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 ・プロセス重視と検査偏重 ・アベノマスク不良 ・検査至上主義が破滅を招く④ ・検査至上主義が破滅を招く③ ・検査至上主義が破滅を招く② ・検査至上主義が破滅を招く① ・大掃除と整理整頓 ・ものづくり技術の高度化 ・顧客情報のスピード ・金型の保管負担 ・ものづくり現場の格言 ・まんぷくラーメンの開発 ・地方企業の人手不足対策(生産性向上) ・整理整頓は永遠か ・生産性とはなにか(スキルアップ研修) ・実習生の労働環境 ・台湾脱線事故の車両 ・展示会のはしご ・川崎重工の可能性 ・テクノフェア ▼もっと見る

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カテゴリ: ものづくりのエントリー一覧

  • プロセス重視と検査偏重

     品質を工程でつくりこんできた日本の現場には、欧米型の検査主義はなじまない  不良品を検査で抑え込もうとする欧米のやり方を、日本が見習う必要はまったくない 新型コロナに関し欧米から、日本ではPCR検査数が少ないのに、いっこうに死者が増えないことが不思議がられている。死者数を隠ぺいしているという者もいる。 だがそんなことは、不思議でもなんでもない。 日本ではたいていの場合、検査が直接高品質に結びつくこ...

  • アベノマスク不良

     少しの汚れでも気にする神経質な人が多いから、日本は新型コロナの感染者が増えないのである もともと評判の悪かったアベノマスクに、異物や汚れが入っていて大騒ぎになっている。期待していたマスクをもらえなかった人はもちろん、批判的に見ていた人は鬼の首でも捕ったようにはしゃいでいる。モンスター国民にとって、格好のわら人形となった。 なるほど、ネットに上がった画像を見ると、黒いしみがついたり、髪の毛が入って...

  • 検査至上主義が破滅を招く④

     医療で重要なことは、健康な体と免疫をつくり病気にならないこと  ③のつづき  それでは、検査はどのように活用したらいいのか。 一般に、ものづくりにおいて、検査では以下2つのことが求められる。 ひとつは、「流出防止機能」である。不合格品を選別することによって、悪いものを後工程に送らないことである。不良品が顧客の手に渡ることは最悪である。後工程が社内だとしても、やり直しや廃棄など余計な手間がかかる。...

  • 検査至上主義が破滅を招く③

     「検査で不良はなくせない」どころか「検査が不良をつくる」のである  ②のつづき 前回、一般の品質検査のやり方について簡単に述べた。 そして検査には、とんでもない落とし穴があると書いた。どういうことか。 どんな完璧な検査でも、品質特性のほんの一部しか判定できないのである。検査すべき特性は無数にある。 品質特性には、物質的、感覚的、行動的、時間的、人間工学的、機能的特性など数多くある。さらにそれぞれ...

  • 検査至上主義が破滅を招く②

     欠陥を考えず、すべて検査で解決できると勘違いするからおかしくなる ①の続き ものづくりにおける検査について考えてみよう。 たとえば(A)のように、100個の製品の中に、20個の不良があったとしよう(新しい製品をつくる場合、これくらいの不良発生は珍しくない)。検査の場で20個の不良を正確に見つける人は少ない。できるのは、検査の神様だけである。 実際には、良品なのに不良とされる「偽不良」と、不良品なのに良品と...

  • 検査至上主義が破滅を招く①

     感染者の確定や安心ための検査なら、10億件やってもムダである ようやくマスコミなどで、新型コロナ感染の検査拡大を叫ばなくなった。一部の無能マスコミを除いて、PCR検査の弊害について理解が深まってきた。いまだに、検査!検査!と叫んでいる人たち(なぜかTBS系が多い)を見ると、つくづく「バカは死ななきゃ治らない」と思う。 WHO事務局長が「検査、検査、検査」と言い始めたのは、明らかに魂胆がある。 すなわち、中...

  • 大掃除と整理整頓

     捨てることは「善」であるという意識を「MOTTAINAI」文化の日本で定着させるのは難しい 今日は、仕事部屋の大掃除と工具類の整理整頓をした。余計なものがたくさんあるので、まったくはかどらない。この1~2年、「終活」のつもりでずいぶん捨てたつもりなのに、またわけのわからないものが、大量に溜まってきた。  ものづくりに限らず、業務効率化の基本は、整理整頓である。モノや情報、時間、方法を有効活用する。そんなこ...

  • ものづくり技術の高度化

     自らの技術と工夫を凝らすことで、どのように高度化に貢献したかが問われる ものづくり補助金の採択が発表され、今回は全国で7468件採択された。こんどの採択倍率は約2倍と、かなり採択率が上がっている。いつもながら、この採択の結果はミステリーである。 といっても、たいていは不採択者のひがみである。本質を追求していけば、いつか日の目を見る。8月には2次募集がはじまるらしい。 ではどうすれば、採択確率を上げられ...

  • 顧客情報のスピード

     いくら工場が合理化しても、流通段階でぶち壊せば元の木阿弥である これまでのものづくは、必ず流通段階でのロスが発生していた。 たとえば、眼鏡枠製造業者が眼鏡をつくるのは、たいてい問屋からの注文による。その問屋が発注するのは、小売店からの受注に応じた売り上げ見込みによる。さらに小売店は、各店主の思惑で、売れそうなメガネを問屋に発注する。受注生産と言ってもこの程度である。 すなわち、製造業者に入る情報...

