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炭素循環(6月30日)

 何はともあれ、1万年後に地球は人類の生存環境ではなくなっている

 私たち地球上の生物は、いろいろな循環の、微妙なバランスの上に生かされている。その代表的なものが「炭素循環」である。

 まず植物は、太陽エネルギーを用いる光合成によって、空気中の2酸化炭素(CO2)と水(H2O)から、自らの体つまり有機物(CH2O)と酸素(O2)を作り出す。
 私たち動物は、その有機物と酸素を取り込んでエネルギーに変換し、今度は2酸化炭素(CO2)と水(H2O)という形で自然に返す。それをまた、植物が取り込む。この循環がうまくバランスしており、現在の大気のCO2やO2(酸素)濃度が保たれている。
 したがって、いまの地球の生命活動は、大きくこの循環で成り立っている。

 CO2+H2O ⇔ CH2O+O2
 
 じつは、有機物(CH2O)のほんの一部は、海底などに蓄積される。それが還元され、化石燃料(CH2)となって、地下に蓄積されている。すなわち化石燃料というのは、数十億年前、地球の大気のほとんどが炭酸ガスで覆われていたころから、延々と植物がそれを吸収し貯めてきたものである。

 だから、石油や石炭、天然ガスは、地球が2酸化炭素(CO2)で満たされるまでの資源があることになり、いくらでも掘り続けることができる。もっとも、2酸化炭素(CO2)濃度(現在0.03%)が2~3%にもなれば、温暖化にならなくても環境は激変し、人間は窒息する。それまでには、1万年ぐらい余裕があるが。

 また、反応式でわかるように、大気中に2酸化炭素(CO2)が増えるということは、酸素(O2)が減少することと同じである。酸素濃度が18%になると酸欠状態になると言われるから、何はともあれ、1万年後に地球は、人類の生存環境ではなくなっている。
 そのころは、人類に代わってどのような生物が栄えるのであろうか。
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修理パソコン(6月29日)

 わけのわからない余計な機能をわんさかつけるから、必要な機能を果たせない

 1昨日パソコンの修理が終わり、10日ぶりで動かしている。ハードディスクを入れ替えたので、これまで2年以上かけて貯めたり作り上げてきたシステムが、すっかり空になってしまった。またやり直しである。

 幸い、ほとんどのデータは保存してあり、事なきを得た。それでも復旧には何かと時間がかかる。このパソコンにふりまわされ、3日もムダにしてしまった。いまだに、調子が戻らない。

 まず、自分なりの使い勝手のいい設定を作り直さなければならない。最初の設定など、5年に1回くらいしかやらないので、非効率なことこの上ない。
 インタネットWⅰFi、メール設定、プリンタとの連結、データの再入力などは、説明書と首っ引きで、それでも1日では終わらなかった。電源を切るとそれまで溜まっていた膨大なインストールが始まる。また電源を入れると、その調整に1時間ぐらいとられる。メールも、過去2年分がどっと入ってきた。
                                 パソコン不調
 何とか基本設定が終わっても、操作が微妙に異なる。たとえば、動画の切り替えがうまくいかない。
 そして、いつの間にかワードのファイルが、「読み取り専用」「互換モード」になって、書き込みができなくなった。「プロパティ→読み取りの属性解除」は機能しないし、なによりも「ファイル削除」ができないのだからやりにくい。

 いまのところ、だましだまし使うしかない。一生使うことのない余計な機能をわんさかつけるから、非常にやりにくくなる。スピードも遅くなる。ほんとうに必要な機能を果たせない、その典型である。

報道ステーション(6月28日)

 日本にはまだ、こういうメディアに騙される国民が多いということになる

 昨晩、久しぶりにこの番組を見た。いつもの古館キャスターに、頭髪薄い瓢箪顔の元通産官僚が解説を行っていた。評判以上の「偏向」ぶりに嫌気がさし、15分ぐらいでチャンネルを切ってしまった。

 まず集団自衛権。
 いつものように、日本が戦争に巻き込まれることばかり心配している。今後、アメリカのプレゼンス(存在)がなくなったとき日本は、チベットのように国民の30%が虐殺・占領されるかもしれない。そのほうが、よほど心配なのに・・。
 歴史上、まともな軍隊のない国家が続いた例はない。臆病国家は必ず滅ぶ。歴史の必然である。
 
 つぎに、しつこく都議会での野次の追及を行っていた。
 自社で専門家を雇ってまで音声分析を行い、挙句の果て、野次の部分の周波数の大きさだけで、無理やり「産めないのか」という発言にでっち上げている。
 先だってどこかの地震研究所が、活断層を誤認したときとまったく同じだ。人は、見たいものしか見えず、聞きたいものしか聞こえない。養老氏はこれを、「バカの壁」という。

 そして、両陛下の対馬丸記念館ご訪問の報道である。
 ご訪問の様子はともかく、学童を中心に1500人が亡くなった対馬丸沈没の責任を、なぜ「日本国」に押し付けるのか。
対馬丸は、無抵抗の民間人を狙ったアメリカ潜水艦の、卑劣な無差別攻撃で沈んだのである。
 それなのに報道では、「沖縄防衛の足手まといになると判断された子供や民間人」が、「国策で、強制的に疎開させられた」と、あたかも旧日本軍が悪玉のような解説をしていた。普通に考えれば疎開とは、危険なところから安全なところに行くのではないのか。

 たしかにメディアは、権力の暴走を阻止する役割を担っており、お追従ばかりではいけない。 しかしあきらかに、朝日系のメディアはやりすぎである(原理主義に近づいてきた)。権力とあらば、何でも反対する。それが既得権益となってしまっている。
 すなわち日本にはまだ、こういうメディアに騙される国民が多い、ということなのである。

物語を売る(6月27日)

 佐村河内氏の音楽は、「物語マーケティング」が成功した。騙したのは悪いが、実害はない

 佐村河内氏のゴーストライターが公になった時、私は「その作品が本当に素晴らしいなら、だれが作ったとしてもいい」と書いた

 正論はそうなのだが、現実は違う。世の中のモノやサービスの良し悪しは、それ自身だけにあるのではない。とくに、音楽のような芸術作品をわかる人は少ない。ユーザの好みの違いも大きい。優劣をつけようがない。

 では、その「商品」の価値は、どう判断するか。
 周辺の付随するもの、その商品以外で見つけるしかない。
 たとえば、販売手法の一つに「物語マーケティング」がある。つくりあげた物語に、お客の感情を移入させ、その心理をくすぐりながら展開するマーケティングのテクニックである。

 いくら言葉だけで品質が良いことを謳ったところで、なかなか信じてもらえない。ストーリーを通じて伝えると、売り込みされているという心理的な壁が取り除かれる。売り手の伝えたいことがスムースに顧客に伝わる。

 そこで、企業が消費者の心をつかみ、ブランド価値を高めるためには、商品の背景にある「物語」を積極的にコミュニケーションし、消費者と共有する。優れたストーリーは、読み手や聞き手を引き込み、感情を刺激し、共感を起こして、行動を促す。これが、「物語マーケティング」である。

 したがって佐村河内氏の音楽は、「物語マーケティング」が成功したのである。騙したのは悪いが、実害がないだけに、「詐欺」とまではいかないだろう。

地域電気店の経営(6月26日)

