FC2ブログ

新型コロナ対応批判

 米国メディアの、クルーズ船に対する日本政府の対応批判は人種差別そのものである

 集団感染中の大型クルーズ船に対する日本政府の対応について、「感染拡大の第二の震源地を作った」などと海外メディアから批判が向けられている(2.15HUFFPOSTより)。船内には、400人の米国人をはじめ、多数の欧米人が乗っているからである。

 記事によるとTIMEでは、「現在の検疫手順では、かえって船内の感染が広がる」とし、「検査が陰性である人を下船させ、潜伏期間中は感染リスクの低い代替措置の下で経過を観察すべき」という「専門家」のコメントを載せている。
 別の報道では、「日本政府は、国民を新型コロナ感染リスクにさらさないために、クルーズ船の乗客を犠牲にした」という米国メディアもあるという。

               九州関門海峡船H25.5.29

 しかし、クルーズ船が入港した段階で、日本当局がとるべき手段は限られていた。
 船は外国籍だし、なにしろ新型コロナ対策について、確かな情報はだれも持っていない。国内ではわずかな症例しかなく、中国の情報は参考にできるほど精査されてない。検査は時間がかかるし、まだまともにできる人が少ない。
 また乗客を移す代替施設といっても、豪華クルーズ船という豪奢な個室に勝るところがあるはずがない。魚釣島あたりにキャンプテントを設置したら、喜んで移る人がいたかもしれないが。
 だから今更の米国メディア論調は、完全なあと出し批判である。

 さらに後者に至っては、まちがいなく、日本人を見下した人種差別記事である。
 横浜にクルーズ船が到着した時点で、すでに相当数の感染者がいたことは確かである。安易に下船させたら日本国民から袋叩きされる。
 カンボジアでは、無防備にクルーズ船乗客を受け入れたあとで、感染者が見つかった。おそらく数十人~数百人の感染者が、どっとカンボジア国内に入ってしまった。検査体制が整わない限り、感染者は何万人拡大してもゼロである。これで政権が持ったら、民主主義国家ではない。



 欧米メディアに限らず、政府の対応について批判する人は多い。(私のように)それに反論する人もいる。
 このような批判の応酬は見苦しいし、全く生産的でない。
 メディアや行政は、これまでのことは置いて、これから何をすべきかを客観的に検討すべきではないか。一方で、われわれ国民にできることは一つ。覚悟を決めておくことである。それさえできれば、何が来ても怖くない。

                  タヌキの亡霊
(追)
 感染の覚悟を決めたつもりだったのに、昨日は肝を冷やした。
 ネット検索していたら、いきなり「お使いのPCはトロイの木馬をはじめ5つのウィルスに感染しています・・・」と表示が出て、ダウンロードを促してくる。消そうと思ってもなかなか消えない。つぎつぎ表示が出現、「危険だ、危険だ」と音声を出すのでパニックになる。あちこちクリックしてしまった。
 なんとか治まったが、PC内に潜伏していないか心配である。
スポンサーサイト



食品安全衛生管理

 HACCPといっても、8割がた5Sである。この機会に社内で取り組むようにしたい
         あらゆるウィルスや細菌と戦うには、食品事業者の行動がカギとなる


 食品衛生法の一部が改正され、原則としてすべての食品等事業者に、HACCPに沿った衛生管理の実施を求めることが決まっている。30年6月に法改正し、2年後に施行だから、あと1年半の猶予である。

 HACCPは、食品のリスクを管理するシステムである。事業者が食中毒菌汚染等の危害要因を把握し、原材料の入荷から製品出荷までの全工程の中で、危害要因を除去低減させるため、重要な工程を管理し安全性を確保する。システム認証規格としては、ISO9001をベースとした、ISO22000が制定されている。

               精進料理 中食 H28.10.09

 もちろん、すべての食品事業者がISO22000のシステムを構築する必要はないし、フルスペックのHACCP認証を受けるのは、きわめてハードルが高い。厚労省も、規模や業種等を考慮した一定の営業者については、取り扱う食品の特性等に応じた衛生管理にするといっている。

 厚労省は、簡易版のHACCPを公開している。とりあえずは、そのコピペでごまかせる。
 それでも、どうせ社内に取り入れるなら、有効にしたい。
 まず従業員に対し、HACCPを外圧として、押し付ける。幸いHACCPといっても、8割がたは整理整頓、すなわち5Sである。この機会に全員に5Sを意識付け、社内で取り組むようにしたい。
 新型コロナだけでなく、あらゆるウィルスや細菌と戦うには、食品事業者の行動が非常に重要である。

