カテゴリ: 文化、スポーツ、演劇のエントリー一覧
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聖火リレー出発
オリンピックは、人類がコロナウィルスと共存できる証として成功させたい 先日(3月25日)、東京オリンピック聖火リレーが、福島をスタートした。聖火は、およそ1万人のランナーが参加し、121日間をかけて一応全部の都道府県を巡る。 だがコロナ感染が治まらないということで、オリンピックに否定的な意見は多い。聖火ランナーを辞退する人も続々出ていた。空気を読んだそっち系の有名人が辞退すると、マスコミは大きく取りあ...
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ドラマ半沢直樹
どんな美味しい食べ物も、バケツ一杯出されるとげっそりする 堺雅人主演の、銀行ドラマ「半沢直樹」が、第二作の最終回(第10話)を終えた。すべて視聴率20%を超える、お化け番組であった。前回の第一作では、大銀行支店の銀行員として、地域零細企業に対する融資トラブルや行員の不正追及が中心で、最後支店長や銀行の重役にまで進んでいた。それでも銀行内部の問題、せいぜい金融庁の顔色を伺う程度であった。 こんどの第2...
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オリンピックの再延期
それに伴う追加経費をケチっていては、大恐慌にはとても太刀打ちできない 来年に延期された東京オリンピックが、また怪しくなってきた。日本では治まりつつある新型コロナ感染の勢いが、世界では止まらない。いまだに、一日1万人以上の死者が発生している。比較的緩やかだった南半球が、これから冬の流行期に入る。 日本でも、今年の秋から冬にかけ、第2弾の流行が予想されている。それを「無手勝流」で乗り切っても、このウィ...
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センバツ中止
大恐慌が発生した場合、最後は自給自足できる人や国が生き残る 史上初めて高校野球選抜が中止になった。出場が決まっていた選手たちはもちろん、関係者はがっかりしていると思う。もちろんマスコミも大騒ぎである。 センバツだけでなく、ほとんどの高校競技が中止である。高校スポーツどころか、プロ野球開幕も無制限延期になった。宝塚や歌舞伎をはじめ、ディズニーランドやUSJも、開園のめどが立っていない。大相撲は、かろ...
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東京オリンピック
4年後か8年後は、南海トラフ地震直前。最後の祭りである 昨日の名古屋マラソンで、一山選手が日本人としての国内レース最高記録で優勝し、東京オリンピック出場を決めた。まだ22歳だという。久しぶりに、世界と戦えるマラソン選手が出た。 だが、新型コロナ肺炎が世界中に蔓延しており、このままではオリンピックどころではない。日本で感染収束しても、これだけ世界中で騒ぎになっていたら、選手の派遣ができない。無観客試合...
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厚底シューズ規制
トップランナーのいない別府・大分毎日マラソンでも、サブ10選手が10人以上 問題となっていたナイキの厚底シューズの着用が、条件付きながら、東京5輪で認められたという。世界陸連の規制では、靴底厚さ4㎝以下で埋め込みプレートは1枚に限るらしい。 最近、長距離レースの記録が飛躍的に伸びたと思ったら、やはりそれなりの理由があった。昨年好記録を出したランナーは、ほぼナイキの厚底シューズを履いていた。 もちろん...
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徳勝龍の優勝
インタビュー訓練を繰り返すことで、メンタル面で優位になり他を圧倒した 大相撲初場所は、幕内番付の最下位にいた徳勝龍が、最高優勝を飾った。しかも14勝1敗の好成績で、千秋楽には正攻法で大関をも下している。その相撲内容もさることながら、優勝後のインタビューが、日本中の相撲ファンを喜ばせた。 まずインタビューに先立って、四方にお辞儀したのも新鮮である。さらに、優勝を意識したかどうか聞かれたとき、「意識す...
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登山のストック
普段の歩行でさえ、杖を離せなくなる日が近づいてきた 11月になると、まとまった山には行けなくなる。それでなくとも、体力・気力が減退してきた。なにか補助具が欲しい。 2~30年前に登山を再開した時、目についたのが、多くの登山者の持つストックであった。各自が、スキーストックのようなもので歩いている。いまでは、ほとんどの登山者が両手にストックを持つようになった。とくに、中高年の登山者はたいてい使っている。...
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愛知の対抗展示会
チマチマと憂さ晴らしをしている人たちに比べ、その実行力は頼もしい 愛知県では、先だって物議を醸した「あいちトリエンナーレ」に対抗した「あいちトリカエナハーレ」という、ユニークな名前の展示会が行われた。主催は、日本第一党と桜井誠を応援する会という極右団体である。マスコミではほとんど報道されていないが、ネトウヨの間では評判になっていた。 「トリエンナーレ」などという、意味不明の外国語に比べ、「トリカ...
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ラグビー日本敗退
イギリス領か植民地だった国が残り、そのイギリスがEU離脱で右往左往する 昨晩、日本中が注目したWCラグビー日本対南アフリカは、日本が3点しかとれず、3-26で完敗した。素人目にも、組んだとき完全に押されていたし、スピードも違う。スコットランドに勝ったときの気力もない。日本は、予選で力を使い果たしてしまったように見えた。 今回のシリーズで日本は、ロシアに30-10、アイルランドに19-12、サモアに38-19、スコットラ...
