった。
 そこでは、温暖化対策のベストミックスは、①温暖化緩和策(CO2排出削減)、②適応策(堤防をつくるなど)、③被害を受け入れる、の3つの合計が最小になることだといっている。つまり、ある程度の被害発生を見込むのが現実的には最良の策である。

 リスクをゼロに近づければ近づけるほど、それ以外のリスクが増大し、かえって命が縮むことになるからである。これは、すべての災害対策、原発対策にも言える。

新幹線の死亡事故

 ハンバークをおいしく食べられるように、最後くらいは人に迷惑をかけずに死にたい

 新幹線で、先月人がはねられた。山陽新幹線の姫路駅構内で、5月31日、線路に立ち入った人が、新大阪発熊本行きの新幹線にぶつかったという。すぐ死亡が確認された。新幹線は時速300キロで走っていたため、損傷が激しく身元がよくわからないそうだ。状況からみて自殺の可能性が大きい。
 
 新幹線は、踏切を一切なくしたため、これまで極端に事故は少なかった。
 しかし、意図して事故を起こそうとする人を防ぐことは難しい。今回のような自殺行為はもちろん、自爆テロなど防ぎようがない(テロに遭遇したら、7億円の宝くじに当選したと思い、諦めるしかない)。

 自殺志願者から見れば、新幹線だと一思いに死ねる。いまや鉄道は、格好の自殺名所になってしまった。国交省によれば、国内の鉄道自殺は毎年500~600件台で推移している。最多はリーマンショック翌年の677件で、それ以降も600件台が続いているという。
 東尋坊から追い出された人が、鉄道に走ったのかもしれない(水森かおりのおかげ?)。

          あの世への架け橋 H27.9.26

 それでも、この死亡事故で大勢の人が迷惑した。列車が遅れ、仕事できなくなった人もいる。直接ミンチ肉を見た人は、トラウマになるであろう。

 むかし、谷川岳の東面岩壁では、毎週のように墜落事故が発生していた。数百メートルの高さから落ちたら、それこそミンチになる。いちど、その幽の沢中央壁の取りつきで、それらしいミンチ肉を眼前にしたことがある。それ以来ハンバーグが嫌いになった。

 最後くらいは、人に迷惑をかけずに死にたい。

沖縄はどうなる

 重要なことは見ないようにし、目先のことだけに神経をとがらせている

 5日の沖縄県議会選挙では、辺野古基地増設に反対する翁長知事を支える勢力が、過半数を獲得した。知事が就任して初めての県議選で与党が勝ったことは、有権者が翁長県政に信任を与えたことになる。

 ただこれには理由がある。その1週間前に女性の遺体遺棄事件で米軍属の男が逮捕されたことと、極めつけは投票日直前に米軍の女性兵士が飲酒運転で事故を起こし、重症者まで出したことである。なぜかあまりにもタイミングが良すぎる。
 とくに投票日に起きた米兵の酒酔い運転事故は、沖縄のテレビが、投票日の朝から晩までしつこく流し続けたという(針小棒大とはまさにこのこと)。これでは、保守や中間層の県民の中にも、基地反対の気持ちが湧いてくるのは当然である。

 一方、中国の傲慢さはますます増大している。南シナ海では、中国が強引に人工島をつくり領有権を主張している。5日にアジア安全保障会議で演説した中国軍高官は、南シナ海の領有権で、フィリピンが申し立てた国際的司法機関での審理など、いかなる判断も受け入れないと述べた。侵略そのものであり、今まさに東シナ海で起ころうとしていることである。
 それでもこの情報は(意味のある事実として)、ほとんど沖縄に伝わらない。国会議員(共産党、社民党)ですら、「中国の脅威はない」と言って、恥じることがない。

           ブタ

 まさしく、パーキンソンの法則である。
 すなわち、ほんとに重要なことは後回しにして見ないようにし、目先の細かいところだけを、一所懸命議論する。意図してかしないでか、マスコミはそのことを最大限利用し、沖縄の有権者を危険な方向に導こうとしている。

