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2013年10月のエントリー一覧

  • 因果関係と相関関係(10月31日)

     グラフや数式では、相関関係はわかっても、因果関係まではわからない。因果関係を証明するのは、きわめて難しい 昔から、「データを重視せよ」と言われる。ところで「データ」とは何か。多くは、グラフや数字の羅列で示されているため、これが「データ」だと思われている。しかし本来、データの一義的な意味は、「物事の推論の基礎となる事実」とある(Yahoo辞書)。あくまでも「データ」とは、「事実」のことである。グラフや...

  • 静脈産業(10月30日)

     現代社会の大きな矛盾は、大切な仕事をしている人ほど、待遇が悪いということである 居酒屋で、一杯飲ったとしよう。4人なら、まずジョッキでビール4杯。つぎに枝豆2皿、腹をすかしているところに、刺身盛り合わせ2皿、焼き鳥5本づつが2皿、ここまではいい。その後、泥鰌の空揚げ1皿、ぶりカマ2皿、生野菜、漬物、ビールのお代わり、日本酒の徳利に杯、さんまの塩焼き、野菜の天婦羅・・・と、つぎつぎに運ばれる。 そのとき、...

  • 福井の北陸新幹線(10月29日)

     福井は、このような「迷惑施設」を受け入れるのだから、国に対して支援を要求していく権利がある 北陸新幹線金沢~敦賀までの延長計画が進んでいる。先日、計画を3年短縮できる旨の要請を、県は行った。(どういう意味があるのかわからないのだが) ただ、新幹線の福井通過は、在来線維持やストロー化、福井パッシング、環境・景観悪化、地域分断、工事迷惑、税負担増など、地元にとってデメリットが甚大である。現に新幹線が...

  • 慰安婦問題から(10月28日)

    結局、我々日本は、アメリカという「お釈迦様」の手のひらの上で、踊らされている ≪菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、1993年の河野洋平官房長官談話の根拠となった元従軍慰安婦への聞き取り調査がずさんだったとする産経新聞の報道について、「コメントは差し控えたい」と述べた。その上で「安倍晋三首相は筆舌に尽くし難いつらい思いをされた方々のことを思い、非常に心を痛めている。この点についての思いは歴代首相と変わ...

  • 「鶴の恩返し」の教え(10月27日)

     無理やり人の過去の過ちやアラをほじくり返さないことによって、円満な付き合いができる 「鶴の恩返し」という昔話がある。老夫婦のところに来た美しい娘に、「見るな」と言われながら、機を織っているところを見てしまった物語である。娘は、自分が鶴であることを知られたために、老夫婦のもとを去って行ってしまった。 同じような物語で「夕鶴」、あるいは、古事記でイザナキとイザナミの伝説もある。 これらは、古今東西に...

  • 1票の格差が結審?(10月26日)

     性懲りもなく法曹界は、1票の格差にこだわっている。現状での、「一人当たりの1票の格差」には何の問題もないのに。≪1票の格差が最大2.43倍だった2012年12月の衆院選は違憲として、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた計16件の訴訟の上告審で、升永英俊弁護士らが起こした14件についての弁論が23日午後、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)で開かれた。午前中に行われた2件と合わせ、16件全てが結審した。 判決は年内に...

  • 直ちに原発再稼働を(10月25日)

     たった一度の事故に慄いて、貴重な設備を稼働させないとは、なんという愚かで臆病な国民であろう。 いますぐ、原発を再稼働させなければならない。 それには、これだけの理由がある。 財務省発表によると、今年度上半期の貿易収支赤字は、4兆2300億円にもなる。これは昨年同期の2倍以上である。赤字拡大の傾向から見ると、年間では10兆円を大幅に超える。数年前までは、年間10兆円近くの黒字をコンスタントに出していたことを...