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マラソンコース変更
涼しい札幌でスピードレースになると、日本人選手は逆立ちしても勝てない IOC会長の提言で、東京オリンピックのマラソンコースが、札幌へ変更になる可能性が大きくなった。今年のカタール・ドーハの世界陸上で、棄権者が続出したことを受けたものである。いくら早朝に走るとはいえ、夏の東京は暑くて湿度も高い。沿道での観客も、ドーハの比ではない。もちろん札幌は大歓迎である。 東京オリンピックの花形種目を北海道でやる...
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ラグビーの金星
最後の出番を待っているじじいにとって、ラグビーは物足りない 28日のワールドカップラグビーで、日本チームは世界ランク2位のアイルランドに、「歴史的」勝利を収めた。実況中継したNHKをはじめ、メディアは大騒ぎである。 ラグビーというのは、あまりなじみのない競技である。日本で試合経験のある人は少ない。ルールを知っている人も少なく、日本チームといっても半分が外国人である。ワールドカップ出場チームも、どこにあ...
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MGC大会
オリンピックでメダルを量産するには、野球への過度な集中をなくすことである 今日、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が行われ、男子は鈴木選手、女子は前田選手が優勝した。とくに男子3選手の終盤の競り合いは、みごとであった。むかし瀬古選手が、最後のラストスパートでイカンガーに勝ったことや、円谷選手が競技場の中でイギリス選手に抜かれ3位になったことを思い出す(古すぎる?)。 そういえば、今回のような...
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手塚雄二展
どの分野でも、根気さえあればそれなりのことはできる 先日、県立美術館の手塚雄二展を鑑賞した。手塚氏は1953年生まれで東京芸大の教授である。日本美術院の同人・理事という、まだ現役の画家である。私より若干若い。 美術館には、彼の代表作が70点、その他にスケッチ画が展示してあった。これらをすべて鑑賞することができた。 もともと絵画を見るのはあまり好きでない。美術品を見るのは時間のムダだと思っていた。これま...
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大相撲観戦
砂被りの最前列に座って、ハーレムのなかの大相撲観戦が最高 大相撲秋場所2日目の昨日、幕内力士の取り組み(20番)をすべてTV観戦した。およそ2時間の「長丁場」である。中入り後から全部見たのは、おそらく生まれて初めてである。 取り組みのなかで一番印象に残ったのが、炎鵬が明生を下手投げで破った一番である。168㎝98キロ炎鵬の敏捷さと、思いきりの良さが存分に表れた相撲であった。もぐりこんで下手をつかんでかき回し...
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登山とヘルメット
飲み放題の格安宴会より安く命を守れる 先月富士山の8合目付近で、落石のため若い女性が亡くなった。富士山では1980年に、死亡12名、負傷者29名もの大落石事故が発生している。このときは頂上付近から、直径1~2mの巨石5~60個が左右に広がりながら一直線に滑り落ち、5合目付近まで到達したという。死者の多くは頭部を潰され、即死状態であったらしい。 円錐状の富士山は、落石があれば山道を直撃する。遮るものがなく避けるの...
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写真撮影
撮影を気にしてばかりいると、ナマの良さがわからなくなる スマホのカメラ機能が向上したおかげで、有名人が現われるといっせいにスマホでの写真撮影がはじまる。先月トランプ氏が国技館に現れたとき、ほとんどの観客は両手でスマホを掲げていた。万歳しているのかと見まがうくらいであった。自分のカメラに、有名人を取り込んだ気分になるからである。 だがほとんどの人が、いっせいにスマホを向けるのは異常である。トランプ...
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文章の書き方
いくら工夫しても自分が納得する文章は書けない 文章を書くのは難しい。かなりの集中力とエネルギーがいる。ほぼ毎日、6年以上このブログを書いてきても、一向に楽にならない。 まず何を書くかが問題である。心の中に『思い』が詰まっていなければ、1行も書けない。仏師も、素材のなかに仏が見えてくるまで仕事に取り掛からない。あるテーマがあって、訴えることがいくつか浮かんで、初めて文章という形に置き換えることができ...
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東京マラソン
これではとても、東京オリンピックで日本人が活躍することはできない 昨日の東京マラソンは、圧倒的な強さで、エチオピアのレゲセ選手が優勝した。冷たい雨の中を、2時間4分48秒という好タイムである。上位4選手も黒人で、ようやく5位に2時間10分21秒で、日本人堀尾選手が入った。それも最後は力尽きて倒れ込んでしまった。 レースは、1㌔3分ペースのグループと、もっと早い高速集団が引張った。最初20キロ過ぎまでは、日本...
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池江選手の闘い
オリンピックで金メダルを取るより、もっと大きな感動をわれわれに与えてくれた 競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことで、日本中が吃驚し心配している。来年のオリンピックに向け、日本競泳会のトップアスリートであり、伸び盛りの18才である。美人の世界的スイマーということで、病気でなくとも日本中の注目を浴びていた。 彼女の病気は、新聞の1面に掲載され、TVのワイドショウでも連日取り上げられている。いま白血...