 高齢の、近隣住民に合わせて事業を継続、縮小~廃業する。自然体でいこう

 当店は、昭和50年代に福井市郊外に家電の店として創業。60歳になろうとする代表者夫婦が営んでいる。代表者が修理や取り付け、奥方は経理・顧客管理などの総務・営業を行っている。
 約10坪の店舗で、冷蔵庫やエアコンなどの家電商品の販売・据付をメインに、住宅リフォームの仕事も増えている。大手家電メーカーの特約店であるが、他メーカー品の販売も行う。
 顧客は、周辺数キロ範囲の地域住民と車で20~30分の福井市内住民が、ほぼ半分づつ。典型的な、地域の電気屋さんである。

【経営環境】
 日本の家電小売市場規模は、2013年で約7兆4,400億円。2014年は4月の消費増税に向けて駆け込み需要があり、いまはその反動で、若干落ち込んでいる。
 大型店の郊外展開、無店舗販売(インターネット・TV通信販売等)の急速な増加など、販売チャネルが多様化し、当店のような地域電器店は減少している。当店の近隣(車で5~6分)にも昨年、大手量販店が開店した。
 さらに近年の家電は、デジタル化が進み、修理より交換の割合が高い。

 一方、近隣住民の高齢化が進んでおり、当店の固定客のほとんどは、60歳以上の世帯である。地域電器店には、この高齢者世帯における電気の安全・安心の確保や、省エネ製品の普及推進などに応える地域アドバイザーとしての役割が期待されている。
 近年クローズアップされている、車を持たない高齢者の「買い物難民」への対応からも、身近な地域電器店の存在は重要性を増している。

【当店の強み】
 その中で、当店はつぎのような特徴を持っている。
①きめ細かなサービスと豊富な商品知識
 当店は、地域に密着したサービスが提供できる電器店(販売、修理だけでなく地域の行事などに気軽に参加する店)としての、評価が定着している。連絡を受けてから1日以内の対応を行っている。専門技術者の代表者は、電気の色々な事にくわしく、丁寧な仕事をしている。

②顧客との長い付き合いによる信頼関係
 近隣には、開店から順次取引した顧客が多く、代表者とほぼ同年代である。長い付き合いで、電器製品及び設置についてはすべて相談しながら購入しているため、安心と信頼を得ている。
これらは、家電量販店にはできない、地域電器店の本質的な強みである。顧客の絶対数が少ないため、売上は減少し続けているが。

【これからどうするか】
 これまで、既存客の割合は、近隣地域と福井市内がほぼ同数であった。今後の当店の方針は、重点的に近隣地域住民の顧客を取り込むことである。

 そのために、つぎのような取り組みを行う。
①店内での定期イベントの開催
 定期的に店内で、料理教室、健康フェア、美顔講習などのイベントや抽選会を実施し、とくに、徒歩でしか動けない住民を集める。チラシの配布、HPの案内、地域内の他の商店との連携活動を行っていく。

②店舗イメージの刷新
 サービススペースの設置など、店舗イメージを刷新する。店舗内照明を明るくし、調理台や流し台を設置して、イベントが実施でき、近隣の人たちが気楽に集えるような場をつくる。

 残念ながら、今のところ後継者はいない。地域の顧客も、高齢者が多い。したがって、近隣住民の減少とともに事業を縮小し、やがて廃業するのもいい。顧客に合わせるのである。

 ただ、地域住民も高齢者ばかりではない。団地形成など新しい動きもある。当店が完全に地域に溶け込んでしまえば、なにより地域の人が離さない。経営体質が強化されれば、他の企業に勤めている子息も戻ってくるかもしれない。

「右傾化」が爆発(6月25日)

 日本人は、いわれなき屈辱にいつまでも、耐えているわけにはいかない。これ以上堪忍袋を締め続けると、爆発・炎上する

 先週、河野談話を検証する有識者チームの報告内容が発表された。ただ、報告書は個々の事例や事実関係への評価は避けており、まったく期待はずれであった。韓国との間に、波風を立てたくないとの配慮が働いているからであろう。

 これに関連して、先日ヤフーニュースの片隅を見たら、「ふとい眼鏡」という人のブログが掲載されていた。「誰かが言わねば」というタイトルで、副題は「右傾化する人たちが根本的にわかっていない一つの事実」である。

 その要旨は、
≪右傾化する人達は、自分達が生きている世界は「正しいことが正しいことと認められる完成された公正な世界」であるはずだと勘違いしているわけです。残念ながら我々が生きている現代の世界は「欧米を中心とする偏った価値観が幅をきかせている世界」であり、「第二次世界大戦の戦勝国側が第二次世界大戦から得た利益を手放そうとはしない程度の野蛮な世界」なのです。≫

 したがって、
≪今現在の世界では、たとえ正しいことであっても主張の仕方やタイミングを間違うと国際的に孤立するということがありえます。残念ながら現状では、戦勝国の戦争責任を堂々と問うことはできません。今は「我々はまだ、その程度の野蛮な時代に生きているのだ」と飲み込むしかありません。≫

 こんなことは、言われなくとも皆わかっている。我々日本人は、周辺の野蛮国家からのいわれなき屈辱に、今までじっと耐えてきた。しかし、永遠に耐えているわけにはいかない。その堪忍袋の緒が、切れつつある。
 これ以上堪忍袋を締め続けると、爆発・炎上する。

問題発言を擁護する(6月24日)

 きれいな作り事しか言わないような、マスコミ向け報道だけの「積み木の世界」は、簡単に崩れる

 このところ、ヤジや問題発言でマスコミにいじめられる政治家が、つぎつぎと出ている。
 まず、東京都議会での女性議員に対する「セクハラ」発言。つぎに石原環境大臣の「最後は金でしょ」。そして、麻生副大臣の「金があって勉強ができ、力のないものがいじめられる」。

 これらが問題になるのは、マスコミが大げさに取り上げるからである。マスコミが報道しなければ、たいした問題にはならない。言葉狩りは、もううんざりだ。

 それにいずれも、本当のことを「正直」に言っただけである。最近の日本では、「正直者はバカを見る」ようになっている。とくに政治家は、正直であってはいけない。
 
 だがいずれの発言も、国民多数の本音を反映している。
 政治家が発言しなかったら、誰がするのか(私が言っても、誰も聞かない)。偽善の作り事しか言わないような、マスコミ向け報道だけの「砂で固めた積み木の世界」は、簡単に崩れる。

 だから政治家は、簡単に謝ってはいけない。きちんと持論を通すべきである。

(追)
 女性都議員に対してヤジを飛ばした都議員は、結局謝罪してしまった。名乗り出たのなら、堂々と「正論」を述べればいい。ものごとの本質を考える人ほど、あのヤジに賛同する。
 なぜなら、日本では断じて女性は弱者ではないからだ。欧米の思想に毒されてはいけない。

石垣周辺の観光報告!! (6月18日~22日の記録)

 先週 八重山の、西表島、小浜島、竹富島、石垣島を訪問した。3泊4日の旅行記録

 八重山諸島は、台湾のすぐ東100kmのところにあり、北東500 kmにある沖縄本島、さらにその北にある日本本土からは、1000 kmも離れている。中部国際空港から、3時間かかる。
 その旅行記の一部紹介。

【天候】
 天気予報(旅行日すべて「曇り時々雨」)に反して、実際は「曇り時々晴れ」であった。蒸し暑いのには閉口したが、いいほうにはずれたので喜んでいいのだろう。おかげで、ほぼ計画通りのスケジュールをこなすことができた。数年前に沖縄へ行った時も、雨の予報に反して旅行中すべて晴れであった。
 離島の天気予報は難しいらしい。意図的に悪い予報を出しているのなら問題である。