 どのような危険か。沖縄は、中国との戦争に巻き込まれるだけで、独立することはできない。原理的に「平和国家」は成り立たないからである。

インチキ法治国家

 いかがわしい人ばかりが裁判するのだから、法律などないのと同じである

 先週、卒業式の君が代斉唱に起立しなかったとして停職処分された都立学校の元教員が、都に処分取り消しなどを求めた訴訟判決があった。この判決では2人の処分を取り消し、都に計20万円を支払うよう命じたという。裁判官は、「都教育委員会の運用は、自らの思想信条か教職員の身分かの二者択一を迫るもので、憲法が保障する思想・良心の自由の侵害につながる」と批判した。

 こんなことが許されるなら、勉強嫌いの学生が「私の思想・良心では、(英語の)勉強することは許されていない」と言えば、(英語の)試験免除で東大に合格できることになる。「私の思想・良心では、嫌いな仕事をすることは許されていない」と言えば、裁判所に就職しても嫌な仕事をしないで給料をもらえる(もちろん程度問題ではある)。つまり、すべての組織は秩序がなくなり崩壊する。


 そして、今年3月の高浜原発3,4号基差し止め判決こそ、まさに歴史的なインチキ判決であった。安井至氏は「市民のための環境学講座」のなかで、この裁判は原告29人による「人格権侵害」の裁判であり、きわめて理不尽な判決であった、と述べている。すなわち、29名の「人格権」を尊重するため、他の日本人119,999,971人の人格権が蹂躙されたのである。自然科学者らしい冷静な見方である。
 どんな観点から見ても、こんな判決はありえなかった。このようなインチキ判決が続くと、日本の裁判制度そのものの存在意義が怪しくなる。

        ぼろ着の継体天皇 H28.1.1

 法治国家の定義は、「国民の意思によって制定された法律に基づいて国政が行われることを原則とする国家」であると辞書には書いてある。

 法律と言っても、すべてが決まっているのではない。条文だけで、世の中の複雑怪奇な出来事のすべてを網羅することなどできるはずがない。実際におこった膨大な事柄は、解釈しかない。そうなると揉める。そこですべて最終判断は、裁判所が行う。そうなると、裁判官は神様である。裁判官が世の中で一番偉いことになる。そんな馬鹿なことはない。
 そもそも裁判官ほどいかがわしい人間はいない。世間知らずの頂点にいる裁判官が、世間の常識を凝縮した法律を解釈して判決を行うなど、チャンチャラおかしい。

 だから、とんでもない判決が続々出る。調べれば、すべての裁判は怪しい。神様どころか、薄っぺらな紙判断で、人類の未来を左右するような判断をしている。 
 現実の裁判内容をみれば、日本が法治国家というのは明らかに幻想である。

自主防災組織リーダー研修会

 良寛のように、じたばたしない方が、良い余生を送ることができる

 今年は、地域の「自主防災組織リーダー」を拝命している。
 今朝、その研修会に参加した。自転車で30分の、福井市防災センターである。最初の講義は、福井市危機管理アドバイザの宮塚勝一氏で、「自主防災組織の実践的な活動と取り組みについて」という講習。2つ目は、福井市の他の地域での活動事例発表である。

      自主防災取組 H28.6.5
 
 このような防災研修会に参加したのは、初めてである。これまで防災活動といっても、年に一度招集訓練を行うだけであった。それも、住民の2~3割が参加するだけで、ほとんど意味を成していない。やれと言われてやるだけである。

 そもそも、防災とは何を想定しているのか。この辺りでは、地震と水害であろう。巨大隕石は想定外である。これまでの災害は、たいてい想定外であった。この具体的設定なしに、訓練しても意味があるのか。