  • 「柄」(10月24日)

     木工加工で、和包丁の「柄」に特化し、40年以上作り続けている会社 先日、越前市「刃物の里」の、ある木工所を訪問した。木工所と言っても、この会社は和包丁の「柄」に特化している。それ以外のものは、まったく作っていない。「柄」だけを、40年以上作り続けている。 写真で見るように、形はシンプルである。色や大きさ、形状など全部で100種類ほどである。大量生産ではなく、新しいデザインのものを、次々出しているわけで...

  • 人材育成(10月23日)

     人材育成のためには、どのような人材が必要かを、明確にしなければならない 多くの中小企業の最大の課題は、「人」である。たしかに私自身が接したほとんどの経営者は、人材不足を悩んでいる。「うちの会社にはろくな人材がいない」という声をよく聴く。社員教育をやって欲しいと言われることが多い。 しかし、そんな経営者に限って、具体的にどのような人材が欲しいのかがわかっていない。社員教育といっても、いったいどのよ...

  • 「職業訓練校」での教育・訓練(10月22日)

     職業訓練校での教育・訓練は、企業の求める内容に合わせる必要がある          離職者を再教育して、スムースな就職できるように、職業訓練校では多くのメニューを用意している。IT、簿記、キャリアアップ講習など盛りだくさんである。具体的に企業のニーズに合わせようとして、NC機械の操作や、電気制御、溶接など、部分的な技術習得にも力を入れてきた。 しかし、そんなものはあっという間に陳腐化する。職業訓練校...

  • 災害時の行政批判(10月21日)

     市民は防災意識を持ち、何でも行政の責任にしない。その代り、税金は半分以下にするほうが、「安全は自分で守る」という自覚が生まれる 今年は、異常に災害が多い。先日も伊豆大島で、死者行方不明50人近くにもなる、大規模な被害があった。関連して、つぎのような記事を見た。≪土砂災害の危険性を認識しながら避難勧告や避難指示を出していなかった東京都大島町。「夜中に無理に避難させれば被害を増やすと考えた」。川島理史...

  • 山行シーズンの終わり(10月20日)

    【今年の総括】 先日、白山に初雪が降った。紅葉も盛りであろう。昨年の今頃は、みごとな紅葉の、三の峰~刈込池を訪れた。この週末には、本年最後の山行を行うつもりだったが、あいにくの天候と、体調不良のため断念した。今月の東北旅行以来、背中からわき腹の痛みが、一向に抜けない。今年はもう無理かもしれない。 今年3月からこれまでに登った山は、以下のとおりである。 文殊山7回、鬼ヶ岳2回、富士写ヶ岳、御在所岳、白...

  • 現代日本の贅沢病(10月19日)

     現代日本では「将来が不安」などと言う贅沢を、まだ多くの人が味わっている  「他人の不幸は蜜の味」、「やれうれし、となりの家が夜逃げした」。 人が、他人の不幸に対して抱く快感を、ドイツでは、「シャーデンフロイデ」というそうだ。成功した人が没落し、生意気な人が失敗すれば快く感じる心理をいう。 残念ながら、どの国の人でも、他人の不幸は嬉しいものである。 「嫉妬」研究の大家、ケンタッキー大学心理学科リチャード...

  • 人の死に時(10月18日)

     災難に遭う時節には、災難に遭うのがいい。そして生きる権利は、長く生きてきた人ほど少ない 先日、JR横浜線踏切で、40歳の女性が74歳の男性を助けようとして、電車にはねられ死亡するという事故があった。不運であり痛ましい(どうせ死ぬなら、自分もこのような死に方をしたいものである)。ただ74歳なら、そのまま死なせてあげたほうが良かったのではないか。口には出さないとしても、多くの人はそう思っている(とっさの人助...

  • 「悪乗り投稿 人生台無し」ではない(10月17日)

     「人生台無し」になった人たちは、こんな社会に対し、「100倍返し」をするであろう コンビニのアイスクリームケースに入る事件、ラーメンの冷凍ソーセージを口にくわえてふざける写真、バーガーキングのハンバーガーの上に乗っかる写真、従業員が冷蔵庫に入った写真、餃子屋に押しかけ裸で飲食してる写真など、いわゆる「悪乗り投稿」がつづく。 これらの「事件」は、今年になってから始まったわけではない。たまたま、誰かが...