【旅行者】
 この石垣周辺の観光客は、珍しく60歳以上の高齢者はすくない。ざっと見たところ、30%くらいか。日本の他の観光地に比べ、圧倒的に若い人(20~30代)が多い。格安航空が利用できるようになったからかもしれない。多くは本土からで、近くの台湾からの団体も多いようだ。
 
 ただ、京都や湯布院のような観光地と異なって日帰り客がいないため、それほど観光客が目立たない。観光スポットへ行っても、お客が集まらないから、あまり土産物店がない。規制もあるのだろうが、けばけばしさがなく自然景観も満喫できる。お客の満足度も高くなる。観光振興のためには、このような離島は適している。

 ちなみに平成25年度で、石垣市への観光客数はおよそ93万人(今年は100万人突破を狙う)、消費推計額は約700億円である。ほとんどの観光客は連泊するから、金額も大きくなる(物価もやや高い)。ざっと観光客一人あたり75000円消費する計算だ。石垣市の人口は48000人だから、住民一人当たり140万円にもなる。

【観光スポット】
 八重山諸島は、国立公園で保護されているところが多く、勝手に船を出したり潜ったり泳いだりすることはできない。もっとも泳ぐだけなら、人のいないところでできるが、行方不明になってもわからない。
 だから基本的には、案内人付でのサービスを受けることになる。一人1日1~2万円ぐらいで、カヤック、沖釣り、ダイビング、パラグラーダーなどいろんな遊びができる。夜の歓楽街より安い。
 サンゴ礁の海岸線やマングローブの河を遡ってもいい。
 ほとんどの観光客は、八重山諸島の島めぐりを楽しむ。人口は西表島が2500人で、それ以外の島はせいぜい2~300人。観光客しかいない感じがする。

 人口集積地の石垣島は、周囲約80キロ。レンタカーでドライブしても、半日で回れる。ところどころにある高台の展望台では、青いサンゴ礁の海と周辺とのコントラストが圧巻である。売店は少ないが、不便を感じるほどではない。
 なんといっても、沖縄や本土の観光地のように観光客で埋め尽くされる感じがしない。かなりのリピーターが来ているようである。

   川平湾 H26.6.18撮影  カヤック H26.6.18撮影  西表島マングローブ H26.6.19撮影平久保崎 H26.6.20撮影  玉取崎 H26.6.20撮影  玉取崎 H26.6.21撮影

【宿泊施設】
 石垣島には、東横インやルートインのようなビジネスタイプが多い。我々が連泊したホテルもそうであった。このようなホテルでは、夕食は周辺の飲食店で摂ることになる。
 あわら温泉とまではいかなくても、日本式の旅館は一つも見かけなかった。もっとも、平屋建ての超高級リゾートホテル、あるいは個人の民宿なら、また異なるのかもしれない。最近、周辺の島に数か所リゾートホテルが建設された。星野リゾートも、3か所ほど進出している。
 
【飲食店、居酒屋】
 初日は、ナイトカヤックのためホテルへ着くのが9時すぎになってしまった。10時ごろホテル周辺の飲食店を探し、ようやく見つけたのが、深夜営業のラーメン屋である。15席くらいの小さな店で、60歳前後の店主は、2年前まで東京で飲食業をやっていたという。
 一人大ジョッキ2杯と泡盛のボトルキープ、デカ餃子、大皿ポテトフライ、石垣牛コロッケなどをつぎつぎ平らげた後、当地のラーメンで締める。相当飲んで食べて、9人で2.3万円。12時過ぎにホテルへ帰ってからも、ビールと泡盛のロックで管をまく。
 結果的に、石垣島で3軒入った店の中で、一番料理の腕がよかったと思う。

 2日目の夕食は、ホテル近くの郷土料理屋で、「高級料理」と「高級泡盛」をいただいた。めったに出ないヤシガニや何とかいう貝の刺身など、お店の薦めに乗って調子よく注文していたら、目の玉の飛び出るような請求書が舞い込んできた。

 3日目の夕食は、ホテルから徒歩10分で繁華街中心ビルの2階にある、薄暗い居酒屋である。
 じつはその日朝から、6人で釣り船をチャーターし、(尖閣まで一息の)沖合で30匹ほどの(名前はわからない)魚を釣った。それを持ち込んで、調理してもらったのである。尖閣までいければ、かなりの大物が取り放題らしい。
 刺身、から揚げ、焼き魚、煮魚、あら汁など、それぞれ5~6匹づつの魚料理を充分堪能できた。この魚以外には、何を食べたかよく覚えていない。3日目のお疲れもあって、アルコールも大して入らなかった。そのままホテルへ帰って、沈没。

  小物を釣ってしまったH26.6.20撮影  刺身とから揚げに H26.6.20撮影  焼きさかなに H26.6.20撮影

【夜のお店】
 2日目郷土料理屋での食事後、石垣市の歓楽街を散策した。規模は福井の片町の半分くらい。ガイドブックや案内パンフ紹介のスナックを覗いてみたが、満員だったり休業中で入ることができなかった。
 そこで、思い切って見知らぬスナックに飛び込んだ。人口5万人足らずの小さい島だけに、お互いの監視や抑止力が働いて、ボラれることはないと聞いたからだ。

 入った店は、「大ベテラン」のママさんが仕切る本格スナックであった。この地で50年営業しているという。やや若いホステスが2人ほど。我々以外に、京都からの観光客1組がカラオケ三昧。店では、いろんな銘柄の泡盛や地元のおつまみを、惜しげもなく提供してくれた。八重山の深い話も出た。
 3時間以上に及ぶ「濃厚」サービスにもかかわらず、一人5000円という「良心的」な価格である。
 残念ながら、「次回」はないであろう。今度行くまで、お互い命があるかどうかわからないような、老い先短い「一期一会」であった。
  翌朝、ホテルで目覚めると、頭にこぶができ、突き指していた。なぜだかわからない。

【水牛】
 八重山には黒毛和牛がいるし、水牛もいる。和牛と違って、水牛は人間に食べられることはない。生まれて1年から20歳位(人間で60歳)まで働いて、余生はのんびり暮らすそうだ(ほんとうは「石垣牛」として売られていると思う)。

 この水牛たちは20年間、何をして働くのか。ただひたすら「人間様」を運ぶ。水牛車には10人くらい乗れるので、30分くらいの遊覧で1万円稼ぐ。1日10回も仕事すれば、10万円のあがりになる。もちろん、すべて雇い主にピンハネされ、報酬は干し草だけである。
 我々はこの水牛車で、西表島から由布島までの400mの浅瀬を渡り、竹富島では村の道を練り歩いた。

 ところが、竹富島では水牛車の通りの至る所数十か所に、村人たちの反対看板が掲示してある。考えてみれば、狭い道を所構わず、臭い運子やおしっこを垂らして歩く水牛車は、住民にとって大迷惑である。水洗車が後始末をするだけでは追いつかない。
 水牛が暴れて、塀を壊したり子供を傷つける危険もある。