  • 金型の保管負担

     金型メーカーは倉庫業を開業すれば、堂々と保管料を頂くことができる≪大手メーカーから製造を委託されている下請け企業の8割超で金型の保管費用を不当に負担させられているなど、下請法違反の恐れがある不適切な商慣習が横行していることが18日、政府の調査で分かった。5月18日 共同通信記事より≫  相手が大手メーカーでなくても、金型や専用治具を使って部品を生産している工場は、その保管に悩んでいる。毎月新しい型を10台...

  • ものづくり現場の格言

     いきなりこんな言葉を発せられても、受けた人は面食らう 工場の現場では、ムダ取りの格言を使っているところがある。大野耐一氏や山田日登志氏など、トヨタ生産に係る人たちのものが多い。その言葉はものづくりの現場では、水戸黄門の印籠と同じように重い。 どんなものがあるか。思いついたものを並べてみよう。・目的・目標があってムダが見える・現場でやれたことが改善(案ではダメ)・改善に金をつかうな、頭を使え・自分...

  • まんぷくラーメンの開発

     ラーメン以外の製品やそこまで行かなかった死体が海底に積み重なっている NHK朝ドラ「まんぷく」の後半は、インスタントラーメンの開発である。 まず長谷川博己氏演じる立花萬平が、インスタントラーメンを思いつき、試行錯誤を加えて製品化に成功、デザインや販促方法を考えて商品化し、その後事業化に成功。一大産業として確立するまでを描いている。 その立花萬平が、インスタントラーメンの事業を成功させるまでの苦労は...

  • 地方企業の人手不足対策(生産性向上)

    世の中にはびこっているムダをなくせば、20%くらいは生産性が向上する 都道府県ランキングで、福井の優位性を示す指標の一つに、「完全失業率」がある。総務省の労働力調査によると、2018年7~9月平均で、福井県は1.4%と3番目を示している(トップは三重県と石川県の1.3%)。ここまで低いと、完全に人手不足状態である。 ではどうしたらいいか。 まず、比較的失業率の高い(東京・大阪は3%近い)都会の人たちを地方に分散さ...

  • 整理整頓は永遠か

     エジソンの机はみごとに片付いていた、アインシュタイン机の雑駁ぶりもみごと 雑誌「THE21」5月号で、特集「生産性2倍の整理術」が掲載され、整理整頓の専門家がそれぞれの見解を述べていた。製造現場というより、おもに事務所や机周りの整理・整頓である。仕事ができる人のデスクはきれいに整理・整頓されているという「神話」があり、多くの人はそれを信じている。 クラタ-・コンサルタントの山下氏は、「断・捨・離」、す...

  • 生産性とはなにか(スキルアップ研修)

     福井の診断士協会が、県外診断士のスキルアップの機会を提供している 昨晩、生産性向上についての講習『生産性ってなに?事例にみる生産性向上のヒント』を聴いた。講師はエトエワークス診断士事務所の米田大作氏である。 最近、頻繁に生産性向上という言葉を聞くようになった。人手不足や働き方改革などが影響している。この生産性向上とはいったい何で、どのような状況になれば生産性が向上したといえるのか。  本ブログで...

  • 実習生の労働環境

     ものづくりの神髄は単純な仕事の組み合わせである。「高度技術」など覚えても役立たない 天下の悪法である移民拡大政策が取沙汰され、野党やマスコミは劣悪環境の外国人実習制度の実例を探し出している。低賃金での長時間労働や、放射線の除染など悪環境での労働を取り上げ、「徴用工」の強制労働とダブらせている。野党やマスコミは、日本中いかにも悪徳企業ばかりのような印象を与えている。 つい先日も、日立製作所のフィリ...

  • 台湾脱線事故の車両

     複雑なシステムには必ず何らかの欠陥がある。負の情報はどんどん出すべきである 先月台湾で起きた脱線事故の車両は日本製だった。この車両をつくった日本車両製造は、車両の安全装置「自動列車防護装置」に設計ミスがあったと発表した。要求仕様では、運転士が装置を切ると管理する指令員に自動で伝わるはずだったのに、伝わらないようになっていたという。 会社側は「事故原因は当局が調べているので、事故にかかわる話かどう...

  • 展示会のはしご

     展示会で一番勉強になるのは、力を込めて新製品を出品した人たちである 昨日、鯖江市嚮陽会館で行われた「さばえものづくり博覧会2018」を見学した。鯖江市内で産業を営む企業が、工業製品・伝統的工芸品・農産物・飲食料品・観光物産品から、文化・情報・技術・サービス等を出展する。今年は84の事業者が出展し、ざっと見るだけなら10分もあれば可能である。 つづいて今日は、地域の公民館で行われた文化祭を見学。 先週は、...

  • 川崎重工の可能性

     ネットで調べれば検索できることより、開発の背景や問題点などを知りたかった テクノフェアで行われた記念講演会を聞いた。川崎重工業㈱代表取締役の金花芳則氏の「川崎重工業が目指す未来、ものづくり企業の可能性」というタイトルである。 この会社は、1878年に創業。事業領域は、航空機、産業プラント、船舶、鉄道車両など、幅広い。最近では、人共存・協調ロボットや医療用ロボット、水素エネルギーの開発などに取り組んで...

  • テクノフェア

     人手不足をカバーするには、まだ革新が必要 昨日、「北陸技術交流テクノフェア2018」を見学した。あらゆる分野の企業や学校、団体が出展する北陸最大?の総合技術展示会である。今年も、200近い企業や団体が出展している。 午後一番に行われた川崎重工業社長の講演のあと、会場を巡った。 いつもながら、ずらり並んだ展示ブースには、わけのわからない製品やITサービスが、これでもかと展示してある。内容を理解するには、担...

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