  • 給食のパンにハエ(10月16日)

     これぐらいの異物混入が、ニュースになる飽食日本のほうが、よほど問題である ≪ 岐阜県可児市立東明小学校で、今月9日の給食に出たクロワッサン約100個に小型のハエが付着していたが、学校は回収せずハエが付いた部分を除き食べるよう指導した。 市教委は「健康被害のない部分は食べるという内容の手引書に従った」と説明。児童から体調悪化などの報告はないが、手引書の改定を検討している。   9.28 中日新聞記事より≫ ...

  • 鬼ヶ岳の麓「時季の茶屋」(10月15日)

     ここには、「ひのきマリモ(かおりだま)」という、不思議な一物がある 昨日、晴天の中を越前市の鬼ヶ岳(533M)に登った。8時50分にカントリーエレベーターから登山開始。1時間で頂上。帰りは、東側のなだらかな尾根を下った。 ところで、カントリーエレベーター駐車場への入り口から、東500mのところに「時季の茶屋」という、喫茶店がある。28号線大虫口から西に向かうメイン道路より、一本南側の道沿いにある。場所も入り方...

  • 靖国の祟り(10月14日)

     天皇や総理大臣が参拝しなければ、靖国の魂は、安らかに眠れない。いま、その「祟り」は、中国・韓国に向けられる 靖国神社で最も重要な祭事は、春秋に執り行われる例大祭である。秋の例大祭は10月17日から20日までの4日間。当日祭には天皇陛下のお遣いである勅使が参向になり、天皇陛下よりの供え物(御幣物)が献じられ、御祭文が奏上される。心有る政治家も参拝する。 靖国神社には、戊辰戦争、西南戦争から大東亜戦争など...

  • 白山の景観

     油坂より 南竜ヒュッテ~白山御前峰(平成22年9月24日撮影)...

  • グローバルスタンダード(10月13日)

     工業社会において成功を収めた日本が停滞しているのは、世界のスタンダードと言われるものが変えられてしまったからである。  いわゆるグローバルスタンダードなるものは、世界標準でもなんでもない。アメリカを中心とする欧米諸国がその政治力(もちろん背景には軍事力)で、自らの得意とする分野に次々と新しい土俵を設定している。それが現実で、その典型がTPPである。 情報、自由競争、知的所有権、そこから派生している、金...

  • 限界まで働く(10月12日)

     若い時期、死に物狂いで一所懸命働くことは、その後の人生を豊かにする。そのような、人を育てる組織を、世間は「ブラック企業」と呼ぶ 10日に、臼井裕氏(キャノンマーケテイングジャパン(株)人事本部長)の「会社を動かす人材教育&コミュニケーション」の講演を聞いた。若い人にとっては、いい話だったのではないか。隣の席からも「わかりやすい」という声が聞こえた。 この講義の中でひとつ、共感するところがあった。「...

  • SWOT分析の限界(10月11日)

     SWOT分析は決して、万能ではない。組織人知の結集、アイデアの整頓、経営戦略を確認するためのツールとして用いるのがいい 「SWOT分析」は、組織の内部、外部の実情を把握し、そこから何をするかという、組織の戦略を導くためのツールである。すなわち、内部環境つまりその組織の持っている「強み(S)」、「弱点(W)」、外部環境における「機会(O)」、「脅威(T)」を導くことから始まる。 手順はつぎに、この4つの組み合...

  • ハゲ頭の攻略法(10月10日)

     戦略では、攻撃ばかりではうまくいかないし、防御ばかりでもよくない、敵の出方に応じて、押したり引いたり臨機応変に対応する 「攻撃は最大の防御」という経営戦略がある。これについて、楠木健氏(一橋大教授)は、著書『経営センスの論理』のなかで、自身のH(ハゲ)対策になぞらえ、つぎのように述べている。(この本には、経営戦略の肝がいくつか記してある。若い経営者や診断士は、ぜひ読んでいただきたい。)≪前略・・・...