 そうであっても、自分たちの生活が観光で成り立っていると思うなら、大げさな反対運動はしないはずだ。反対運動者は、観光の恩恵を受けていないのか、気が付かないのか、分け前が不満なのかいずれかではあろう。複雑な事情は、現地に住んでいないとわからない。
 ただ「水牛車反対」の看板を見ながら水牛車で遊覧する観光客は、いい気持ちではない。

  水牛車で浅瀬を渡る H26.6.19撮影  竹富島水牛車 H26.6.19撮影  竹富島水牛車から H26.6.19撮影
 
【産業】
 八重山地域の主力産業はもちろん「観光」である。それに関連した産業も多い。宿泊施設や飲食業、観光体験施設や小売店だけでなく、畜産和牛や漁業、サトウキビ、パイナップルなどの農畜産物水産物、それに関連した加工産業も、ほとんどすべてが、観光に関わっている。なにしろ観光客は、住民一人当たり年間140万円もお金を落としてくれるのである。

 これだけでもいいが、まだ裕福とは言えない。見たところ、まだ観光客の受け入れ余地はあるようだし、ホテルなどインフラ拡大での建設需要を起こしてもいい。
 なんといってもこの周辺の島は、もっと人口を増やす必要がある。

石垣周辺の観光地視察 (6月18日~22日の予定)

 八重山諸島の天候は、予報ではすべて「曇り時々雨」。台風が来なければ、いいとしよう

【18日予定】
 10:35 中部空港発 約三時間のフライト
 13:20 石垣空港着 レンタカーでホテルへ
 14:00 拠点は「ルートイングランティア石垣」。この豪華1流ホテルで3泊
 15:00 島内観光地視察
   ジェラート、川平湾、ヤシ群落など
   予約できれば、海岸でナイトカヤックを楽しむ
   福井よりかなり西にあるので、日没は1時間ほど遅い

 18:30 宴会なし。夕食はコンビニのおにぎり。雨なら盛大な宴会
 21:00 ナイトカヤック後ホテル着

【19日予定】
 07:30 石垣港から四島視察(西表島・由布島・小浜島・竹富島)
  八重山諸島は、石垣島をはじめ多くの島から成り立っている。この地域の産業は、宿泊・飲食サービス業で成り立っており、星野リゾートのホテルもいくつかの島に進出している。
  西表島から由布島への海峡は、水牛の車で渡る。由布島には、ヤシなどの亜熱帯樹木やハイビスカス、ブーゲンビリアが咲き乱れているはず。

 18:30 夕食宴会(石垣市の食文化の評価、地酒の試飲)
 20:00~石垣市内のナイトクラブ視察・実習(サービスレベル、客単価、収益状況など)
     場合によっては、「電気マッサージ」

【20日予定】
 08:00 石垣島内視察(産業、娯楽施設)
  まず、八重山屈指の観光名所川平湾へ
  釣り船で、2時間の釣り真似
   鯨やマグロが釣れたらどうしようか、真剣に悩む。そこまでいかなくとも、魚が釣れたら逃がさないといけないのか。そ んなこと考えながら釣っていても、面白くない。
  午後は、石垣島1周のドライブか

 18:30 夕食宴会(石垣食の再評価、泡盛など地酒の試飲)
   歓楽街のナイトクラブへ繰り出す(旅の恥は掻き捨て)

【21日予定】
 08:00 石垣市内視察
   商店街の土産物店で買い物(診断士協会へのお土産)
 12:00 昼食(アルコール抜き)
 13:55 石垣空港発
 16:30 中部空港着

【22日予定】
  休養


(18~22日まで、ブログ更新はお休みします)

八重山諸島、石垣へ(6月17日)

 日本の安全保障のために、石垣の観光産業を衰退させてはならない

 明日18日から21日まで、沖縄県の石垣市を訪問する。所属する会社の、視察・研修旅行である。
 石垣市は人口約45000人。西表島、与那国島を含むいわゆる八重山諸島を含む石垣島と尖閣諸島など、多くの島から成り立っている。台湾のすぐ東である。うまくいけば「尖閣」へ行けるかもしれない?

 さて、
 日本全体が人口減少の中にあって、沖縄県は東京の次に人口が増えている。その中でも、普天間基地のある宜野湾市が、伸び率トップである。今年4月の統計で昨年比0.8%(745人)も増えた。あれほど基地被害を騒ぎ立てているのに、なぜ人口が増えるのか(嫌がらせではないと思うが)。

 ところが、我々が訪問する石垣市は、昨年から今年4月にかけ、0.32%(148人)も減少している。理由はわからない。
 石垣市も数年前までは、人口が増えていた。中高校を卒業して一旦島を出た人が、30歳前後で戻ってきたり、他の地域から流入していたからである。
 その石垣市の労働従事者で、最も多いのが「宿泊・飲食サービス業」で全体の21%。日本では、この業種に従事している人は9.8%だから、2倍以上である。とくに宿泊業に従事する人が、日本平均の1.3%に対し石垣市は9%と、圧倒的に多い。
 すなわちこの市は、宿泊を伴う観光業で成り立っている。

 人口が減少しているということは、その観光業に陰りが出ているということではないか。つまり観光業がこのまま衰退すれば、この島の人口はますます減少する。

 しかし尖閣の近く、国境の島で住民人口が減っていくのは、きわめてまずい。万一、石垣の群島が一つ二つと無人になれば、尖閣と同じように中国が食指を伸ばしてくるのは目に見えている。尖閣がおかしくなった原因のひとつは、魚釣島の缶詰工場が撤退したからである。

 もちろん国は、自衛隊を駐屯させ、そうはならないよう守りを固める。でも、それだけでは万全でない。われわれ民間も、できることはやらなければならない。それはこの島の産業を活性化させ、人口を増やすことである(産業以外にも人口を増やす手段はあるが)。すなわち、石垣市の基幹産業である観光業の振興である。

 そのためにも、本土からこの地へ大勢の人が観光訪問することは、きわめて重要である。北海道やあわら温泉、永平寺へ行くなとは言わない。ハワイやサイパン、グアム、バリ、それに中国や香港、韓国へ行くくらいなら、ぜひ石垣へ行って欲しい。
 それが、日本の安全保障に大きな役割を果たすのである。

 明日からの旅行は、その石垣の魅力を伝えることができるよう、どっぷりと浸ってきたい(酒浸りにはならない?)。

パソコン故障(6月16日)

 周辺装置が増えてややこしい設定が必要になると、すべてを理解する人も少なくなっていく

 2年前から使っていたデスクトップパソコンが故障した。以前から、ときどき動きが遅いと思っていたのだが、とうとう一昨日の晩から、にっちもさっちもいかなくなった。

 電源を入れても、1時間単位でしか画面が変わらない。これでは使い物にならない。おかげで、急ぎの仕事を抱えているにもかかわらず、昨日1日このための対策に追われてしまった。サッカーどころではない。
 結局、修理のため「ミスターコンセント」へ持参した。めどがつくのに1週間はかかるという。

 幸い予備のノートパソコンに、ほとんどのデータは保存してある。ただ、メールの受発信や管理はデスクトップで行っていた。

 仕事に差し支えるので、ノートパソコンにメールの設定をしなければならない。
 簡単そうだが、これが難しい。何年かに1回しかやったことがないし、たいてい人任せにしていたからだ。

