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 ・日本の少子化対策② ・日本の少子化対策① ・昆虫はすごい ・バッタを倒しにアフリカへ ・生物の不思議② ・生物の不思議① ・フグの肝臓 ・進化論の最前線 ・ロボットと人間の未来 ・恐怖のヒアリ ・庭木の「剪定」 ・人類滅亡のカギを握る ・民族間の知能程度 ・進化論と用不用説 ・蚊の季節 ・生物多様性は必要か ・ホーキング博士の人類滅亡 ・レミングの集団自殺と安保デモ(27年7月31日) ・皆が働く組織は滅びる?(27年6月5日) ・「コウヨウ」と「モミジ」(11月3日) ▼もっと見る

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カテゴリ: 生物、進化論のエントリー一覧

  • 日本の少子化対策②

     日本が豊かなままで人口を増やす、という虫のいい考えは排除する ①のつづき  ではどうすれば日本の人口を増やせるのか。 少子化の原因は、①で書いたとおりである。原因がわかれば、対策はその裏返しである。 すなわち、①飢餓社会にする②平均寿命を短くする③セクハラ自由の、男性優位社会にする いずれも、とんでもないと思うだろう。ただちには受けいれがたい。 だが、真剣に少子化を食い止めようと思ったら、避けて通るわ...

  • 日本の少子化対策①

     少子高齢化が進むのは、その社会が豊かで死ぬリスクが少ないからである 日本は、深刻な少子化から、人口減少がいよいよ本格化する。国連人口部の発表では、2058年に1億人を下回り、2100年には7500万人になる(そのときの世界人口は110億人)。このまま合計特殊出生率が2を切ったままなら、日本の人口はゼロになる。 さらにいま、世界の中で高齢化率がいちばん高いのは日本である。 日本でなぜ子供が生まれないのか。フリータ...

  • 昆虫はすごい

     ゴキブリは人類最後の栄養豊富な食料として重要な昆虫になる 昆虫の種類数は数百万種ともいわれ、地球の全生物の半数以上を占める。丸山宗利氏(九州大)の著書「昆虫はすごい」は、その地球上で最大の勢力を誇る昆虫の不思議な生態を、実例を挙げて説明したものである。  たとえば、植物との戦いである。多くの植物は、動物に食われないように毒素をもっている。毒の効かない相手には、間接的に嫌がらせをする植物もある。モ...

  • バッタを倒しにアフリカへ

     世の中の人に喜んでもらえるなら、「自分の不幸も蜜の味」になる この本は、昆虫学者前野ウルド浩太郎氏の書いた、ベストセラードキュメンタリ―である。昆虫学者を志す若きポスドク(博士になって正規の研究・教育職に就いていない人)が、バッタ研究のため単身アフリカのモーリタニアに渡航。そのバラエティに富んだ研究生活記録である。 ポスドクは、数多くの論文を書かなければつぎの段階に進めない。下手すれば一生涯、お...

  • 生物の不思議②

     ムダの権化であるオスが世の中に存在するのは、「悪貨が良貨を駆逐」しただけである 鈴木紀之氏(農学博士)の「すごい進化」の続き。 生物学における最大のなぞは、そもそも「なぜオスが存在するのか」だという。無性生殖ができれば、繁殖にオスはいらない。1体のメスが無性生殖してメスが2体生まれたほうが、オスとメスを生むより2倍も効率がいい。オスは子を産めないので、もともと生物学的に、オスは役立たずでムダな存...

  • 生物の不思議①

     生物は成長することと繁殖することがすべてであり、ひたすら生と性を貪る 久しぶりに生物学の著書を読んで、あらためて生物界のおもしろさに触れた。鈴木紀之氏(農学博士)の「すごい進化」である。 今回は、鈴木氏の著書を要約し、テントウムシ生態の一部を紹介しよう。 テントウムシは、アブラムシを捕食している。そのアブラムシの中で、栄養価が少なく捕まえにくいマツオオアブラムシが繁殖している松の木には、クリサキ...

  • フグの肝臓

     人間は毒をうまく取り入れることで、75億もの個体を地球上に増やしてきた 愛知県のスーパーが、フグの切り身をその内臓と一緒に販売していたというニュースがあった。購入した客から「フグの肝臓が入っている」と保健所に連絡があり、確認したところ、ヨリトフグの肝臓が含まれていたらしい。食品衛生法では全てのフグの肝臓は販売・提供が禁止されているという。 当局では「商品を見つけたら絶対に食べず、返品して欲しい」と...

  • 進化論の最前線

     神の目から見た正義は、人間の利得とは相いれない。環境変化は受け入れるべきなのか  池田清彦氏の「進化論の最前線」(2017年1月17日発行)を読んで、私にとっての新しい知見をいくつか得ることができた。 まず進化論はこれまで、大まかにダーウィンの進化論とラマルクの用不用説を中心に展開してきた。だがこれらの理論だけでは、どうしても説明できないことが多い。小進化は説明できても、大きな進化についてはできない。...

  • ロボットと人間の未来

     1000年後に人類が生き延びているとすれば、我々とは全く異なった有様に変化している 7月17日のNHKドキュメンタリーでは、石黒浩大阪大教授が、『最後の講義』を行っていた。 この番組は、各々の講師が、もしこれが人生最後の講義だとしたらぜひ伝えたい、と思ったことを話すものである。 石黒教授は、未来の人間社会を支える知的システムの実現を目指し、人間と豊かにかかわる人間型ロボットを作る研究を行っている。そのため...