新型肺炎の検査

 全数検査はできないし信頼性もない、このまま感染拡大させたほうが収束は早い

 日本各地で新型コロナ肺炎の発症者がつぎつぎ現れ、とうとう死者も発生した。だがこれは、検査対象者を増やしたからにすぎない。大半は症状が軽く、風邪やインフルエンザと見分けがつかない。ここまで来たら防ぎようがない。すでに国内のどこかで、そっと拡大しているはず。まもなく大流行する。ジタバタしても始まらない。

 品質管理の観点で考えれば、原理的にこの病気の拡散は防げない。
 これまでの話を総合すると。
 まず潜伏期間が2週間と長く、その間感染リスクはあっても、陽性を示すとは限らない。症状が出て検査しても、結果が出るには1日以上かかる。さらに無症状または軽症で終わる人が多い。無症・軽症感染者は、治るまでの1か月間、世間を闊歩している。
 彼らが無数にいても、調べようがない。感染者がどれだけいるのか、そのうちどんな割合で発病するかなど判明するのは、疫学的サンプリングが取れる数年後であろう。

 自己増殖が目的のウィルスにとって、これ以上みごとな戦法はない。天敵ながらあっぱれである。このウィルス拡大を防げたら、それこそ歴史的偉業となる。

               あっぱれ H28.12.5

 ではどうするか。
 当局は正攻法で対応する。つまり、直ちに正確なウィルス判定のできる検査法を開発する。
 理想は、国民全員が同時に感染の有無を判定できることである。
 いまのPCR法の信頼性は低い。ウィルス保有者で陽性反応が出るのは半分以下だという。採取や検体の扱いはばらつくし、無菌室で慣れない作業をする。培養するのに6~7時間。判定、仕分、運搬、事務処理、その他諸々の業務がついて回る。急いで半日。大ロットなら、その倍以上時間がかかる。体内の膨大なウィルス・細菌から、たった1種を見つけるのである。

 だから検査時間が長い。長ければ結果が出るまでに感染する。怪しいから何回もやる。一人二人ならともかく、横浜の大型船(3700人)になると、天地がひっくり返る。ガキのサッカーみたいに、新型肺炎ばかり追いかけるわけにはいかない。
 検査しなければ感染者はいない。いなければ治療できない。

 これで、検査前の仕掛患者がどんどん溜まっていく。実際の感染拡大数のほうが検査能力を上回ったら、賽の河原である。日本で簡易検査キットができるのは、数か月先になるという。それまで水際で抑えておけるとは思わないし、PCR法より信頼性が低いのでは、あまり意味がない。

 品質管理の基本は、いかに早く異常を見つけるかに尽きる。
 このことができないなら、感染者の拡散を防ぐことは不可能である。

               いざ決戦

 としたら、人為的に収束させようと思わないほうがいい。
 まともな検査ができないのなら、このまま感染拡大を促進させたほうが、収束は早い。水際での処置は、ピークを先延ばしするだけである。それより、一気に拡大させ、死ぬべき人は早々に見送った方が、自然の摂理にかなう。最後は各自の持っている免疫機能が人々を救う。

 高齢者はおとなしく、首を洗って待機する。お迎えの準備をしておくべきである。
 その覚悟ができるかどうか。まさに国民の民度が問われる。
 マスコミのニュースショウでの無責任な批判や提案は、パニックを煽り、世の名を混乱させるだけである。ネットでの、後付け批判も見苦しい(このブログも?)。

クルーズ船の行方

 高齢者が2度と下りないよう、乙姫様が濃厚接待する竜宮城をつくる

 横浜停泊中の大型クルーズ船(ダイヤモンド・プリンセス)に、新型肺炎患者が見つかったおかげで、日本政府は厄介な対応をしょい込んでしまった。一気にこれだけの人数をうまく処理できるかどうか。うまくいったら大したものである。
 下手を打ったとき、後付けで政府を責めるのは見苦しい。「トロッコ問題」は、誰も正解など持っていない。

 昨日のニュースでは、80歳以上の高齢者だけ下船させると言っていた。中途半端なのは仕方がない。もし一度に全員下船させたら、国民のヒステリーがヒートアップする。その塩梅を見ながら、処理していくのだと思う。もともと「水際作戦」は、時間をかけることで、パニックを防ぐためにやっているだけである。それ以外意味はない。
 
               宝永体育祭 女装H24.5.20

 それにしても、高齢者が3000人もいる横浜のクルーズ船で、死者のニュースがないのが不思議である。出発してから、もう1か月近くたつ。これだけ高齢者がいたら、ふつうでも毎月10人くらい亡くなる(統計上60歳以上の人は年間5%死ぬ)。
 よほど元気な人ばかりなのか。それとも、余計なパニックを起こさないため、ひた隠しにしているのか。下船させた人やさせる人は死期が近いからだと思う。