 Liveメールの設定画面を入力していくのに、それらしき数値をいくら入力しても、うまくいかない。そもそも、パスワードにしても「ログインパスワード」や「メールパスワード」がある。受信メール(POP)、送信メール(SMTP)など、関連の数値を放り込んでも、さっぱり動かない。
 アルファベットか数字かよくわからないのがある。大文字小文字の違いもある。それらの組み合わせは無数にあるし、そもそも設定値が多すぎる。打ち間違いもあるので、時間はどんどん過ぎる。
 これも5~6時間悪戦苦闘して、とうとうメール設定をあきらめた。ものすごく単純なことでつっかえているはずだが、それがわからない。

 周辺装置が増えて、保護したり管理するためにややこしい設定が必要になる。こんな簡単なことでさえついていけないし、わかる人も少なくなっていく。 
 ただこれはまだ、ブラックボックスの入り口で、うろうろしているだけである。これ以上ブラックボックス化が進むと怖い。異常があった時には、皆が右往左往しなければならない。

第2次安倍内閣(6月15日)

 多くの欠点はあるとしても、今の日本には安倍総理以上に優れたリーダーはいない

 安倍内閣が発足して、1年半になる。小泉内閣以来1年ごとに首相が代わってきたので、まれにみる「長期政権」である。特筆すべきはこの間、閣僚がまったく代わっていないことだ。これには期待が持てる。なにか仕事をやるには、3年は必要である。

 この政権はこれまで、アベノミクス推進、靖国参拝、特定秘密法成立、普天間基地移設、集団自衛権容認、中国包囲網外交、原発容認、河野談話見直し、拉致被害者救出進展・・など、まだ成果や法案成立には至らなくとも、相当のことをやってきたと思う。
  一方で、これはと思う政策もある。消費増税、TPP推進、外国人労働者の流入促進は、日本のためにはならない。いま話題の法人税減税も、なぜ必要なのかわからない。投資や償却などの増税とセットになるはずだから、あまり意味がない。

 したがって、安倍内閣を100%支持することはできない。
 それでも今の日本には、安倍総理以上に優れたリーダーがいるであろうか。口先達者な人は多くても、それを具体的に実現していくだけの人がいるとはとても思えない。もしいたとしても、総じて私の思う政策とは180度異なる。
 
 幸い内閣支持率は、50~60%と高い。あと数年、なんとしても続けていただきたい。戦後日本の最大課題である憲法改正は、この内閣でなければできない。

ある縫製業者の経営姿勢(6月14日)

 苦情は聞かなくても出てくるが、顧客の本質的な要望を理解するのは難しい

 この会社は、繊維製品の委託生産を行っている。10年前に事業継承、従業員は、パートや外国人研修生を含めて20名である。事業継承した時代に比べ、受注価格の低下や品質基準の厳格化などによって、収益性が悪化している。
 そのため新たな受注機会を求めて、新しい製品開発やネット販売を模索している。

 一般に商品やサービスがお客様に受け入れられるためには、
 ①他ではできない独自性を持っている 
 ②どこよりも安い価格で提供できる 
 ③どこにも負けないお客様の信頼関係を築いている
        (日本経営品質賞アセスメントガイドブックによる)

 いずれかにあてはまることが必要である。

 いずれも大切だが、この場合重要なのは、「①他ではできない独自性を持っている」であろう。
 これについて当社は、独自の商品ラインアップの開発やその提供方法の改善など、いくつかの構想を持っている。ただ、このような戦略テーマを決める際に大切なのは、お客様の潜在ニーズが何かを見極めることと、組織がそのニーズを実現させるための技術を有していることが大切である。

 顧客・市場から発信されている情報は無数にある。社内や関係者すべての人が入手している情報を整理して、最終的に製品内容に結びつけなければならない。そのためには、お客が連絡しやすい環境作りを行うことも必要である。
 苦情は聞かなくても出てくるが、本質的な要望は、その旨を説明して尋ねることなど、その聞くための能力を養っていく必要がある。

 また、顧客苦情は宝である。要望や苦情を受けたあと、その対応でリピート率が変わる。リピートを上げる最大の要因のひとつは、苦情に対して迅速かつ満足のいく対応を顧客に対して行った場合である。そのための手順整備が必要である。

集団的自衛権を認めよ(6月13日)

 軍備拡張のお金もいらない「集団的自衛権」を有するだけで、抑止力が増し戦争を防げる

 集団的自衛権容認の議論が煮詰まりつつある。ぐずぐずと反対する人は多いが、こんなものは早急に決めなければならない。国際情勢は、日本の優柔不断さを待っていてくれない。

 さしあたっては、朝鮮有事である。朝鮮戦争はまだ終わっておらず、休戦協定を結んだだけの状態にある。38度線で、北朝鮮軍と米韓軍が対峙している。いつ戦争が再発してもおかしくない。
 それなのにアメリカは、2015年12月に在韓米軍の作戦統制権を韓国に移管したうえ、戦力を縮小するという。それでなくともアメリカの軍事予算は年々減少している。
 
 そうなると、38度線で力の均衡が崩れる。
 対立している隣国間で、均衡が崩れることほど恐ろしいことはない。北朝鮮軍は必ずでてくる。背後には中国がついている。中国は、膨張したくてしょうがない。周辺国家で弱そうなところを、虎視眈々と狙っている。

 そのとき日本が、集団的自衛権を行使できれば、それだけで抑止力がはたらく。(韓国は嫌がっても)38度線に自衛隊が配備される可能性があるからだ。北朝鮮・中国軍もうかつに攻めてこられない。もちろん万一の場合は、「じじいの決死隊」が先鋒になる。

 そうでなければいまの韓国はあっという間に、中国の息のかかった北朝鮮に早変わりする。つぎには必ず、対馬や九州にちょっかいを出す。いよいよ元寇の再来である。先の大戦でもやらなかった本土決戦だ。日本と中・韓・北朝鮮連合軍との戦争になる。米軍は頼りにならないし、「じじいの決死隊」では覚束ない。
          いざ決戦      剣をとる   
 すなわち、軍備拡張のお金もいらない「集団的自衛権」という権利を持つだけで、周辺諸国に対する抑止力が増し、戦争を防ぐことができる。「集団的自衛権」で戦争が起こるというのは、まったくの妄想である。

 そうでなければ、国民総出の本土決戦を覚悟しなければならない。

生活保護に対する甘え(6月12日)

 希望職種に就けなければ生活保護を受給できるなら、ほんとの弱者を支える人がいなくなってしまう

≪大阪市で生活保護を申請した30代女性に対し、職がなければソープランドで働くよう職員が求めたと、女性の相談に関わった弁護士がブログなどで明かした。これに対し、市では、「言ってはならないことで、そんな話は聞いていない」と説明している。6月10日 J‐CASTニュースより≫

 このニュースを見て違和感を感じたのは、「ソープランド」という施設とそこで働く人に対する、差別意識である。
 「ソープランド」は、合法的な職場ではなかったのか。お客に癒しと安らぎをもたらし、明日への活力を培う素晴らしい職業である。だからお客は1万円も払う。少なくとも、ゆすりたかりの代理人のような弁護士より、よほど社会に貢献している。

 このような職業を差別し、あるはずない希望職種に就けなければ生活保護を受給できるというのなら、ほんとの弱者を支える人がいなくなってしまう。
 ソープランドでなくとも、働く意志さえあれば、働くところがないわけがない。

 この弁護士は、生活保護者の相談を多数受けており、このほかにも問題となっている例として、つぎのような事柄を挙げている。(相談事例①~④をそのまま引用)