  • 恐怖のヒアリ

     目先の小さな脅威に過剰反応することで、大きな実害を招くのは、日本人の得意技である 先月、神戸港に荷揚げされたコンテナから、ヒアリが発見された。ヒアリは、極めて強い毒針を持っている。 人間だけでなく、多くの動物に攻撃をしかける。毒性が高いだけでなく、小動物なら集団で食い殺してしまう。数が増えれば人間も同じである。アメリカでは、毎年100人近い人が死亡しているという。  貿易が拡大すれば、数多くの招かれ...

  • 庭木の「剪定」

     先日、自宅裏の樹木の剪定を行った。 自宅裏の20坪ほどの庭に、松やビワの木など10本ほどが乱立している。もともと、背の高さぐらいしかなかったのが、数十年経つと目の当てられないくらいに、生い茂ってしまった。問題は松の木である。長さ30センチほどの無数の新芽から、膨大な花粉が放たれている。松の花粉は粒子が荒いので、たこつぼのような庭の中を舞い上がり、近くに落下する。これまで黄砂だとばかり思っていたのが、じ...

  • 人類滅亡のカギを握る

     最終兵器メタンハイトレードの採掘技術は、日本のとてつもない武器になる ホーキング博士は、人類を危機に直面させる人為的な原因として、「人工ウィルス、軍拡競争、核戦争、地球温暖化、加速器を使った素粒子の実験」などのリスクを挙げている。 これら人為的な原因に加え、巨大隕石の衝突や地磁気逆転、巨大噴火、太陽風など、自然現象による壊滅的な破壊も、いつ起こるかわからない(北朝鮮はまだ人類を滅ぼすほどの核は保...

  • 民族間の知能程度

     日本でうだつがあがらなくても、海外で成功する可能性は大きい 「新潮45」1月号での橘玲氏の記事は、タブーを明らかにした衝撃的なものであった。つまり、いま世界で問題になっている格差、とくに民族間の格差は、その知能程度が反映されたものだという。つまり人種によって、明らかに知能程度が異なるのである。それが社会的格差、つまり貧富の差という形に増幅される。 では、その民族間の知能程度はどれくらい異なるのか。...

  • 進化論と用不用説

     文明が発達し、人々が何もしなくなると人間社会は終わる ダーゥインの進化論に異を唱える人は大勢いる。 その一人である杉晴夫氏(帝京大名誉教授)の「人類はなぜ短期間で進化できたのか」を読んだ。杉氏は、ダーゥイン進化論に疑問を持ち、生物の進化はラマルクの用不用説が正しいとしている。 その著書の一部を、以下に抜粋する。①地球に生命体が生まれたのは、40億年前。その中でいまの人類の誕生からまだ20万年しかたっ...

  • 蚊の季節

     こんな「蚊」でも、保護しなければ生物多様性を守れない 夏に悩ましいことのひとつが「蚊」であった。秋風が吹いても、まだ我が家では「蚊」がうろちょろしている。姿は見えず、いつの間に体のあちこちが痒くなって、その存在に気付く。痒くなった時にはもう遅い。すでに腫れはじめ、痒みが治まるのを待つしかない。 若いときは、蚊を発見するのも早かったし、見つけると同時に捕まえていた。 この年になると音や姿で発見する...

  • 生物多様性は必要か

     人口爆発に対応するには、これまでの地球環境とは異なる環境を用意しなければならない 時間ができたので、久しぶりに本を読んだ。生物学者である本川達雄氏の「生物多様性」である。本川氏は、1992年の「ゾウの時間ネズミの時間」で有名になり、2012年の「長生きは地球を滅ぼす」で人間の本音を暴き、世間に感動を与えた。 生物多様性の重要性が叫ばれている中、なぜ生物多様性が重要なのかいまひとつわからなかった。かっての...

  • ホーキング博士の人類滅亡

     せっかちな人は、自分の目で人類の滅亡を見たいと思う 今年74歳になる英国のホーキング博士は、26日のラジオBBC収録の際、人類が100年以内に滅亡すると発言したという。人類の危機を招くリスクとして、「人工ウィルス、軍拡競争、核戦争、地球温暖化、加速器を使った素粒子の実験」などを挙げている。 この「加速器を使った素粒子の実験」では、ブラックホールが発生し、地球そのものを飲み込んでしまうかもしれないと言われて...

  • レミングの集団自殺と安保デモ(27年7月31日)

     自分のことだけ考えたあげく、まだ見ぬ新天地を求めて、多くの人を道連れに崖から落ちる 北極圏のレミングというネズミは、集団の密度が高くなると大行進を始める。やがて崖から落ちて大半が死ぬ。放っておくとその地域の「種」が全滅するからである。この行動は、レミングが「種」の利益にかなうために、自ら犠牲になって全滅を防ぐ行為だと考えられていた。 しかし最近の研究では、これは「種」の利益でなく、「個」の利益を...

  • 皆が働く組織は滅びる?(27年6月5日)

     いつも遊んでいるように見える公務員は、「いざ」という時によく働く ふつうの会社では、すべての人が目いっぱい働くことが求められる。そうでないところは潰れる。そのような会社人間から見ると、何をしているかわからない公務員や団体職員は、能無しの「穀潰し」に思える。その「穀潰し」が我々より高給取りとはどういうわけだ、と怒る。当然である。 ところがもっと大きな視点からみると、皆が精いっぱい働いている社会は長...

  • 「コウヨウ」と「モミジ」(11月3日)

     春満開の桜の木が、秋には真っ赤な「モミジ」になれば理想的 紅葉の季節である。 本ブログでも書いたように、先月から今月にかけ、奈良の大和路、大野経ヶ岳、武生菊人形、鯖江西山公園と、紅葉の地域をいくつも巡ってきた。 ただ同じ紅葉でも「コウヨウ」と「モミジ」は違う。 「コウヨウ」とは、木々が冬に備えて落葉する前に、葉の色が変わることである。黄色も橙もあり、紅くなくてもいい。 一方「モミジ」と言うのは、...

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