  • 技術経営(MOT)とは何か(10月9日)

     経営戦略のひとつに、「技術経営(MOT)」がある。ただどんな場合でも、新しい経営手法に溺れることなく、現実的な対応をしていく 製造業、とくに技術開発型企業が重視したいのは、「技術」を核にした経営である。技術者の能力を最大限発揮させ、活用するマネジメントが重要となる。これを一般に、「MOT(Managementof Technology)」と呼ぶ。 この、技術を中心にした経営には、「研究」→「開発」→「事業化」→「産業化」の...

  • 白山(別山)の景観

    別山頂上より 別山平、三ノ峰(平成22年9月24日撮影)...

  • 経営戦略(10月8日)

    「経営戦略」を持つと言うことは、自らの考えで経営を行うことを意味し、それができない企業は、迷走するしかない【戦略とは何か】 「経営戦略」はわかりにくい。人によって意味が違うからだ。そこで、ここでは「戦略」を、「どのような製品(サービス)を作り、誰にどう売るかを決めて、実行すること。」とする。つまり、「自社の商品と生産・販売のしくみを見直し、改革する。」と言うことである。 明確な「経営戦略」を持つと言う...

  • 雑誌書評「世界」(10月7日)

     この本を読めば読むほど、我が国には未来が無いのではないかと思えてくる 「世界」というオピニオン月刊誌を、10年以上前から読んでいる。図書館の雑誌コーナーには、いつもこの本だけが残っており、手垢で汚れていないからである。(仕方なく)月に一度はこの本を借りる。ほんとに読みたい雑誌、「文芸春秋」、「Voice」、「中央公論」、「Will」、「正論」など、他の最新号は人気が高く、めったに書棚にはない。  「世界」...

  • 中高年旅行者の課題(10月6日)

     「排泄」の問題が解消されれば、観光産業全体の底上げと、課題を解決する企業のビジネスチャンスにもなる ここ数年、仕事の量が減るとともに、国内外への観光旅行の回数が増えた。1泊以上の県外旅行は、年に4~5回行っている(ちなみに妻はこの3倍ぐらい)。家族やグループがほとんどであるが、うち1~2回は、旅行社の企画したツァーに参加する。 ところで、私のような中高年で旅行する者にとって、必ず問題となるのが、「排泄...

  • 高齢者の起業(10月5日)

     地域の老舗企業の社長T氏(63歳)が退任し、新しく起業したいという。 事業のシーズ(技術や製品)はあっても、マーケティングについてはあまり経験がない。また、できれば公的な金融支援を受けたいということであった。【独立に至る経緯】 起業を希望しているT氏は、それまで地元中堅織物会社の代表として企業を支えてきた。その会社ではT氏が中心となり、和紙と繊維を組み合わせた「漉き織製品」の開発に力を入れていた。...

  • 消費増税決定(10月4日)

     この期に及んで、文句ばかり言っても仕方がない。この衝撃を超えるには、毎年10兆円規模の財政出動しかない 来年4月からの消費税8%が、決定されてしまった。残念である。安倍総理のことだから、消費減税とまではいかなくとも、今回の増税は見送ると思っていた。これまでの、金融拡大、TPP参加など、安倍総理の政策には根拠があった。すべて理解してきたつもりである。 しかし、今回の消費増税だけはいただけない。財務省を中...

  • 中小企業診断士協会の新たな役割・・高齢化に向けて(10月3日)

     今後確実に増えていく高齢診断士が、後代に負担を求める「傘の雪」にならないために 寺島実郎氏は、「世界8月号 能力のレッスン」で、次のように述べている。≪団塊の世代は正念場を迎えている。日本の高齢者社会の質を決めるという意味で、責任意識が問われるのである。自分たちだけ年金を確保して健康に注意して生き延びればよいというものではない。バラバラの個に還った高齢者が、自己主張の強い私生活主義の群れとなって、...

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