①生活保護を申請したばかりでまだ開始決定も出ていないのに、福祉事務所からハローワークを通じた具体的な求職活動を行うよう指示されたり、「仕事に就くこと」を求められている事例
②生活保護を受けているという親族がおり、長く音信も交流も途絶えていたのに、福祉事務所から突然、親族だから養えないかという連絡がきた事例
③介護を必要とする生活保護利用者が、車いすなどの福祉用具を必要としているが、福祉事務所から介護扶助の対象となる1割を自弁するよう言われ、貯めておいた保護費を充てざるを得なくなる事例
④後発医薬品は病状に対する薬効が違うので、先薬を使い続けたいが、福祉事務所から後発薬に切り替えなければならないといわれている事例

 どうだろう。こんなことが問題になっているのだ。甘え、ぶら下がりにもほどがある。こんな人が増えるから、日本がおかしくなる
 むしろ、こういうことを受給者に求めていかないほうが問題である。

元外務省幹部の妄言(6月11日)

 我々とまったく異なった見識と感情を持っているのが外務省なら、存在する意味はない

 先日、ヤフーニュースを見ていたら、「もう打ち止めにしませんか!枝葉しか見ない「反省なき論議」」と題し、元外務副大臣浅野勝人氏の論説が掲載されていた。

 その要旨は、
≪戦時下の韓国などでの慰安婦に対し、軍の関与の下に名誉と尊厳を深く傷つけたことを心から詫び、反省を表明した宮沢内閣・河野洋平官房長官談話 をしっかり守り、 性懲りもなく見直しを求める木を見て森の見えない党内外の議論を打ち止めにしたい≫
  と言うことらしい。

 よくこんな人が外務副大臣をやっていた、とあきれるばかりである。と言うより、「こんな人が外務省の要職にいたからこそ、韓国に強請られることになったのだ。」 と、妙に納得してしまった。
 
 いま政府が、河野談話の検証に入っていることについても、氏は

≪政府は河野談話の作成過程調査委員会を発足させるという報道があり、一体なにをどうしようとしたいのか理解に苦しみます。≫
 
 と、読むほうが理解に苦しむような論説を吐いている。

 河野談話の検証と言うのは、時の政府がいい加減なねつ造話で韓国に恐喝され、簡単に謝罪してしまったことについての検証である。
 ことは、日本人全体の名誉にかかわる。そのまま放置すれば、未来永劫日本人が、極悪非道の性犯罪者だということになってしまう。とても、そんなわけにはいかない。冤罪は、いまの時代に晴らしておくべきである。嘘が何万倍にも拡大するのは、「南京大虐殺」の例で、充分懲りている。
 逆立ちしようが、日本人ならそう考えるであろう。

 もしかしたら、外務省と言うのは、我々とまったく異なった見識と感情を持っているのかもしれない。もしそうなら、存在してはいけない省庁である。
 外務省でなく個人の見解だったら、・・まさに「〇に損ないの〇そじじい」である。

死に損ないのくそじじい(6月10日)

 弱者に特別扱いしないほうが、ほんとのやさしさである。中学生は「王様は裸だ」と叫んだのかもしれない

≪修学旅行で5月に長崎を訪れた横浜市の公立中3年の男子生徒5人が、爆心地周辺を案内しながら被爆体験を話していた語り部の森口貢(みつぎ)さん(77)に「死に損ない」などの暴言を吐いたことが7日、分かった。 ヤフーニュース6月8日 スポーツ報知より≫

 校長は、暴言を吐いた生徒の1人が森口氏から「聞く気がないのなら出ろ」と厳しく繰り返し注意されたと明かした上で、「それでも生徒がやったことは許し難い。」と述べたという。詳細な事情は分からない。

 これに対しヤフーの読者コメントは、すべて森口氏に同情的で、「暴言」を吐いた中学生をボロクソに非難していた。普通に考えたら当然であろう。

≪日常的に授業妨害をやっている連中なんじゃないの?欧米のように「ある回数まで親に手紙を送って改善がなければ退学もあり」にしろよ。≫
≪中学生にもなれば善悪の区別くらいつきます。こういう輩は顔、名前を晒してやってもよいと思います。≫
≪出来損ないの中学生。お前らこそ更正しないと社会のゴミだぞ。 ≫
≪親同伴で全員誤りに行け!常識がなさすぎるわ! ≫
≪こういうアホの親はどんな躾をしていたのか!!!≫

 しかもほとんどのコメントには、圧倒的に「そう思う」がついていた。

 しかし、「そう思う」は100%ではなかった。2~3%は「そう思わない」がクリックされている。さすが「民主主義」の国である。必ずしも一方的に中学生を追いつめる人ばかりではない。50人に一人くらいは、へそ曲がりがいる。
 実は私も、その一人である。

 こんなものは単に、売り言葉に買い言葉の、「痴話げんか」のようなものではないか。
 しつこく抗議(告げ口)する森口氏も、大人げがないと思う。老人に向かって、「死に損ないのくそじじい」と言うのは、勇気がいる。しかもこの老人は、「被爆者」という葵御紋の御印籠を持つ「偉い人」である。「くそじじい」とは思っていても、私にはそんな言葉を吐く勇気がない。

 この「痴話げんか」が、ここまで大げさなニュースになったのは、森口氏が「被爆者」という誰もが認める「弱者」であったからである。「弱者」でない総理に対し「くそじじい」と言うのもニュースになるが、左巻きの人からは、ヒーロー扱いされる。

 特定の「弱者」への侮辱に対しては、日本はあまりにも厳しい。必要以上に、「弱者」に気を使いすぎる。やさしすぎてつけ上がってしまうこともある。佐村河内氏や「慰安婦」がいい例である。

 「弱者」も普通の人間である。このような場合でも、特別扱いしないほうがいい。それが、ほんとのやさしさではないかと思う。表現方法は正しくないが、件の中学生は自分の心に素直で、「純真」であったことは間違いない。
 それにもしかしたら、中学生は「王様は裸だ」と叫んだのかもしれない。

 そして素直な言葉を吐いた中学生は、大手メディアで取り上げられるなど、これまで何万ものバッシングを浴びている。すでに森口氏に与えた、何千倍もの苦痛を受けているはずだ。これはもう完全に、いじめの領域である。
 50人に一人ぐらいはフォローする人がいないと、「純真」な心がねじ曲がってしまう。


(追)
 この事件は、おかしな方向に進みかけている。どうも、森口氏の「弱者」に、ケチがついているようだ。

鯨肉の販売禁止(6月9日)

 鯨の好きな私にとって、食べる機会がいっそう少なくなるのは寂しい

≪南極海での調査捕鯨中止を日本に命じた国際司法裁判所(ICJ)判決から2カ月――。ネット通販大手の楽天が鯨肉の販売を禁じたり、仕入れをやめる飲食店が出始めたりするなど、判決の影響が広がっている。販売業者からは将来への不安やあきらめの声が漏れる。
―中略―
 「まるで悪いものを売っているみたいじゃないか」。明治以降、長崎で鯨肉卸を営む「日野商店」の通販担当者は「禁止商材」という言葉にショックを受けた。楽天市場を通じた同社の売り上げは年間数千万円で、「中止の影響は大きい」と嘆く。 6月5日朝日新聞デジタルより≫

 鯨の好きな私にとって、食べる機会がいっそう少なくなるのは寂しい。鯨肉は、たくあんに次ぐ好物である。表面の黒い脂身を入れた味噌汁、ロース焼き肉など、昔食べた味が忘れられない。