 それと今後のダイヤモンド・プリンセス号をどうするか。当分通常の営業運転はできない。もし持ち主が破産したら、太っ腹事業家ならこの船を買い取る。
 そこでどうするか。私企業では、病院船にするのは難しい。
 念願の、高齢者用治外法権の楽園にする。麻薬や売春、博打場など、法律すれすれの娯楽を開放する。鯛や鮃が舞い踊り、乙姫様が濃厚接待する竜宮城をつくるのである。あの手この手で、一度乗り込んだら2度と出れない極楽浄土にする。なんならいまの乗員すべて、全財産持ち込みの上で止めおく。私も死ぬまでに一度乗り込みたい。

新型肺炎パニック

 クルーズ船の「トロッコ問題」を解決するには、日本国民の覚悟が必要である
       そして今度の新型コロナ肺炎は、高齢社会を危惧した天の恵みである


 新型コロナ肺炎に対し、世間のパニックが治まらない。ネットでは、人々が見境なく他人を攻撃する。感染した人はもとより、接触した人たちすら咎める。
 政府の「手ぬるい」対応にも、批判の嵐が続く。初めての経験で、だれもほんとの情報が分からず、いまは当局も右往左往するしかない。いったい、だれがまともに対応できるのか。現場を想像できる人なら、批判などできないはずだ。
 そもそも横浜クルーズ船の乗客対応責任は、まず船籍のイギリス船長にある。

 ワイドショウは、怪しげな専門家やコメンテーターの、後付け批判や無責任な提案を垂れ流す。
 まさに国民がヒステリー状態になっている。

                 ネズミダンス

 その、3700人もいる感染疑いのクルーズ船乗客の扱いは、深刻な「トロッコ問題」になってきた。
 船内では感染が広がると同時に、他の病気で亡くなる人も出てくる。彼らを救うためには、一刻も早く下船し、日本国内で隔離、診察、治療、清潔な生活のできる施設に移す必要がある。

 だが、それだけの人を安全に移送し、収容できるだけの施設や人員を、ほんの数日で手配できるわけがない(クルーズ船や三日月ホテルのような豪華客室でさえ文句が出る)。できたとしてもザルである。さらにPCR検査もザルである。工数負担が大きいだけでなく、ウィルス保有者すべて発見できないことが分かってきた。
 したがって、数千人ものクルーズ船客を国内に入れたら、急速に日本中でウィルス感染が広がる可能性が大きくなる。

 クルーズ船の乗客を救うか、日本国民の感染リスクを減らすか。
 まさに「トロッコ問題」である。
 どちらの判断をとっても、批判を受けるのは避けられない。もし、この1~2日内に明確な指示を出せたら、その指導者は称賛に値する。ポエム大臣にはできない。
(クルーズ船が世界一周し各国民をそれぞれの国の港で開放する、という大岡裁きもありうる。あるいは、クルーズ船をそのまま病院船にする。)

                よく見ろ

 われわれ国民にできることは何か。
 覚悟を決めることである。クルーズ船対策などの「水際作戦」は、感染流行の時間稼ぎに過ぎない。いずれ本格的な戦いがはじまる。相手は人類の天敵、ウィルス・細菌である。生半可なことで勝てるはずがない。
 日本人の子孫を残すためには、高齢者は死を恐れてはいけない。 
 このままジタバタ長生きしても、お互いにいがみ合い、殺しあう世は地獄である。それより一気に病気が広がり、亡くなる人は運命だと思ってあきらめる。治った人は免疫ができる。
 どちらが地獄でどちらが極楽か。考えるまでもない。

 もちろん政治はそこまで思い切ることはできない。
 われわれ個人が思うことが重要なのである。最悪の事態さえ想像すれば、何も怖いことはない。少なくとも若い人たちは、感染しても軽症で済むか、知らないうち治癒する。すでにそうなっている可能性もある。若い人たちが騒ぐ必要はない。

 今度の新型コロナ肺炎は、高齢者をターゲットにしている。東アジアの超高齢社会を危惧・修正しようとする、天の恵みと思いたい。無駄な抵抗はやめ、ありのままに生きる。命汚い年寄りは見苦しい。おとなしく、首を洗って待つべきである。
 森林火災で苦しんでいたオーストラリアも、大洪水が発生したおかげで鎮火したという。
 あと少しの辛抱である。急げば野村克也さんと同じ渡し船に乗れる。