 それに防災といっても、災害を防ぐことはできない。災害にあったとき如何に身を守るかに尽きる。そう思って周りを見ると、参加者はほとんどが高齢者である。災害のとき、ふるいに落とされたほうが良いような人もいる。これでは「命汚い」といわれても仕方がない。
 もうあまりじたばたしない方が、良い余生を送ることができるような気がする。良寛のように。

うまい話には、罠がある

 どんな場合でも、みんなが遊んで暮らせる世の中など絶対にない

 前回まで、「無税国家」について述べた。
 無税国家になると、素晴らしい社会が実現すると思うかもしれない。消費税を上げなくても、金はたんまりあって、若者の将来は安泰である。日本政府がこの先、いくら借金しても大丈夫だという。

 しかし何か怪しい。ほんとにそれでいいのか。
 じつは、ひとつ大きな落とし穴がある。それは、日本だけが世界の中に単独であるのではないという、しごく当たり前の事実である。世の中は、我々日本人だけで、成り立ってはいない。

 すなわち、日本人みんながお金持ちになると、日本にあるお金の量がとんでもなく増えてしまう。日本に莫大なお金が溜まるとどうなるか。お金の価値が変わる。つまり、日本円が外国通貨に比べ、極端に安くなってしまう。

 そうなると、外国からエネルギーや資源を買うのに、バカ高いお金を払わなければならない。いくら高くても、資源も食料もない日本は、外国から購入しなければ生きていけない。いま製造業の主役である外国人研修生も雇えない。

 あるいは、いくらお金を持っていても、もっと欲しいと思う人がいる。そんな欲ボケは、外国へお金を持ち出し、博打(投資)しようとする。勝てばいいがたいてい負ける。そうなると、日本のお金はどんどん流出する。
 お金が無くなって、外国から資源や食糧を買えなくなると、日本は干乾しになる。


 もっとも、それ以上にいいものを作って外国に売ればいい。そして、自分でできることはできるだけ自分でやる。もちろん自前のエネルギー(高速増殖炉)は、確実に確保する。

 何のことはない、これまでと同じように働けばいいのである。そして、労働力人口が減っていくこれからは全員が働く。1億2000万総活躍である。生活保護や年金などと言っている場合ではない。ましてニートや引きこもりなど言語道断である。「被害者ビジネス」は、世の中に価値をもたらさない。
 どんな場合でも、みんなが遊んで暮らせる世の中など絶対にない

消費増税延期に反対?

 減税は将来にツケを回すどころか、山ほどのお金を残す
 
 今度の消費増税延期は、「将来世代にツケを回す」として、若者には不人気であるという。政権に批判的なマスコミが、「街の声」として流している。マスコミの論調に流される真面目な若者ほど、そう思っているのであろうか。

 しかしよく考えてほしい。
 消費税として国に入らなくても、国民にその分のお金は溜まる。その国内のお金は、消えてなくなるわけではない。高齢者が金融資産を食いつぶすというのも、真っ赤なウソである。若者がきちんと働いている限り、そんなことはありえない。高齢者が遣ったお金は、まちがいなく働く若者に行き渡る。

 さらにお金持ちの高齢者は、確実に若者より早く死ぬ。人は死んでもお金は死なない。そのお金は確実に若い人のところに行く。だから、いま1億2千万人の人口が半分になったときには、一人あたりの金融資産は確実に2倍になる。

 将来にツケを回すどころか、使いきれないほどのお金を残す。だれもこんな簡単な計算ができないのが不思議である。

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税金ドロボー撃退法

 すべての税金を廃止しても、日本は永遠に続き、みんなが幸せになる

 舛添東京都知事の、政治資金私的利用追及がチマチマと続いている。たしかに、みみっちいし、税金から出ている政治資金を、自分のためだけに使うのは、許されることではない。

 しかし違法性がないので、このまま「逃げ切れる」のではないかといわれている。
 それにこのことは、一人舛添知事だけの問題ではない。多かれ少なかれ、日本の政治家ならやっているのではないか。