 まして鯨肉販売業者にとっては、楽天での販売中止はショックであろう。だが、あきらめてはいけない。もともと、楽天を通しての販売では、それだけで20~30%もの経費が発生する。売り上げが伸びても、ほとんど利益に結びついていない業者は多いはずだ。

 そこでこの機会に、自社の販売サイトを充実させる。世間が注目している今が、チャンスであろう。楽天にいい印象を持っていない人は多いからだ。

 自社サイトで消費者に直販できれば、利益は倍増する。年間数千万円の売り上げなら、1千万円くらいは、利益が増える。
 あるいは、安い鯨肉を販売できる。これまで高くて躊躇していた私でさえ、まっ先に飛びつく。うまい鯨が食べられれば本望である。イルカが加われば、言うことはない。

 そして、社会貢献ができる。
 これら大型海洋動物を食べることによって、生態系が維持され海産物資源が保護される。さらに大多数の、かけがえのない生き物の命を大切にすることにもなるのである。

最高の食べ物(6月8日)

 どんなに高級料理より、「空腹」と「健康」が一番のご馳走である

 一番好きな食べ物は、「たくあん」である。もちろん、どんな「たくあん」でもいいわけではない。徹底的に干されて漬けあげられ、梅干のような皴で、ほのかな糠の香と甘みがあって、塩辛さは中くらい。かむと、コリしゃきとした歯ごたえがたまらない。
 10歳ごろ、母の実家で食べさせてもらった。

 あれから50年。年取って、「ごちそう」を食べる機会が増えた。カロリー豊富で、短命化に貢献してくれる。たいていうまいものは、体に悪い。

 それでも、宴席での「ごちそう」は、あまりおいしいとは思わない。「再高級」フランス料理や会席料理でもそうだ(もっとも、私の「最高級」は知れているが)。あの「たくあん」以上に、おいしい食べ物に巡り合ったことはない。空腹を感じることがないからだし、食べ物より先に酒が入ってしまうから、なおさらだ。
                                最高級ごちそう
 一方20代のころ、ほとんど食料を持たずに、夜行日帰り登山を強行したことがあった。岩場で時間を取られ、疲労と空腹のなか、稜線小屋に着いたのが深夜10時。あのとき貰った1本のソーセージは、1億円出しても惜しくないと思った(1億円など、逆立ちしても出るわけないが)。
  
 どんなに高級料理より、「空腹」そして「健康」が一番のご馳走である。

後悔できる命(6月7日)

 できたのにやらなかったのは大きな後悔であるが、命がなかったら何もできなかった

 人生の先が見えてくると、やり残したことを考える。まだ登っていない山もそうである。50年の登山人生で、行けたのに行かなかった登山コースが二つある。南アルプス光岳と、穂高から西穂への縦走である。

 前者は、大学3年のときの合宿で南ア甲斐駒から入山、大縦走の最後の山であった。稜線の下山口と光岳へと続く分岐のテント場で、光岳に行くかこのまま下山するかを話し合った。光岳を通って下山すると、15~20kmもの軌道を歩く。ピストンしても丸1日かかってしまう。
 協議の結果、そのまま下山することになった。最後はリーダーの私が決めた。2週間にも及ぶ山生活にうんざりしていたからである。3000m級の山々を縦走してきたのに、「たかが」2600mの光岳など、どうでもよいと思っていた。誰かが「後悔しないか?」と言ったのだが、今になってみれば、少なからず後悔している。

 後者は20代の後半、山岳クラブ(長岡残雪)のメンバーと、北鎌尾根から槍ヶ岳を登り、肩の小屋付近で1泊。そこからは単独で、北穂から奥穂まで縦走して奥穂山荘に泊った。晴天の翌朝、西穂まで行くかそのまま下山するか迷ったが、奥穂をピストンして白出沢コースから下山してしまった。単独で日本最難関のコース(奥穂~西穂)を通るのに、怖気づいたのである。
 若くて脂の乗っていた時期だけに、残念であった。すこし思い切れば行けた。いまはもう、そんな体力・気力がない。

 一方、命拾いもいくつかあった。
 たとえば20歳のころ、積雪期の越後三山で滑落したことがあった。これも「長岡残雪クラブ」の人たちと、中の岳から八海山への稜線を通過中である。後ろを振り向いた途端に、滑り落ちてしまった。2~3メートル落ちたところで、たまたま1本残っていたブッシュに、必死でしがみついた。このまま落ちたら、数百メートルのダイビングである。90%、命はなかった。あの細いブッシュと、引張りあげてくれた仲間たちが、命の恩人である。
 それ以来振り向くときは、必ず足場を確かめるようにしている。ほとんどの事故は、なんでもないところで起きる。

 できたのにやらなかったのは、大きな後悔である。だが命がなかったら、後悔すらできない。

補助金審査(6月6日)

 簡単すぎて必要項目がほとんど書いてない申請書は、審査員を安心させる

 先月から、補助金申請の文書の一部を審査している。あれこれと、2週間そこそこで200件以上みることになってしまった。わかりやすい文書ばかりでなく、読むだけで疲れる。

 申請書の審査が難しいのは、文書そのものの優劣審査ではないところにある。
 入試や資格試験などの論文審査の場合、内容とともに文の優劣も判断する(はずだ)。しかも必ず、字数制限がある。つまり一定の枠内に、質問項目に沿ってできるだけたくさんの情報を、わかりやすく論理的に書き込めるかが勝負である。

 ところが、この申請書には字数制限がない。申請書で問われる内容も抽象的である。内容に矛盾がない限り、いくら書いても減点がない。プラス点しかないから、書けば書くほど点数はとれる。ところが、長い文章はわかりにくい。

 不思議なことに、申請書の様式と、審査基準が一致していないことがある。その場合、基準に合致する内容が、どこに書いてあるか見つけなければならない。宝探しである。そのうえ、下手糞な長文を理解しようとしながら読むのは、拷問に近い。長文を読ませる人は面憎い。審査員によっては、減点する人もいるのではないか。

 したがって、必要項目だけを必要な欄に、簡潔に記述してある申請書(きわめて少ない)に出会うと、ほっとする。いい会社なのだと思う。
 もっとも好ましいのは、簡潔すぎて必要項目がほとんど書いてない申請書である。もちろん、安心して不採択にできるからだ。


 これからは、補助金申請書にも字数制限が必要であろう。本来、「企画書はA4版1枚に収める」のが、「できる」ビジネスマンなのである。

天安門事件(6月5日)

 中国が「民主化」するときは、世界中が大混乱に巻き込まれる

 民主化を訴えた学生たちを、中国共産党政権が武力で制圧した「天安門事件」から、昨日(6月4日)で25年になる。1万人もの大虐殺を、さすがに記念日とは言いにくい。
 昨日のプライムニュースでも、陳破空氏(中国の民主化運動活動家)と石平氏(拓殖大学)をゲストに、事件のいきさつや中国のやり方を語っていた。

 あの当時、事件前に亡くなった胡耀邦総書記は親日家で、民主化への道を進めていた。そこで目覚めた学生たちが、その跡を継いだ趙紫陽総書記に民主化を要求したが、長老(鄧小平)たちの抵抗にあって事件が起こった。中国の総書記でさえ、自らを引き上げた長老にはかなわない。
 この辺りは周知のことである。