 というのは、この前例のパナマ文書で、大勢の政治家の名前が挙がった。その中に、ほとんど日本の政治家の名前がなかった。なぜか。

 じつは、日本の政治家は、わざわざパナマまでいかなくても、日本国内だけでタックスヘイブンができる。すなわち、舛添知事が使った政治資金管理団体である。自分のお金をこの団体に預ければ、相続税や所得税が免除される。知事の例を見ても、政治資金に使ったかどうかなど、まことにいい加減である。
 すべての政治家の政治資金も、叩けばいくらでも埃が出る。

 日本には、政治資金団体以外にも、このような制度は多い。以前問題になった漢字検定協会のような団体である。宗教法人もそうだし、気が付かないだけで、そのほかにもあるに違いない。広い意味では、株式会社などもその範ちゅうに入る。
 すなわち、日本の税制があまりにも複雑なので、悪知恵に長けている人なら、国内でいくらでも税金逃れができるのである。

 これらはすべて「税金ドロボー」に見える。まともに税金を払っている?身としては、何ともあほらしい。

                金は天下の廻りもの H27.9.26
 ではどうしたらいいのか。
 いっそのこと、すべての税金を廃止したらどうか。そうすれば、確実に脱税行為は無くなる。その分国民がためたお金を、国が借りて使えばいい。お金のある国民はどうせ貯金しているだけで、遣うことはない。遣ったとしても、その瞬間他の国民の貯蓄になるだけである。経済循環もよくなる。無税だから、そのお金が国外に逃げることもない。

 その方が国民は一所懸命働き、その社会は永遠に続く。国民はどんどん金持ちになって、幸せになる。国の借金がたとえ1000京円になろうと、それを支える国民がいる限り、びくともしない(現実の政策として、国民全員に貯金が行き渡ったところで、マイナス金利を繰り返せば、国の借金は一定の範囲内で増えも減りもしない)。

 いくら金持ちになっても日本人は、働くことに美徳を感じ、またいくらでも金を溜めたがる。だからこれは、荒唐無稽な政策ではない。なに、いま現実に起こっていることを制度化しただけである。

アベノミクスは失敗か

 恩恵のない人々は声高に叫び、良くなった人や会社はじっと黙っている

 いつまでも景気が回復しない、デフレから脱却しないということで、アベノミクスは失敗だったという声が出ている。

 たしかに円安で輸出主導の大企業が潤ったとしても、実質賃金は下落した。大企業と中小零細企業、大都市と地方の間の格差が拡大している。多くの中小零細企業に勤める人は、「景気が良くなっている実感はまったくない」と言っている。そのための悪い数字はいくらでもあげられる。
        崩落寸前の大石 H27.8.03

 しかし、株価や経常収支の拡大や全体所得の伸びなど、いい数字もいくらでもある。問題は、大多数の中小企業とその従業員が潤っているかどうかである。

 そもそも企業にとって問題なのは、経済環境の激変である。5~6年先の予想がつくのならまだいい。いきなり原油が高くなったり、円高(安)になったり、中国デモで破壊されたりしたら、普通の企業はやっていけない。地方の公共事業など、毎年あったりなかったりする。それでなくとも企業は、常に顧客のニーズ変化に合わせていかなければならない。
 
 それに、いくら政府が素晴らしい政策をとったとしても、悪い企業は潰れるし、いいところは残る。私も仕事上、毎年数百社の中小企業の決算書を見ているが、ここ1~2年確実によくなっている。同じ中小零細業者として妬ましい企業も多い。だがそんな会社は、税務署や取引先の恨みを怖れ、じっと黙っている。

 したがって、政府は今の政策を続けていけばよい。ころころ変えるのが一番よくない。金融緩和でも財政出動でも、金に糸目をつけてはいけない。財政破綻を恐れる必要はまったくない。

 極端に言えば日本政府の仕事は、安全保障を含めた環境変化の緩和だけでいい。あとは個々の企業の責任である。