 ただ、学生の民主化運動さえも、共産党内部の権力闘争に利用されたのだという、石平氏の説には驚いた。すなわち、「経済開放」は進めても、「民主化」だけは断固許さないという、中国共産党の岩盤抵抗は、強烈なものであった。その姿勢はゆるぎなく、延々と続いている。

 いまも中国では、民主と自由を求める声は絶えない。少数民族ウイグル人による血なまぐさい事件も起きている。しかし共産党政権は、力で抑え込む姿勢を強めている。とくに今年は、そんな動きが目につく。活動家の拘束は50人を超えたという。ネット検閲や外国放送を遮断するなど、情報操作は日常的である。

 このように中国共産党の独裁は一向に弱める気配がない。時間がたてばたつほど、彼らの既得権益や不正蓄財は増えつづけ、後戻りができなくなっている。

 したがって、中国が「民主化」するときは、世界中が大混乱に巻き込まれる。いや「民主化」しなくても、混乱ははじまっている。日本がその巻き添えを食うのは、もう避けられない。いかにその影響を抑えるか。一つの方法は、日本も独裁国家になることである。

燃料取出し(6月4日)

 日本は、この廃炉作業を支える経済力を強固なものにしておく必要がある

 福島第一原発4号機の、燃料取出しが進んでいる。
 使用済燃料プール内の燃料ラックに保管されている燃料集合体(事故当時は、1533本あった)を取り出し、敷地内の共用プールへ移送して集中的に保管する作業である。昨年11月18日より開始し、完了は今年末を予定している。6月2日現在で、全体の2/3にあたる968本が移送された。

 4号機は3.11の原発事故のとき、最も燃料保管量が多く、4つの原子炉の中で最大の危機にあったところである。冷却水が不足して、1500本余りの使用済み燃料が溶け出す恐れがあったからだ。
 その後も、高さ数十メートルにある保管プールの亀裂や、地震破壊が心配されていた。もし保管プールが破損し、1500本もの使用済み燃料が放り出されたら、それこそ収拾がつかなくなっていたかもしれない。
 
 東電と関連会社その関係者は、危機を煽られ反原発者の罵声を浴びながら、黙々と廃炉作業を行っている。担当者には頭が下がる。私なら我慢できない(汚染水を浴びせる)。
 こんなことは、直接担当する人たちは言わないから、私が代弁する。

 もっとも、取り出しが進んでいると言っても、まだまだ先は長い。残り500本余りの取り出しも予断を許さないし、原発の再稼働が進まない限り共用プールの燃料も行き場がない。また、1~3号機に至っては、内部の状況さえわかっていない。
 これからも、途方もない労力とお金と時間がかかる。

 したがって日本は、この廃炉作業を支える経済力を強固なものにしておく必要がある。そのためには、すべての原発を稼働させ、自前のエネルギーを確保しておくことが重要である。
 「経済より命」、などというのは、ボケのたわごとである。

放射能被害(6月3日)

 豊かな社会になるほど、「被害者」は多くなる。みんな誰かのせいにすればいい

≪東京電力福島第1原発事故による風評被害の賠償制度を悪用し、現金約400万円をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策3課は2日、詐欺容疑で、横浜市神奈川区三ツ沢上町、アルバイト、浅野博由(44)と東京都台東区北上野、無職、佐川寿美(46)の両容疑者を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を認めている。6月2日 産経新聞ヤフーニュース≫

 こんなものは、氷山の一角である。ただこの場合は風評被害であり、健康被害についての詐欺罪立件ではない。健康被害の場合は難しい。筋が悪いのは、「ほんとの被害」、圧倒的に多い「被害妄想」、一部であろう「詐欺」との区別がきわめて難しいことにある。

 これに先だって、放射線の影響で鼻血が出た という騒ぎがあった。鼻血くらいだれでも出るが、その他のいろんな症状でも、原発事故のせいにしようとする人は、後を絶たない。東京在住の人でも、髪の毛が抜けたり、皮膚の炎症、かゆみ、かぶれ、腫れなどいろんな症状が出ているという。

 まちがいなくこれからは、どんな病気も原発事故に関連づけるようになる。
 3.11後、急に私の頭髪が白くなったのはそうかもしれない。もちろんメタボが進み、中性脂肪や尿酸値、血糖値が高くなったのも放射能のせいだ。皴が増えてモテなくなったのは、ぜったいに原発事故のおかげである。
 これで、食えない弁護士の仕事ができる。   ・・・日本中が「被害者」になったら、おしまいだけどね。

 若い人は知らないだろうが、むかしこんな歌(都都逸?)があった。
 「♬ 空があんなに青いのも、電信柱が高いのも、 郵便ポストが赤いのも、 みんな私が悪いのよ。」

経営者が自覚したい言葉(6月2日)

「貧して腐らず、富して奢らず」  ・・ どんなに優良企業でも、永遠の繁栄はない

 経営コンサルタントという仕事では、多くの経営者に接する。年に200社ぐらいか。
 業績の良いところもあり、悪いところもある。中小企業でも、無借金で報酬数千万というところもあるし、役員報酬どころか生活費さえままならない経営者もいる。

 たいていの経営者は、私ごときの言うことにも、耳を傾けてくれる。私が老けたからかもしれない。40代から50歳代はじめには、単なる「若造」にみられ、話も聞いてもらえないことがあった。

 ただ、いまでもてこずる経営者がいる。業績が悪く経営をあきらめている人、或いは業績好調で自信満々な人である。
 
 とくに後者の場合は、自分の業績についての自慢話を延々とする。それならまだいい。ときに無視される。慇懃無礼で、何を聞いてもまともに答えてくれない。どこの馬の骨かわからないようなコンサルタントの話など、聞きたくない。そう顔に書いてある。

 しかし、どんなに優良企業でも、いつか必ずダメになる。永遠に伸びる会社などない。逆にいくら業績が悪くても、何かのきっかけで大きく伸びることがある。
 これらは、まさに紙一重である。これまで、いやというほど見てきた。

 したがって、つぎの言葉を自覚している経営者は強い。

 「貧して腐らず、富して奢らず」

個人農業の真似事(6月1日)

 日本で大規模大量生産での効率化はできなくとも、多品種少量生産での効率化は可能

 数年前から、共同で貸農園での農作業を行っている。
 昨日、その賃借している坂井市の丘陵地で、サツマイモの植え付けを行った。たかが2時間、立ったり座ったりで、いい加減へとへとになってしまった。

 昨年度は穴掘りに苦労したので、ささやかな改良工具を持参した。といっても穴あけ棒を2本にしただけである。ビニールシートの上から、等間隔に穴をあけ、そこに苗を植えるためのものである。そもそもこんな作業が必要かどうかわからないが、それでも効率は2倍になった(そのほかの「重労働」に比べれば、屁のツッパリにもならないが)。

  穴あけ具 H26.5.31撮影     苗植え H26.5.31撮影
 
 いまのところ年に7~8回程度の農作業しかしていない。だが、「改善」マインドを持つ人が、連日やるようになれば、その積み重ねで、我々老人でも楽に農作業ができようになるはずだ。日本では、大規模大量生産での効率化はできなくとも、多品種少量生産での効率化は可能である。工業製品にできて、農業にできないわけがない。
 現に、多くの「農作業用便利グッズ」が販売されている。そのままでは使いづらいが、工夫改良していけば大きな革命になる。